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2014/06/12(木)
明日から城崎
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「のるてちゃん」には石原にアグネス、「ツレウヨ」には田母神さんに、平民の竹田さん、桜井(こと本名高田)誠など、わかりやすく言動がギャグそのものののみなさんがいらっしゃってコメディとして楽だったわけですが、「65歳からの風営法」には、明確な悪役(警察だって好きで取り締まってるわけではないとこも多いし、顔になるような悪役が(大阪では、一時期橋下の指示による取締だって陰謀論があったが、反橋下のわしもこれは明確にデマといいます。維新は改正賛成派です)いなかったのだが、この全ダ連の小川副会長ってのは、ようやくわかりやすい悪役としてぴったりだ。このインタビューだけで10分のコントがかけるつっこみどころ満載(面倒くさいし長文になるからあえて書きませんがね)。無知ぶり、偏見ぶり、そしてにじみ出るじぶんの利権を守りたい感。そして見た目が胡散臭い。最高の悪役です。なぜ、もっと前に出てくれなかったのか、あきらかに小川さんをモデルにした役をだしてあげたのにとても残念です http://www.asahi.com/articles/ASG6B6SVKG6BUCVL004.html しかし、4月に福山議員とタクシーに同乗させてもらった時に、今国会で改正いけそうだって話してたので、秋の国会に先送りは残念な限りです。 一方で、児童ポルノ法改正はされてしまいました。最大の懸念だった「漫画アニメら創作物も研究対象にする」のは、見送られた者の、「良い漫画は手塚とか(奇子とかしらんのかね)」「劣悪な漫画は萎縮してもらって構わない」という自分が劣悪な土屋正忠という新キャラも現れたり(彼は、菅直人を破ったのである。「絵を描いたりとかそういうことに政治が口出しすべきではない」といった菅さんと、土屋と表現が好きな人ならどっちを支持すべきかは明白ですね)、一方で橋龍の息子の橋本岳さんは、「科学的に証明されてない(エロ漫画が洋司への性犯罪を助長するかどうか)」ことを根拠に法規制するべきではないて良い質問する等、良キャラも登場していますです。 単純所持による冤罪の懸念があるのに、所持は禁止(だから結局「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの」)てのは意味わからんですね。「児童虐待の結果作成された記録物」を破棄しろってのは、賛成なのですが、やっぱり「児童ポルノ」という名称は変わりません。うっかり持ってて犯罪とか、別件逮捕家宅捜索のための口実とか、貶めるために投げ込まれるとか防ぐためには、京都府の条例で高山先生が提案した事前に指定し破棄命令に従わない場合のみ処罰が良いと思うのだがなかなかいかがなものかであります。 そして、TPPの影響での「著作権物の非親告罪化」これは本当にまずい、アメ公だって「ライオンキング」は明らかにジャングル大帝のパクリなのに、ディズニー大好きの手塚先生の意志を継いだ手塚プロが問題にしなかったら助かったくせにな、著作権者が別にいいっつってんのに、問題にされちゃあねえ、うちみたいにパロディ多い劇団はめんどくせえ というような話を6月14日10時〜、「劇作家大会」の「表現問題シンポジウム」で話します。坂手会長、篠原久美子さん、そして宮台真司さんと4人、私だけ無名。 で、出番は14日ですけども、運営も手伝うので明日から劇作家大会にいきます。城崎なので温泉三昧、たくさん諸先輩に媚売って可愛がってもらうぞ
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