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2013/05/29(水) のるての作者として、児童ポルノ法改悪案とどう戦うか
 いよいよ、児童ポルノ法改正案が提出されました。

 私が、どれだけこの問題を扱って来たかは

http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2008&M=5&D=22

http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2009&M=6&D=30

http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2010&M=4&D=2

http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2010&M=4&D=4

 このように初期から日記にとりあげ

 さらに、山田知事が京都府知事選の際「日本一厳しい児童ポルノ規制をする」と公約を掲げた時は、「創作物は入れないでくれ」と直談判

 http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2010&M=4&D=9

 そして、あげくに2010年9月に「非実在少女のるてちゃん」という表現規制を扱ったお芝居もしました

 http://www.geocities.jp/waraino_naikaku/npage/norute.html

 さらに、都条例成立目前の12月に等今日公演を画策も、内容が反社会的であると、一度契約した劇場から上演拒否にあうという事件も発生
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2010&M=10&D=11

 そして、12月、条例成立直前の東京で上演した

 http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2010&M=12

 成立はしてしまったが、戦った。

 そして2年後、それを平田オリザさんんぽ劇場アゴラ劇場に認められて再演した。
 http://warainonaikaku.sitemix.jp/2012norute.html

 名古屋でも、規制に反対するうぐいすリボンさんに呼ばれて公演出来たし、全国ツアーもした
 感想
 http://togetter.com/li/362565

 とまあ、手前味噌ですけどもね、表現規制反対界隈では、それなりに実績を残したと思ってるわけですよ

 しかしながら、それでも所詮は演劇やってるだけです。のるては、合計2000人くらいの人が観たけど、そもそも規制派の人なんて森田明彦教授くらいしか観に来てないわけで、せいぜいお客さんの中の何割かの「どっちでもいい派」の人を「規制は危ない派」に転向させられたくらいで、世の中変わったわけではない。

 結果、またしても、またしても児童ポルノ改正案が(いやもうこう言いたくもないんだけどね、改悪案だし、「児童ポルノ」って単語じたいが問題を見誤らせている。規制すべきは「児童虐待記録物」なわけだ。私だって、子供は絶対に守りたい、「児童虐待の記録」なんて「表現の自由」で許されるもんじゃない、規制すべきだと思う。そして、「児童虐待記録物」といえば簡単に反論出来るわけだ、「漫画やアニメのどこが児童虐待の記録やねん、そもそも実在せんやろ」と)提出されている。

 今回も戦わなきゃならんのかとなると、もう疲れたのですよ。本当に申し訳ないけど、これが去年なら「よっしゃ、のるて再演を前にしてグッドタイミングや」と戦えたわけなんだけども、なんで去年じゃねえんだ。いや、今年になって自民が政権復帰したからだけど、本当野田も下野すんならのるての前に解散しろよ(それなら、安倍ちゃんよりははるかにはるかに精神衛生上マシな谷垣総理だったわけだし)。

 もちろん、「表現の自由」は劇作家にとって一番大事だから、都条例の時のように、反対してくれとお手紙を書いたりとかするべきだし、出版業界とかが反対声明だしたように、演劇関係にも働きかけたり(実は劇作家協会に反対声明出してってお願いしたのは私ですよ)とかすべきなのだが、本当に本当に申し訳ないが、今は結婚式と永田町公演の準備で、規制問題に関わってる時間がない。本当に、あいつら俺が忙しい時期に提出したんじゃね江のか

 こういうとあれだが、「ダンス規制」の方がやりがいがあるのだ。「ダンス規制は」「風営法改正」というゴールがある。改正さえ達成すれば勝てるのだ。しかし、「表現規制」は防衛の戦いだから、勝っても勝っても、規制派が全滅するわけじゃないから、永遠に戦わなきゃならない。こりゃ辛すぎる。

 私はロビイストではなく演劇人なんだから、こんな時こそ、「のるて」を再演出来ればなんだけども、本当に残念がら「のるて」はそう簡単に、その問題が持ち上がったら再演出来る芝居じゃないのだ。そもそも、ツアーをする前提で作った作品じゃないので、登場人物がやたら多く、さらに替えのきかない役者が多い。まず、主演が聖羅じゃないと話にならんのだけど、聖羅就職しちゃったしな。私に、お金さえあれば聖羅を養ってあげれたけど、現状妻すら養えず妻に養ってもらってるし。まあ、これでAKBの誰かが無料でのるてやってくれるとかいうなら、あっさり聖羅は捨てるけど、それでも簡単に出来なさすぎる(その反省から「ツレウヨ」や「風営法」は人数少なく、さらに役者も交代可能な芝居にして、いつ何時再演してくれといわれても出来るようにしたのだ)

 なのでですね、もう「のるてちゃん」は著作権放棄してもいいやと思ってるし、一応一声だけかけていただけたら、色んな人に「上映会」だの「再演」だの「アニメ化」でもしていただけたらと思う。もう、「笑の内閣」では出来ないけど、「笑の内閣」だけで独占して良い作品じゃなく、広く社会のために還元すべき作品だと思うので。いや、ほんまに今の私にはそれしか出来んので,やってちょー


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