|
2013/09/04(水)
非嫡出子 相続差別違憲2
|
|
|
こんなんでは法律婚の意味がないという点に関しては、私は婚姻制度じたい不要、多夫多妻制支持だし、不倫も制裁が加えられるような悪事ではない(いや、そりゃ私も過去つき合ってた人に浮気されて傷ついたことはあるし、されて傷つく相手とつき合ってる際にはしない方がよいとは思ってるけども、刑事罰やその他の社会的制裁を加えるような類いのものではないと思っとる)が、それは人それぞれの考えなので、多くの人にとって婚姻制度維持、一夫一妻制、不貞は民事で(刑事ではなくあくまで民事で)慰謝料は取れる、というのは打倒すべきとまでは思ってない。しかし、相続が一緒=不倫を推奨てのはさっぱり理解出来ない。じゃあなにか、不倫で避妊している人は、子供が出来たときに2分の1から同等になるなら避妊はやめようという人が大幅に増えるというのかね。いや、そうだとしても、それを防ぐなら姦通罪のがまだ理にかなっている。やはり、罪のない非嫡出子に責をおわすべきではない
そもそも非嫡出子てだけで=愛人の子て発想が短絡的である。籍を入れる前になんらかの事情で出来なかったとか、事実婚だとか、不倫の子であっても先妻がが離婚してくれなくてと様々なケースバイケースがある。もちろん、略奪した側がこりゃ極悪だぜってケースもある。しかし、すべてひっくるめて、前提がすべて平等と、前提が生まれによって差別とどっちが正しいか、そんなもの人間といてプライドがあれば前者に決まっている。
そのケースバイケースに関しては、日々の財産管理をしっかりし、遺言を残してもらうしかあるまいて。そもそも夫婦が共同で財産なんてよく出来るなと思う。私は妻を愛してるが、全面的に信頼なんかあるわけない。生活費をともに出す以外は財産は別だ。
また、遺言を書いてないなんてのも信じられない。いや、本当に日本人の遺言の書かないいい加減さはありえん。特に持病もない、私ですら書いてる(といっても貯金はないので、マットはプロレス公演が出来るようにシモンさんにあげてとか、この本は誰が好きそうだから誰それにあげてとか、いちいち細かく書いている)、本妻の子も愛人の子もいてどっちをより愛してるとかあったり、そもそも売却しないとならない不動産とかあるのになにも指定しないとか、まして「家」だの「家督」などを重視するような家がなにも書かない何ぞ無正規人極まりない。正直、私は遺言書を書かないような無責任な人間は相続税100%でいいと思う。財産管理をしっかりしてもし、「まったく知らなくていきなり葬式に愛人の子が来てもビタ一問渡しません」て遺言書を書かせる対策してりゃあ、法定遺留分以外とられるこたない(ちなみに、この規定を改正するなら、セットで法定遺留分を減らすべきだとは思う)んだから、そんんくらい手間惜しむなよ
長々と書いたが、お金の事の手間さえ惜しまなければ、ほとんど問題がない。本当は金も問題ではない。いまだに「妾の子のくせに2分の1も貰えるだけでもありがたく思え」などとぬかす、本当に猿以下の人権意識しかないクズは通用しないということを示す事である。少数者の人権の制限を多数派が決めて言い訳がないのだから、国民の意識と乖離してるというなら国民の意識が間違っている。ゴールは改正ではない、この違憲判決に反発するようなアホを啓蒙する事である。
|
|
|