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2014/02/28(金)
すべては愛ーだ
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いよいよツレウヨ京都公演の本番である。長いツアーだった。本拠地で最後を迎えられるのは嬉しい限りである。 おかげさんで、ずいぶんと思想劇として評価されてるが、これはあくまで恋愛劇である。単なる恋愛ものにすると恥ずかしいから、愛国心なんぞに例えているけども、恋愛ものが書きたかったのである ツレウヨを書いた時、私は5年つき合った女性と別れて、その間に別な若い子とつき合ってゴダゴダしていた(期間としてはギリギリ二股をかけていただけではない)、まあ結局はヨリを戻して西部講堂で結婚式まであげてめでたしめでたしなので良いのだが、随分とまあ鬱屈もたまったので、脚本でも書いて排泄しておかないとどうしようもなかったのである。
私は別に恋愛なんかしなくても生きて行ける世の中じゃないとダメだと思うし、愛がそんなに尊いこととも思わない。そもそも片思いしない。今、世界一妻のことを愛しているのは、それは7年つきあっているからの蓄積である。確かに妻は世界一美しいが、別に私はブスともつき合っていたことがあるし、巨乳好きなのに妻は貧乳である。なんで好きなのかの理由はいくらでもあげれるが、じゃあなぜゆき枝さんじゃないとダメなのかというと、やっぱり長い事つき合っているからでしかない。
どころか、それ以外の別れた女今でも全員憎い(そーそー、強いて言えば妻は別れた期間も恨んでなかった=うまいことふってくれたのであった。そういう人なので、ヨリ戻していいや結婚していいやと思ったてのはでかいかもね)。ストーカーにならないのはストーキングより演劇や読書や野球観戦や競馬の方が楽しいから暇がないからでしかないし(いや、実際は別れてしばらくたったら、そんなに憎くなくなるというか忘れて暮らしてるからだけど)、事件を見るたび加害者の気持ちがわからんでもないのである。つき合ってる期間愛してなければ憎む事もないわけで、愛なんて無用な執着を産むだけでロクなもんではないことのが大飯かもしれん
なんでね、「ツレウヨ」中では、愛国心を肯定しているけど、やっぱり愛国心も良い事より、ロクなもんでもない方が多いといえる。演劇への愛だって、これまた良い事より、貧乏という不幸の方が招いている、ロクなもんではない
それでも、なんで愛なんかで書いてしまうかというともうこれは業だね。演劇への愛も、日本への愛も、妻への愛も、元カノへの愛も、芝居仲間への愛も爆発してる(してた)時はまあ幸せ過ぎて、いくらツケがでかくても、やらざるを得んのである。
せめても、そのツケを被害が少ないように具現化したのが、ツレウヨだと思って頂ければいい。しかし愛は報われないと、ロクでもない方向に行き、恋愛だと痴情のもつれだの、愛国心だと排外主義だのなるわけで、じゃあツレウヨが報われない(お客さん少ない)だとどうなるかというと、まあ私に演劇界を滅ぼすような実力もないからどうにもならんと思うけど、まあロクでもなくなるよりは、みんな幸せな方がいいかもしれないので、多くの人に見に来てほしいなあ。特に、元カノさんたちには来てほしいなあ、嫌な気分にさせたいてのと仲直りしたい本気で来てほしいての半々で意地で毎回メール送ってるけど、誰一人返事、返しやがらねえからな。無礼な女どもである。わしにムカついてんなら、1回だけ見にくるて仁義切って、二度と関わんなというくらい言うべきである。
本日の予約は閉め切ってますが、明日以降はまだ出来ます。後半のが混雑してるんで、出来れば前半に来てね
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=49951
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