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2014/06/09(月)
福島第一原発観光地化計画舞台化計画募集終了
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2ヶ月間に渡った福島第一原発観光地化計画舞台化計画ワークショップ(脚本が書けて来たので、タイトルは変更します)はいったん本日終了。勉強会と、高安さんの俳優向けワークショップに参加した人の中で、役者希望の人は提出してもらいました。明日から、面接を経て役者参加の合否を出します。たくさんの人が願書を出してくれたので、でかい態度で面接出来て嬉しいですね。足りないとこっちが下手にでにゃならんしな。
今回の芝居、ふだんなら「出る?」「出る!」で決めるような常連さんどころか、絶対に出る劇団員含め2ヶ月という超長いオーディションをさせたのは、みんな下手すぎるから俳優ワークショップ(というか、本当高安さんには稽古始まっても来てほしいですよ、私は音響の事はわからん、照明の事はわからんから音響照明雇ってんだし、演技指導はわからんし演技指導雇って演出だけしたっていいじゃないか、スポーツだって監督と育成コーチは別だぞ)をしたのとと同時に、勉強会が必要だったからである。
前にも書いたが、のるて、風営法、ツレウヨに出た役者の中には、表現規制についてもダンス規制についても在日差別についても全然知らんで演技してた役者もおったわけである。なぜ、それを放置していたかというと、別に無知でも迂闊な言動をしてもそんなたいしたことにならんとタカをくくっていたからである。実際、「石原バカ」「ネトウヨ死ね」てネットに書いて炎上したって、それに怒る奴は最初から見に来ねえし、むしろ炎上上等である。
しかしね、福島はやっぱり気をつけてもらわんとあかんのである。ほんまに迂闊な言動は炎上し、本来味方になってもらえるはず人、見に来てもらえるはずの人を遠ざける。長崎の修学旅行生が、被爆者ガイドに「死に損ないのクソじじい」て言った事件は、まさに事前教育の失敗である。うちの役者はそこまで馬鹿じゃないとは思うが、しかし細々なのはありえる。
なぜなら、私たちは「100%被災地のために芝居をする」わけではない。芝居をしたいからである。芝居が楽しいからである。目立ちたいからである。売名である。極論言ったら、私はオタクじゃないから漫画規制されても実はかまわんし、クラブいかないからダンス規制されてもかまわんし、日本人だから在日差別されててもかまわんからだ。ただ、それは極論でそれらはやっぱり自分と直接利害関係なくても問題だと思ってるから取り上げたわけだし、オタクもクラバーも在日の方々も、まず私の方から打診に行ったけども基本芝居に取り上げてくれてありがとうという受け入れ方をしてもらってたし、あんまり気をつけなくてもいけたわけである。
今回だってもちろん100%売名なわけはなく、純粋に被災地のためになにか出来ないかなて思いは、私もみんなもあるわけだが、そもそも福島から取り上げてくれてありがとうて言われる問題でもないわけである。
私だってどうやったらうまく行く方法があるかまだ模索中だ。この先だってきっと何回は失敗するだろう。だからこそ2ヶ月みんなで勉強してきたので、あとは面接で大丈夫かどうかを判断する。
それで受かったメンバーなら、絶対に受け入れてもらえる作品にする自信はある。なぜなら脚本を書いてるのが高間響だからだ(まあ、だから作品見てもらう前の段階で迂闊なことにならないように選んでるんだけども)。私には邪念もあるけども、純粋に福島を思ってる凡人より、天才脚本家の私の方が役に立つ自信はある(なんかすごいムカつく言い方になってるな、いちおう言い訳しておくと、ここでの凡人てのは誰かを想定しているわけではありませんよ、単に自分の自惚れを書いてるだけよ)
てことで面接して行くので、願書出してる方は私の質問に答えられるように準備して下さいね。いくら演技がうまくても、これはまずい2ヶ月やってても理解出来とらんと思う人は落とすし。一番迂闊な言動してる私に落とされたくないかもしんないけど、それは私が主宰だし勘弁してくれ。
あと、今回、勉強の理解度と演技力で参加ノルマに差を設けていて、今だいたい提示金額を考えてるけど、人にお金を提示するのって楽しんだ。落合の気持ちになれる。将来は、ゼネラルマネージャーになりたいでちゅ。
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