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2013/08/28(水) ツッコミ不足のオウム選対
高間響国際舞台芸術祭は、もちろん笑の内閣としても作品を出す。「ツッコミ不在のオウム選対」という作品だ

 あらすじ
 
 1990年2月、オウム真理教は来たる衆院選に25人を出馬ることを提案する。勝てるわけがない戦いに、上祐、村井、早川、石井ら幹部は一致して反対しようと決めるが、いざ教祖を前にすると上祐以外はみんな反対出来なかった。誰も教祖にツッコめない、ツッコミ不足なオウム上層部を描くシチュエーションコメディ

 てことでオウムである。なぜ旬でもない、滅茶苦茶好きなわけでもないネタで脚本を書くか、それは永田町公演の打ち上げで一水会の鈴木邦男さんから、上祐さんとの対談の本をプレゼントされ「高間君オウムで一本書きなよ」と言われ、さらにトークに上祐さんが決まったからである(いつもはテーマ後にゲストを選定するがいつもと逆)。

 なんでそんな「アーテト」として主体性の無いことをしたかというと、やはりこの先「脚本家」として、興味のない分野でも依頼があれば本を書くという練習をしないと行けないからと思ったからである。んなもんここでれんしゅうしてだれが評価してくれんねんて話だが

 さりとて、オウムは全然興味がない分野ではない。我々のような95年に小学校高学年〜中学生だった世代にとってのおうむというのは、心の琴線に触れる存在だった。みんなで歌ったショーコーマーチ、誰が一番高く飛びはねられるか競った空中浮遊。みんなキャラがたった幹部、役職が大臣である省庁制に、ホーリーネーム、まさにショッカーに通じる悪の組織ぽさまんたんでもう小学生が喜ぶツボを完全に抑えている

 しかし、オウムをコメディするのはいいのかって話はある。あれだけの犯罪をした幹部連中を、愉快なお兄ちゃんお姉ちゃんにして舞台に出していいのかとか、私は時事ネタが多いので過去が舞台だとそういうネタを使えないのでどうしても笑える台詞が減る。なにより、信者はみんな麻原に絶対服従なのである、麻原という最大のボケに対して上祐以外ツッコミ無いのである(誰もツッコめないから暴走してしまったわけだし)コメディとしてツッコミがない空間ほど難しいものはない

 さすがに、犯罪謀議部分はコメディで難しいので、みんなで麻原のかぶりものをしている、それだけでコメディの部分を作品にした。短編ですが、お楽しみに


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