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2013/06/22(土) プロレスとしての反省
 で、プロレスとしてどうだったかである。

 やはり、プロレスはしんどい。

 プロレス芝居は笑の内閣にとって本当にのびるきっかけをくれたコンテンツだったが、正直撤退の時期は間違えた。大阪進出を果たしたにせんとでやめておかないとならないコンテンツだったが、2年遅れた。金がかかりすぎる、労力もかかりすぎる、その割に飽きられてる、話のバリエーションがない、普通の芝居でも大概だが、演技部分の稽古が少なくなるため実態以上に下手に見える。よって演劇界からは全然評価されない。面白い、やりがいがあるのは間違いなのだが、労力対効果が低すぎる。名を売るのと最初の受賞はプロレスで果たしたが、その後停滞し、結局次の段階に進む(アゴラとかね)のるて以降、普通の芝居に戻してからだ。
 
 しかし、こんなに楽しいコンテンツを我慢するというのも非常に苦痛であった。しかし、野口が就職し、ちっくが忙しくなり、変わらないのはシモンさんだけ、そんな状況で、「結婚式」を逃したら一生出来んということでやった。

 結果的に言えば、「私の結婚式である事に免じて無理を言う」じゃなかったらとても出来ない公演だった。すでに就職してるレスラーは「結婚式」じゃない普通の公演だったら出てくれなかっただろうし、ちっく、シモン、野口への負担も「普通の公演」だったらそこまでやってくれんかっただろう。スタッフの負担も以下同文。プロレスしてないメンバーもごなえに聖羅に向坂に四方にと(なにより今まで出演してくれてなかった大洋が出てくれたのが嬉しい、禿げてるだけでザビエルに似てると牧師役をしてくれた彼が「富める時も貧しい時も」を「まぶしい時も」と言い間違えたのは本当に奇跡だった)ほぼオールスターが揃った(得に、本宿とどす恋はあんな遠方から)のも「結婚式」じゃなかったら受けてくれなかった仕事だろう。また、公演が3日に渡るとかも無理だった、結婚式ゆえどのみち1回だったわけだし。まあ、今までの「同じカード、同じ試合、同じ結末の興行を何回もやる」というのは「演劇」としては当り前だけど、「プロレス」としてはあってはならないことをしてたのが異常だったわけだが

 興行としても、牧師が出て来ていつくしみふかきを歌ったりって茶番に、瑞慶覧、清水の第1試合は若干長かったが、はじめてとは思えない説得料のある試合。ちっくシモン藤井の第3試合はさすがの安定感で重工で良い。ただそれだけだと玄人向けすぎたところに、浪崎のエキセントリックが入った事で面白い試合になっていた。そして対するメインが高田肥後橋が「演劇」として作っていたため良い対比になって非常に見易かった、由良のかポエラやしゃくなげのスター性も相まって,劇的になった後に、お約束のスローモーションと心の声で私が高田に勝つって茶番でめでたしめでたしになったし。この3つは、まさに各々の試合が勝手に作ってくれて、それが「勝手」だったからこそ、各試合ごとの違いが出来ていて良かった。もちろん、芝居パートを彩ってくれたごなえが素晴らしい、彼女は最高のコメディエンヌだ(後日猿そのものが、「本当にごなえさんとつき合ってたんですか」と聞いて来たか。本当につき合ってたらあんな訳してもらう分けねえだろ、本当に猿そのものである。本当につき合ってた人にもオファーかけたけど返事帰って来なかったんだい)

 そして、私が監修した「クールキャッツ高杉VS岡山名産怪人軍団」は、最近真面目に社会派してる内閣だけど「本当はああいう下らない芝居がしたい」って私の願望を混めた試合だった。本当に、「演劇としてもプロレスとしてもレベルが低すぎる」けど、最高に私が好きな試合である。一言だけの陽樹、キングボンビーメイクなだけの合田、濃茶の尼だけの中谷、そしてまだ見せ場があるこの3人はいいけど、本当にトマトを片付けるだけに来たMコバ、この4人の無駄遣い感は半端ない。三谷映画で中井貴一辺りが一瞬だけ出るような無駄遣いを意識してやったのだが楽しかった。これも結婚式じゃなきゃ絶対受けない仕事だろう。一瞬で負ける伊藤、HIROFUMI、金原もそうだし、まだちゃんとやった髭、上蔀含めて(川崎はどうでも良いけど)この第2試合のメンツだけで公演つくって十分面白い公演になるもん。岡山で桃太郎、ジャージー牛縫うまではいいけど、マスカットをキンタマスカットキルにしたり、ましてトマト銀行や津山30人殺しを出すセンスは、プロレスじゃないと許されんわ。トマトを粗末にしたり、螢の墓や八ツ墓村のパロディとか本当楽しかった。

 しかし、こんなに楽しいプロレスの課題は浮き彫りになった。やっぱり労力が半端ない。労力、金銭面で私一人ではどうにもならん。かといって、主力のシモン、ちっく、野口の4人でも無理。プロレスにはまりまくってる、瑞慶覧、清水のような若手が運営面までやってくれればまだ出来るんだがなあ。お金は、目を覆いたくなるような赤字だが、今回は結婚式てことでみなに参加費出させないってのと、1回しか公演出来なかったのをせめて複数回すれば250は最低はいるんだから入場料収入ももっと入るんだからなんとかなるんだがね。せっかく「芝居部分は、あの程度のスキッドでも成立するし、プロレス芝居にせんでもプロレス興行で良い」とか「4試合あれば十分」とかっていうノウハウも出て来ただけにな。なんとか続けたいんだが


 プロレス芝居やってりゃ売れないけどさ。だからこそ「売れて」1年に1回プロレスを出来るようになりたい。私が中心にやるってのはもう無理だけど、実行委員会形式でみんなが力を出してくれるなら、宣伝と脚本は幾らでもやる。2年後の、内閣10周年には絶対にやりたいんだけど。なんとかならんかなあ


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