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2014/12/09(火)
アゴラ公演終了
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感想まとめ http://togetter.com/li/733836 東京公演が終わりました。一昨日は、観光日でなぜか客できたごなえまで交えて、スカイツリー前で相撲をしたり、松島みどりの演説をうちわをあおぎながらみたり、もんじゃを食べたり、雷門前に行ったり、ボードゲームカフェでゲームしたり、韓国公演に向けて大使館や民団に営業に行ったりと楽しく過ごしました。髭だるマンは吉原に行ったそうです。アゴラでは泊まってる間に相撲を取って怒られるなど楽しい滞在(東京の人とあまり喋れなかったのは寂しいが)でした。
と、いうことで来年度はアゴラに落ちたので早くて次は再来年度になる(いや、東京じたいは別な劇場でやる可能性はあるが)東京公演であるけども、とても消化不良です。動員が微減(元々、ツレウヨ時のカウンター勢みたいな、演劇外でまとめて来るような層がいないこと、実質的には3%減なら興行の世界では増減なし扱いだけだし、まじで解散がなければ政界関係者が15人は来たから増えてたともいえるが、地元が東京の黒須が30人くらい呼んだ事を考えたら減ってるともいえる)なのはもちろん、出来も千秋楽が悪すぎて、それまで悪くなかっただけにどうしてしまったんだという感じです。なのに、感動してた役者が居てなあ。千秋楽には感動してる役者が観たいてお客さんは少しいるけど(それなら毎回絶対に泣く上蔀を呼べばいいだけである、しかも今回は毎回数人は居る今回で引退する人も居ない)、ほとんどはこの回しか来れないからこの回に来てるだけであるのだがなあ。
まあ、結局はどちらもまだまだだからである。もっとも尊敬する大川総裁はゲストだから当たり前だけども、この芝居の基になった「福島第一原発観光地化計画」からゲンロンの東さんに上田さん、おなじみの雨宮処凛さんに鈴木邦男さんにスズカンさんに選挙の山さんに立候補の木野内さんに山本太郎ちゃんにと文化面は強さを見せたけども、演劇関係がなあ。アゴラの支援会員も増えたし「コア観劇ジャンキー層」は増えたけど、創作系演劇人や評論系は全然来て頂けなかった。こりっちの準グランプリくらいじゃ全然なのかと。私は正確が悪いので、招待送って人から返信なくて、近くの別の芝居を見に行ったようなツイートが流れて来ると呪われろと思う。なにが足りないのであろうか。
まあ、作品を見ればなにが足りないかって、そりゃ色々あるけど一番は役者が下手だ、演出が古いとかであるし、その通りだと思うのだけども、とはいえ、よその芝居を見てもうちより面白いと思うところなど一つもないし(そりゃ主催してんんだから当たり前だし、自分より面白いところがあれば今すぐ劇団たたんでそこに入る。そもそも自分の芝居は好きだけど他人の芝居好きじゃないしな)、演技が下手だとか演出が古いとかが、なにが問題なのかさっぱりわからん。今回は出演してないので16回全部前から観たけど、「あー、演技が下手だ」とか「あー、演出が下手だ」て不満はたくさんあったが、じゃあ今の私の技量でそれらを改善出来るかっていったらベストを尽くしたし(そりゃ物理的にはもっと練習出来たよ、しかし私はもって生まれた正確を考えたらもうこれ以上稽古は飽きたから出来ない)、16回一度も飽きずに面白いなあと思ったもの。なにが問題かわからん(とかくと問題点はたくさん見えてるから正確ではないんだがあえて書く)
私に取って「演技が下手」とか「演出が古い」とかなんて「たかがその程度で、世界一面白くて取り上げる問題も社会的に重大問題化しているうちが低く評価されるのが腹が立つ」のである(なぜなら、少なくとも取り上げた問題発できた普段演劇を見ない人から、演技力や演出云々言われた事等ないし、つまり普通の人間が見るに耐えうるなら十分なレベルではある)。ちなみに前回までは「たかが舞台装置がないだけで低評価」なのも腹が立ってたのであえて建てた。結果的にすばらしい舞台装置を作ってもらえたが、とはいえ結果的に舞台装置があろうがなかろうが面白さは変わらなかったというのも証明出来たと思う。
私は根本的に「成長」が嫌いだ。最近、妻から「洗濯や食器洗いが上達した」と褒められたが、これは凄く悔しい。「家事が上達して妻に惚れ直される」より「家事が下手なままなのに、それで許してあげる、って妻に惚れ直される」方が嬉しいのだ。自分が上達するなんて、他人にこびてて嫌だ。成長しない、ダメなままで人から評価されないと嫌だ。
なので、やっぱりとにかく勉強して演出も良くして演技力も向上させて、その結果「演技がうまくても、演出が上手くても、面白さ変わらんわ」て言わせたい。そのためにもっと良くしたいと思った。
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