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2014/04/14(月)
福島の魅力を友達に伝えよう
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福島第一原発観光地化計画舞台化計画のワークショップがはじまった
役者は全員つかわん、座学の理解度と演技のワークショップの成果次第だと書いたわいいが、落とせる程人が集まるのかとヒヤヒヤしていたが、ふたを開けてみてびっくり。意外と応募がたくさんある。役者不足で悩んでいた何年か前までが嘘みたい。
うちの劇団がでかくなったから、応募が来るようになったと思いたいところだが、見た事ない人も来てる事から、これは「観光地化計画」そのものに興味がある人が多いという事だろう。
先週の1回目の座学では、概要を説明して今日は、各々参加者に観光地化計画について本やネット情報を見て感想を書いて来てもらった。思ったよりもそれぞれ色んな表現があった。原発について知らなかった感想を書いたり、観光地にこんな施設を作ったらてアイディアを出したり、計画ではなく「思想」として計画をとらえる意見を見たり、広島出身の者はやはり原爆ドームへのこだわりもある。みんなわりと、情報をそのまま「真に受けてない」ところは良かった。
とはいえ、今回の参加者は、程度の差はあれ「楽しそうな演劇だから」だけではなく、「福島行ってみたい」て思う人が来ている。しかし、一般に輪を広げればそんなことはないだろう。演劇人は、たぶん「福島行ってみたい欲」は一般人より強い。実際、行きつけのバーでこの計画をいっても「は?」だし、妻に行きたい?て聞いてみても「別に」なのである。
そこで、次回の座学(4月21日)では @ 今回はなぜ、自分が福島に行ってみたいと思ったのか A 友達(恋人・家族)のうち、現在の福島に行く事に興味がなさそうな人を一人想定して、一緒に行ってもらえるような誘い方を考える(行きたくない理由は自由、面白くなさそうでも、不謹慎じゃないのかとか、放射能が危険すぎると誤解してるでも) B 2036年の未来に、福島に友達を誘うために(観光地化後)どんなものがあったら良いかの発表
を考えて来てみんなで発表してもらいたいと思います。ある程度、演劇経験がある人はAについては、説得エチュード(私が興味ない人役をアドリブでやるので、自分が考えて来た案で説得する)をしてもらいます。
一応、勉強不足でまだ福島では難しいという人は C自分の好きな場所に、そこに興味がない友達を誘うための説得方法
を考えて来て下さい。
ただの遊びではありますが、演劇である以上「福島に滅茶苦茶興味があるキャラが、興味のない人を誘うシーン」という場面は、かなり高い確率であると思うので、出来の良い方法を考えて来た人は、そのまま脚本で使う可能性が高いし、その人はその功績で参加費を減額する可能性もあります。
今日のワークショップに参加出来なかった方も、次回に来たいて人は上記のアイディア考えて来て下さい。あくまで演劇なので、本当に説得力があるより「面白い」優先でいいです、大喜利だと思って気軽に、いや大喜利の方が難しいか。
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