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2013/09/20(金)
コメフェス 移動以外は良かった
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国際コメディフェスティバルに行って来た。手錠没収事件、西鉄バススルー事件、そしてまだ詳しくは書きたくない最終日の最強に腹立った事件という移動に胸くそ悪い事件もあったが、まあそっちのクレームは後だ。時間が無いので負けたが、ピーチの連中、自宅まで土下座に来さてやるから覚えておけよ。１００倍返しだ。
とはいえ、滞在中は楽しかった。
うますぎるもつ鍋も食って、木曜日の観光日は、海ノ中道公園と博多湾クルーズもしてこれた。だいたい会場の７３２シアターは彼の家を改造している。なので、宿泊も彼の家の2階である。手塚治虫の作品がたくさんあって、読みまくれたし、かのうとおっさんとドアノブさんと夜中まで馬鹿話が出来て良かった。
かのうとおっさんは、この1年で同じショーケースイベントで３回も一緒になるという遭遇率の高さであるが、今回初めてゆっくり話せて良かった。非常に笑いに対してクレーバーなお二人で尊敬すべき先輩だなと思った。作品も安定の面白さ。たまらん
ドアノブさんは、メンバー平均３０代後半になってから演劇をはじめて、2年目というなんて人生を踏み外してしまったんだというおっさんだった。しかし、作品たるや、シュールな感性がとても若い。最後の自分の靴を舐めたいてコントは、自分で書けないという点でかなり悔しかった。第2回高間響国際舞台芸術祭をやるなら、わざわざ東京から呼びたいと思った。
なにせ宿舎が家だから、その2団体と夜中まで馬鹿話を出来たのが最高に楽しかった。まあ、ほとんど下ネタだったが、うちの若い客演２人も負けないくらい馬鹿話をしてくれて良かった。
このコメフェス、志免町の全面バックアップではない、それどころか主催者のぶんぶんさん個人でやってるようなもんだ。。ぶんぶんさんは大道芸でそれなりの地位がある方である。町から金もでない、移動費は劇団持ち以外だが、それ以外は彼持ち、なのにチケット代をわったものの一部もで我々に出るというのである、大赤字である。つまり彼が、地元を盛り上げたいといってこんな祭をひらくってのは、ハイリスクローリターンどころではない、経済原則でいえば、ありえん。高いチケット代を主催者だから当然と全部懐に納める高間響舞台芸術祭とは雲泥の差だ。
だからこそ、彼には人が集まっているなという、これまた「経済」て観点で言えば、手伝っても何のメリットも無いけど、助けたいって思いで哲だってくれているスタッフがいたし、町の人に好かれている。まず、ワークショップに１０人以上も、子供からお年寄りまで来てくれたのもびっくりしたし、水曜、木曜とも、けっして「多くはない」が思った以上に「たくさん」の近所の人がやってきていた。
この事は素晴らしいと思う。行政がついているなら、なんやかんやもっと地元の人が来るとは思う。ただ、個人の力でなら例え数十人でも価値がある。
まあそういう客席なので、「ウヨっていいとも」「ぷるとちゃん」「もしマル」で受けるかは心配ではあったが、創価ネタ（もしも高校野球部の女子マネージャーが池田大作の人間革命を読んだら）が爆笑したり、けっこう受けて良かった。由良は安定感出て来たし、清水は手抜きがちになる欠点はあるがそれで笑いって結果は出すし良くやった。特に全く似てない斉藤和巳３軍リハビリコーチの物まねをごり押しでやりきったのは偉い。宗岡はとにかく超ど級下ネタ原発擬人化をやりきってくれたのを褒めてあげたい。「制御棒ちょうだい」ではひいてた客が、「（汚染水）漏れちゃう漏れちゃう」までやったら笑ってくれたのは良かった。山下は今回台詞がとんでしょげているが、そこは経験つんでこなれていくしかない。
まあ、案の定、うちとドアノブさんは「意味が分からなかった」と書かれたアンケートもあったが、子供が喜んでくれたのは嬉しかった。
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