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2014/02/02(日)
フクイチ観光地化計画舞台化について
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と、いうことでご本人から、情報解禁して良いという許可いただいたので書きます。
ツレウヨも終わってませんが笑の内閣今年12月にアゴラでやる公演は「福島第一原発観光地化計画」を舞台化します。
福島第一原発観光地化計画とは、思想家の東浩紀氏を中心に提唱されている、原発事故の風化を防ぐために、フクイチを将来近づいても安全になった段階で観光地にしようという計画です(原発、賛成、反対という話とは別)
3・11以降、原発に対しては色んな表現がありましたが、私は原発賛成、反対どちらにも属したくなかったというか、そもそもまだ賛否保留だし、エネルギー政策がそんな面白いコメディになると思ってない。
しかし、「観光地化計画」はとてもそそられるネーミングである。これには早くも不謹慎だという批判がたくさん来ているようですが、単に「原発跡地保存計画」だったらどうでしょう。それならほとんど反発はないでしょうが、全然面白くない。あえて、「観光地化」という反発くらいそうな名前だからこそ私も興味を持ったわけです。
特に関西では、あの事故がもうなかったことにされつつあるのは、表現者側の問題もでかくてそれは、原発を扱うのは「悲劇」としてしか扱えない雰囲気です。しかし、私は実際はチャラい気持ちでいわきに行ったし、人間はもっと下世話なものだ。だから、「物見遊山」で福島に行くのは、地元の人は腹立つかもしれないけど、入り口としては必要な事だと思うわけです。
てことで、東氏との打ち合わせが旅のメインだったわけですね。近々、このプロジェクトに役者だけでなく、演劇スタッフではなく、計画のスタッフを募集します。とりあえず春先には、浪江や富岡など双葉郡の入れるところまで視察に行く予定です。
あと、3月1日〜7日までは東さんとチェルノブイリに行くツアーもあります。私は本番かぶってていけないけど、たった40万でチェルノブイリの中に入れるのは破格だと思うし、行ってみたらいいと思う
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