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2014/05/31(土) 内閣POG14−15 高間指名馬 解説 
 わしの指名馬は細かい解説

 アッシュゴールドは説明不要。ドリジャにオルフェ、100%血統。

 トゥザヴィクトリーの子は、退出が弱く牡馬しか走ってないのでちょっと不安ではあるが、いったん今年2歳馬は預からないて方針出した角居が入れた程の器なので、しかも頭数少ないから馬房がたりんから入厩できんとかせずに大事に使ってくれないかなと

 マンハッタンキングは兄弟全部2頭以上。それでいて、あのダメ厩舎小島太厩舎から、ついに一流石坂厩舎に移ったならいけると判断

 コートシャルマンも兄弟全部2勝以上。ストロングリターンはじめ、レッドオーヴァルも大活躍、空胎あけでハーツと相性の良い血統。早期デビューならありあり

 ベルラップは、ハーツ牡馬なら本当はスペリオルラスターのが欲しかったが、こっちはヌーヴォレコルト、ワンアンドオンリーと一緒でダンチヒ持ちで6月デビューで、須貝厩舎のハーツ。これは期待出来る

 フェスタジュニーナは、なんといってもナカヤマフェスタの弟、ステゴ産駒になれた二ノ宮厩舎だし期待
 
 アースライズの母、ライジンククロス産駒は2年連続ネオの牡馬を指名して失敗したが、マンカフェ牝馬に代わって、今度こそ評判いいしで指名

 コンフェシオンは、ダイワメジャーと相性良い血の塊でこれも6月デビュー。母はチリG1馬だし、地味だが良血

 ペニーズフォーチュンは、下河平牧場のディープ×ストームキャット。本来は9位で取れる馬ではないが、このルールのおかげ。ディーブ×派は父キンカメのキロハナ(母ハウオリ)とも迷ったのだが、池江厩舎は豪華ラインナップ過ぎて1敗でもすると干されるのが怖くて会費

 デビュタントも、ストームキャットにさらに間に挟むとよいジャイアンツコーズウェイ。ディープと相性悪いシアトルスルーが入ってるのは怪しいが、それでもキズナに似た血統で、ノースヒルズの評判も上々。期待出来る。サクラサク鵺の12(母方ノーザンクロスはディープにぴったりで、エイジアンウィンズの妹で、エバーブラッサムの全妹、藤原厩舎は魅力だった)と迷ったが向こうは情報が少なく回避
 
 他、指名候補はレッドジェダル(ダノンミルの妹、兄弟全部3勝以上は脅威)、ジャパニーズウィスパーの12(ネオユニ×母父マキャベリアンだが、ダーレーゆえか情報なさ過ぎ)、ウォークロニクル(ジャポケサムソンなどでも未勝利馬無しの母に、ウォーエンブレムならてことで)、ウオッカの12(600キロある全兄は全員否定で、案の定未勝利だったが、シーザスターズ産駒は以外と日本向きなので普通のサイズのこの子はいけるかも)、ベラルディ(ダート王国アメリカで産駒は芝しか走ってないのにリーディングとったキトゥンズジョイ産駒。これは化け物種牡馬かもしれない)あたりも15頭ドラフトならとりたかった面々。もちろん、種牡馬2頭縛りななければディープでもあと5、6頭はとりたいのがいた。

 逆に良血なのに、危ないと見込んだのが、あのレーヴミストラル。あれだけの良血なのに、関係者のコメントがいまひとつに感じる。実はサンデー系しかあわなかった説やあの血特有の折れ易い説をとる。安田厩舎のディープ良血である、レッドベルダは軽すぎ。ヴィーヴルは、関係者が褒めてないので危険説をとった。そして期待の新種牡馬、ハービンジャーは全切り。日本ではデインヒル系は走らない、しかも晩成とみた

2014/05/30(金) 内閣POG13−14 高間指名馬 反省
一応、わしの馬だけは1頭1頭反省。
 1位レーヴデトワールは、3000p近く稼いでラインナップでは一番稼いだのであるが、血統からくる期待値から考えればてんでものたりない。どんな種牡馬でも大物を出すが必ず故障するレーヴドスカーに丈夫なロブロイならと思って指名したが、確かに丈夫だったがそのぶん弱かった

 2位のオルドリンは、初戦でまったくやる気ない走りをしてこりゃダメだと思ったが、ダートに行って急にやる気出したり、その後もやる気がある時とない時の落差が激しい、能力はあるのだがなにぶん馬なので、本気出して種牡馬にならんと童貞のまま死ぬどころか、肉にされるて因果関係を理解出来ないのである。まあ、トレジャーマップの外れ2位で、それより稼いでんだけど

 3位のオルドリンは、1勝はしたがディープ産駒らしくなキレない馬だった。能力は片鱗はあるので、のちオープンまでいくとは思うが、池江がトーセンやサトノを贔屓して調子良い時期に使ってくれなかったのがいたかった

 4位のダイワレジェンドは、ダスカの娘はチチカステナンゴ産駒だから走らなかっただけで、キンカメ産駒なら普通に走るはずだって指名したが普通の弱かった。ダスカは母としてはダメなのかもしれん

 5位のライザンは、これも指名馬だった全兄クライナーヘルツが軽過ぎて弱かったが、こっちは普通に体重があるからと重い指名して、実際2戦目は滅茶苦茶強かったが、2戦目以降はさっぱり。

 6位のシャドウダンサーは、初戦も負けた黄菊賞も3月の500万下も強かったが、京都新聞杯で勝てなかったので結局ダービーに進めず。途中の怪我もいたかったし、角居が過保護に使いすぎた感もある。結局4戦しかできなかったが、皐月賞も実は抽選で出れたしもっと使ってほしかった

 7位のガートルードは、未勝利でジリ貧状態だったが、ダート転向で強い勝ち方をしたので今後ダートで楽しみだが、その未勝利脱出が4月じゃ遅すぎる

 8位のレッドラヴィータは、未勝利戦で惜敗ばかりで、結果的に1000万超えるという(下手に新馬で勝って、2戦目以降掲示板に載れない)より、よっぽど稼いではくれたのだが、なんか未勝利で強敵とばかりあたってて、音無が弱メンツの未勝利選んでくれてればもっと早く勝ってたのになあて惜しさが目立つ

 9位のリラヴァティは、一番稼いだのはレーヴだけどMVPに推したい頑張ってくれた馬である。未勝利脱出まで時間はかかったが、フェアリーS、チューリップSで連続3着。特に、桜花賞前は、その逃げの脚質から、穴党から「あえて、ハープスターを倒すなら前々人気のないリラヴァティ」て声が出て、楽しませてくれた。実はこんだけ活躍したけどまた1勝馬なので、秋華賞も確定してないが頑張ってほしい

 10位のシュタインべルガーは、たぶん6月7月にはダートで未勝利脱出出来るだろうが、ディープ産駒でこんなのひいてる時点で勝てないわな

2014/05/29(木) すき家ストライキについて
結局、すき家ストライキは、大規模なバックレがあったのか、工場で一人が行なっただけなのか、よくわからない結果になったのだが、私は所詮外部の野次馬だし、すき家は不味いと思ってるから賑やかしな意見にしかならないのだけど思うところを書いておきたいと思う。
 私は人類の目標を、無労働→無努力=すべての努力を廃し、楽でやりたいことだけ出来る世の中を目指すべきだと思ってるが、それを達成するまでには(そもそもわしはアホやし達成出来る方法なんか思いつかんが)労働はせざるを得ないので労働しているけども、なるべく楽に行きたいので狂信的労働基準法信者として生きている(つまり、守れないところがバンバン潰れようが絶対に守れてことね、それだと恐慌がおきかねないので、楽に行きたいて考えと矛盾するのだが)。なので、出来るだけよい労働条件で働きたいと思っている。正直ね、芝居のためにフリーターにこだわってるんじゃなくてね、年に2回の公演のために1週間くらい休めて、必ず17時に終業し18時には稽古に行ける正社員がない世の中が間違っているのであります。
 とはいえ、今の、そして過去に働いているところにそれほど不満があった事もないわけで、クレーマー体質なわりに本当に仕事も短期でやめないで(短期で潰れるところは数件あったが)どこも割と長期で続けてるわけですが、仮にですよ。もし、法的に認められない危険業務をさせるとか、バイトに有給を認めないとかがあったらどうするかということですよ。
 ここで、今回のすき家ストライキでも「嫌ならもっと好条件のところにかえればいいのに」て出てくるわけです。なんだかんだ、雇用条件が好転しているようで(反安倍ですがそこは認める。少なくとも外食産業は人手不足で時給があがっとる)、今までの用に好条件にうつれないなんてないわけです。しかし、私に言わせればそれは違う。
 確かに「労働条件の改善」に今回のすき家ストが本当に最適かと言われれば違うかもしれん。あくまで私の感覚ですよ、私の感覚の場合、もし私が勤め先に理不尽な思いをさせられたら「辞める」くらいじゃ済ましたくないのですよ。労働条件改善でも生温い。世間的にブラック企業のイメージを広げてダメージを与えさすくらいせんと気が済まんのですよ。今の私なら、もってる人脈(弁護士と労働問題に理解ある文化人と新聞メディアなどのマスコミ人脈)フル回転させれば、ある程度ダメージ与えられそうな気がするし(もちろん、私にも非がある問題だと無理だけど)、そんなことしても得にならない(さっさと転職した方がお互い幸せ)けどさ。
 まして、すき家には私と違って潜在的に恨まれてたぽいし、もう従業員は「労働条件改善」どころか「やめてどうなろうが知らん」どころか、「積極的にぶっつぶしてやる」レベルになってんのではないかと思う。
 とはえい私は本当は温厚な人間ですので、今の職場でも粛々と仲良く旗r期待と思いますが、まあ一人一人喧嘩売られれば買ったるて気持ちで労働すれば、経営者も舐めた事は出来ないと思いますのでそういうのが大事だと思います。なにより、私が劇団の経営者としてスタッフには最低時給ギリギリで働かせ(拘束じゃなく、家でプランニングしてる時間ふくめたらアウト)、役者にはギャラどころか参加費とってんだから、偉そうな事は言えませんがね
http://keimusho.net/crime/2014/05/29/sukiya-2/

2014/05/17(土) 双葉郡に行って来た

 13日に双葉郡の居住制限地域に行ってきました。

 まだ、行ったうえでの考えをかけません。もちろん思うところはたくさんあるわけですが、まだまとまった文章化するのが怖いので、今日はもう写真と工程表だけ書きます.

 11日に新潟行ってりゅーとぴあみて、新潟競馬場で篠崎愛ちゃんみて、会津若松に宿泊後12日に、栄螺堂と鶴ヶ城を観光し、郡山で浪江から避難している人に取材し、いわきでは7人程取材。湯本温泉の各安宿に泊まり翌日、レンタカーを借りていわき駅を出発

 昨日最後に会った人から絶対線量計を持って行った方がいいと貸してくれたので計りながら北上。まずは、現状の終着駅である広野駅へ。モニタリングポストの線量と、手元のが違うので手持ちはなかなか正確ではないのかなと思う(うっかりだと、手持ちが正しい隠蔽しているとか思ってしまう人がいるだろうなと思う)

 続いて作業員の方々の作業ベースである、Jヴィレッジへ。サッカーの聖地的な場所なので、サッカーの展示も面白いが全国から作業員の方へのメッセージなどがあり読み応えはあった。インフォメーションの人に、どこまで見ていいのか聞いたら、「一応関係者以外お断りです」だったのだけど、それまで何回もすれ違ってので(関係者には見えん格好)気付かなかった、すいません。

 そのまま富岡駅へ。ここは津波の被害が生々しく残っている場所だ。写真のように(さすがに民家をとるわけにはいかないので、工場や車)そのまま残っていた。建物や車や船(岡に上がった船というのはなかなかくる)もぐさっときたが、それより線路に草がぼーぼー(その先に第二原発が見える)に生えてるというのがなかなかきいた。住民を誘導して津波に巻き込まれ殉職した警察官が乗っていたパトカーもみた。丁度、警視庁からの応援の人も一緒に慰霊していた。近くでは除染作業をしている人もいて、邪魔にならないか心配だったが、意外と挨拶をしたら気軽に話しかけてくれた。

 そのまま立ち入り禁止の期間困難区域の境である夜ノ森の桜のトンネル付近に。写真のように道の真ん中にバリケードがはってある。道路は参で数メートルしか離れてないのに手前の家は住めないとはいえ荷物を日中ならいつでも自由にとりに行けるのに対し、奥の家はそれも出来ないというのがなんともであった。そこまで行くと、毎時2・53マイクロシーベルトだった。

 そのまま東京に帰り、2件の取材と別件(劇作家大会の打ち合わせに協会事務所にいったり、週刊現代の記者にお礼や、山田議員とニコ生出演、中学時代の友達と飲みや大学時代の先輩が一日店長してるバーで徹夜など)をすませて京都に帰って来て2晩目だけども、まだこのように行動目録を書くだけで、思いまで書くに至らない。色んな意味で、悔しいさがたくさんある旅だったのだ。

 ただそれによって、東京滞在中に完全にプロットが固まった。福島に行ったからこそ、私には描けない現実がたくさんあって、その中で描ける福島が明確化したので、もう少ししたらそれ含めて書きます。
 

2014/05/09(金) 福島もギャグに出来る世の中に
 福島第一原発観光地化計画舞台化計画のワークショップは順調に進んでいる。予想外に人が来ている。高安さんのワークショップのみて人も多いが、こうも人が集まるもんだとは思わんかった。みんな内心は「福島」に興味があるのだ

 しかし今回の芝居ほど恐ろしい芝居はない。内閣はいつも危険なネタを扱ってますねと言われるが、正直そんなことはまったく思ってない。「表現規制に反対する」「風営法のダンス規制に反対する」「差別と戦う」なんてのは、少なくとも演劇を見るような人間はほとんど賛成である。つまり観劇層からは好かれる事しかしてないんだから、こんな安全なテーマはない。また、そもそも絶対的な正義なんてないけど、私はこれらの3つは正しいと思ってるし、これらは脚本に取り入れる前からコメディだ。「ジャニーズは児童ポルノ」「客を踊らせた疑いで逮捕」「彼女が出来たからデモやめる」なんて面白いじゃないか

 しかし、「フクイチを観光地にしよう」は危険だ。観劇層でも不謹慎だという層はいるだろうから嫌われるし、「観光地化計画」が正義かどうかなんてわしにもわからんし、それだけで笑えるようなシチュエーションも発言もないし難しいのである。

前にも書いた通り、私は「ぷるとちゃん」て原発擬人化コントを書いた以外は、エネルギー問題はなにが正しいかわからんし、どっちの陣営も頭悪いなあてのが多いので、この3年間は演劇で原発問題には関わらないようにしてきた。観光地化こそ(2月4日の日記)、私の下世話な心を免罪してくれることなので芝居にしようと思ったわけだ

 で、美味しんぼの鼻血早々になるわけだが、私はこれは予想外の展開が起きている。いや、放射能が原因で鼻血が増えているというのは、とっくに否定されたことであり、2014年になって、肯定派も否定派も真面目に取り上げるような言説だとは思わなかった。まさにMMRで、「××年地球滅亡だ」「なんだってええキバヤシいいい」を本気で抗議する人がいないのと一緒だと思っていた。

 しかし、凄まじい抗議が起きている。正確には現時点での「美味しんぼ」はまだ鼻血=放射能とはっきり明言していないため、拙速という可能性もないわけないが、その通りであれば完全にデマ拡散なので非難に値するとは思う。確固たる証拠もなく主観で、農産物が食べれない、住めない、病気が云々というのは、事件のニュースをみて誰が怪しいとか、ロクでもない証拠しか出せないのに小保ちゃんを信じてるのと一緒。自分で信じるのはよいが、拡散していいことではない。デマを広げるだけで?自分も騙されたのにて意見もあるだろうが、のは豊川信用金庫噂事件やスマイリーキクチ中傷事件なんかを見てほしいものだ。

 しかし、批判派にも「打ち切りせよ廃刊せよ」というような過剰要求は違和感を思う。石井孝明のリンチ発言は本当に醜悪だ。特に「鼻血が出たなんて聞いたことはない」て反論は反論になってない。実際に鼻血が出て不安に思ってる人にはなんにも通用しない。デマはもちろん悪い事なんだが、論理的にトンデモ論を否定するてのは、私もトンデモ本が好きだから「面白い」ものなんだけども、どうも今の美味しんぼ叩きは「面白くないし、本当に鼻血が出た人からしたら、自分の意見が黙殺された感覚に陥り、「美味しんぼ」はデマ肯定派の聖典になり、雁屋哲は殉教者になってしまう。それでは、ますます危険ではないか

 そんな言論弾圧に見えかねない方法より、「面白い表現」で福島の安全性を訴えたいなと思うわけですよ。笑の内閣は、現状発進力に置いて美味しんぼにはかなわんんけども、しかし面白さでは既に勝ってる自信はある。
であえて、どちらからも嫌われる事を書くと、「美味しんぼの鼻血描写」が、深刻な対立を生み出す風評被害の源ではなく、ギャグになる日が来てほしいなと思うわけです。例えば、はだしのゲンにある広島市内中心地からはずれた場所の住人が、ゲンに対して「ピカがうつるぞ」とい言ったシーンは、中沢さんが体験した当時もゲン発表当時も、「非科学的なデマ」に基づく「被爆者差別」である。なんとか70年経って、そんなアホな言動はなくなった(かどうかは100%はいえんけど)今、例えばうちの稽古場では広島出身の髭ちゃんに触られて「ピカがうつる」「やめろ」てやり取りがギャグとして成立している。もちろん、髭ちゃんが嫌がっていればギャグにならないし、舞台にあげてもギャグになるかはわからない。

 ただ、私は福島の中では、絶対アホな高校生とかは「鼻血ブー」とか「だるいわ、放射能だ」とか「子供産めねえ」とかギャグをやってると思ってる。現時点では、それはメディアでも舞台でも言えない。めちゃいけの阿呆方さんだって、電光掲示板に佐村河内氏の似顔絵で「みなさんの声が聞こえてます」だって、本来は面白いはずだ。阿呆方さんは、本人を傷つけてるからアウトなわけだが、それを不謹慎て結論じゃなく、本人さえ良ければOKな世の中の方が楽しいと思うのだ。

 残念ながらまだ風評被害は続いているのでその道は厳しい。私は、来週原発周辺の富岡町まで行くのだが、そう言ったら大丈夫なのかと言われることもあるのである。特に、近いうちに子作りしたいと言ってるので「その前の仕込んだ方がいいんじゃないのか」と言われた時はちょっと厄介だなと思ったのである。

 なぜかというと、そういう人は「本気で放射能の悪影響をを心配している派」の人ではないからだ。むしろ一部の危険な場所は危険な以外は、しっかり安全は安全て認識している人が多い。ではなぜそういう発言になるかというと、もし子供になにか障害があれば(それはかなり高い確率で放射能以外の原因であるだろうが)あの時いかなきゃて後悔しないかということであった。

 それを乗り越え、「福島を下手に触れない=君子危うきに近寄らず」な場所ではなく、「平気でギャグに出来る場所」にすることが、真の復興ではないかと思い、来週はいってきます。

2014/05/04(日) 中之島出演
 中之島春の文化祭に出演をして来た。

 今回内閣がしたのは「どうなるどうする大阪都、維新の会VS演劇人スペシャル」という討論演劇で、私と木下さんと髭ちゃんが、宮根さん(しゃくなげ)の司会で橋下市長(伊藤さん)と松井知事(由良、3人とも全然似てない)と討論するという芝居で10分討論してるのに、途中で私と木下さんが死んで、その理由が宮根さんが途中で名前を書いたホワイトボードが名前を書いたら死ぬ「デスボード」で、宮根さんが橋下市長と組んで、反対の人を殺していたという真相をニア(みおちゃん)に暴かれるて話で、市長が「(通天閣を中心とした)新世界の神である、大阪のために反対の者を殺す」と主張するが、それに反発した松井知事に裏切られて撃たれて、死神リューク(ヒロフミ)に助けを求めるが、自分の名前を書かれて死ぬという、単なるデスノートのパロディという下らない作品です。笑の内閣は「劇中で人が死なない」「銃を出さない」が信条なのに、それを破ってます。まあ、夜神月=キラの思想を橋下さんの思想=理想のために犠牲も辞さない歪んだ選民思想に例えたコントなのだけども、単にデスノートが好きだったのにやりたかって話です。

 デスノートは古いので受けるか心配だったけども、そもそも3人とも全然似てない時点で笑い取れたし、新世界の神ていう前から(通天閣言うた時点で)笑いとったし、松井知事が撃ったのは驚きの声も上がった(わしは松井さんはなかなかのワル=なにせ八尾のワルだからね、和泉の不良は清原みたいないきがった奴だが、南河内のワルはほんまもん。だから、いつか裏切ると思ってるしね)ので、公演としては成功だと思う。

 てことで、ほかの色んな劇団も見れて良かった


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