ヒビサマ今日の一言
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2014/07/29(火) ロマンポップ出演のお知らせ
 久々に親友の向坂くんの京都ロマンポップに客演することになりました。あと3週間で本番なのに、今日情報解禁で(当然チラシに名前は載ってない)、練習はまだ行ってないけど。うちの次回作「超天晴!福島旅行」は出演しないので、まだ8月ですが今年私の役者姿を見れるのはラストチャンスです。お盆はとても混むバイト先を休むという大ひんしゅくをかっての出演となります。

 なんか、普通の芝居と違って、舞台美術家の育成のために「舞台装置を先に作って、そこから創作する」という企画らしいです。ぜひ見に来て下さい。そして、わしからチケット買ってくれ

「舞台美術のためのワークショップ公演」

舞台講師:竹内良亮

上演団体:京都ロマンポップ、カメハウス、劇団壱劇屋、ステージタイガー、劇団ZTON

受講生:木下航、黒須和輝(第三劇場)、坂上真里奈(劇団ACT)、阪口皓介(劇団月光斜TeamBKC)、てんま1/2(劇的細胞分裂爆発人間 和田謙二)、永冶緑都(同志社第三劇場)、濱口綺香

ご予約:https://ticket.corich.jp/apply/56470/003/
携帯用:http://ticket.corich.jp/apply/56470/003/

【日時】
8月
15日(金)19:00〜 カメハウス
16日(土)14:00〜 劇団壱劇屋
16日(土)19:00〜 ステージタイガー
17日(日)14:00〜 劇団ZTON

【料金】
前売り:2000円
当日:2500円

【会場】
東山青少年活動センター(創造活動室)

Webサイト:http://butai-workshop-stage.tumblr.com/
《ワークショップの様子を掲載中!》

<舞台美術のためのワークショップ公演>とは・・・。
テーマ【時間】をもとに舞台のプランニングから製作〜仕込み〜バラシまでを行うワークショップです。そして、舞台プランを手がかりに脚本を作り、上演します。脚本や演出に縛られない自由なプランニングと、予測不可能な舞台作品をお楽しみください。

共催:公益財団法人 京都市ユースサービス協会
主催:京都ロマンポップ

2014/07/25(金) 誰かソウルいかね?
 ツレウヨは主演の鈴木ちひろがいわきに帰ってしまったし、身内や主要な反差別カウンターの人たちがほとんど見に来たので再演したところで客が入らんけえしばらくはなしと思ってたのだが、こりっち準グランプリをとったり、朝日新聞の「ひと」や民団新聞に取り上げられ、案外すぐ再演しても客入るんじゃねえかって目算がたち、だったら韓国で公演しようて思い立っている。

 韓国はとても演劇が盛んでレベルも高く、我々が行けるレベルかて話なのだけども、「ツレウヨ」ぜひ見てほしいのですね

 我々は日本のニュースを見てて、韓国の反日暴動とかみて、まるで国中反日なんじゃねえかと思うわけですが、もちろんそんなわけなくて、実際現地にいる人は韓国人も日本人も「ありゃ一部の馬鹿だ」と言うわけです。

 翻って、日本にも在特会みたいなのがいるわけですが、日本でこうなら、向こうでも「日本人はこんなのばっかり」と思われてる恐れもあるわけです。これはもう国恥です。こんな濡れ衣は払拭しなければなりません。「朝鮮人は出て行けとか言ってる馬鹿は、日本でも笑われてますよ」というのを、口で言うより、コメディで見せる方がいいと思うのですね。

 と、いうわけで行きたいと思って、今色んな人に助力をお願いしてるのですが、札幌行って、今度ハムプロがソウルに派遣されて11月に公演をするそうで、それ観に行ったら向こうの演劇関係者も紹介してもらえるとの事で、行こうかなと思ってます。
 
 てことで、一緒にソウルに行く人募集します。たぶん5万もありゃいけるし、他にも一杯演劇見れるし、ソウルも楽しめるし、2泊で行けるしいかない?

2014/07/21(月) バリバリ夕張
次はダークツーリズムについての芝居なので、岩見沢から実家の日高に帰る途中に夕張を回って来た。
 
 北海道に住んでた頃は何度かいったことがあるが、財政破綻してからははじめてである。羽柴秀吉が市長になりかけるくらいにっちもさっちもいってないようで、ゴルゴムに占領された方が栄えていたかもしれない。仮面ライダーブラックをもってしてでも夕張は救えていないのだ

 メロンゼリーが無料で試食出来た夕張メロン城も、「バリバリ夕張」でおなじみの遊園地もしまっていて、わずかに石炭の歴史村は残っていた。ただここは、実際の坑道を歩けるという博物館で、なかなか貴重な体験が出来た。石炭産業にとどめをさした北炭ガス事故の展示も隠さずしっかり出していたので勉強になった(事故現場の慰霊碑も行きたかったが、こちらはしっかり観光地化されていないので、どこかわからなかった)

 幸せの黄色いハンカチのロケ地とかもみたが悲しさいっぱいである。いわきは「石炭」→「ハワイアンズ」で成功してるのに、夕張は「石炭」→「映画&スキー」で思い切り失敗してるし、石炭の歴史を知りたいにシフトするにしても筑豊の方がアクセスもいいし&労働争議も学べる分楽しいしな。メロン熊だけでは弱い。同世代の若手市長である鈴木直道市長の手腕には期待したいところだが、どうしたもんだろう。いや、なんで元住民でもない私が対策考えてんだて話だが

2014/07/20(日) 和解
札幌に行って来た。演劇関係者と飲んだりなんだりしてきたが、メインは演劇部時代の顧問と飲んで来たのである。

 私は顧問の先生を、直接会った人間の中では一番尊敬しているのですが、http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/?Y=2014&M=2&D=16  の日記にもある通り喧嘩をしていたので、まあもう一生和解する事もないと思っていたのですが、これを見て「文句があるなら直接謝罪しにこい」とメールが来たわけです。

 確かに、うちの公演に色々言われた事は怒っていたわけですが、そもそも怒られる原因に関しては本当に今思い出しても恥ずかしいことばかりしてまして私が100%悪いと思っていたわけですから、素直に謝ったところ、急転直下和解することになったのです。私と先生の確執は南空知演劇部関係の方からすると海原雄山と山岡史郎が和解したようなものです。

 もう一生和解はねえやと思って放置しておいたのだが、筋さえ通しておけば和解出来るんであれば、4年前の最初の札幌公演の前にしておけばよかったという後悔ばかりであります。先生には札幌に持って来た3作品見てほしかったし、特にツレウヨ札幌公演動員199人だからねえ、和解さえして先生の都合会えば200人言ってたがな。

 知らなかったのだけども先生はわりと気にしていただいたようで、私の最近の活動履歴も知ってはった(先生は高校演劇界では全国飛び回ってる方だし、手前味噌だが私も知名度は出て来たのでお互い自然と活動が耳に入るというのを加味しても)のである。先生の長い教員生活の中でも、(良い意味よりも悪い意味でものが強いが)印象に残る生徒であったようで、同席してもらった後輩もそれに対して嫉妬してくれたのが嬉しかったのですね。まさに雄山のわかりにくい愛情表現に、ガキすぎる史郎が無用な反発をしていたようなものです。劇団としては、もう札幌公演はこれ以上はいいかなとも思ってましたが、やはりまた見てもらいに来たいのですね。


 もうひとつ、高校1年の時の担任だった地理の先生が2月に亡くなられたのでお線香もあげに行ったのであった。その先生と、教育実習の時にお世話になった世界史の2人は仲が良くて社会科準備室でしょっちゅう時事ネタ談義をしてはったのだが、私は放課後そこに混じるのが好きだった。先生はたぶん日教組には入ってはいたと思うんだが、いはゆる日教組的なイデオロギーに偏らない、もの凄くシニカルでニヒリズム的な時事問題の見方をしていて、政治・経済・社会問題などを一歩引いた形で観る視点を叩き込んでくれた先生なので、先生なくして笑の内閣の時事ネタ路線はなかったといえる。また、高校の大先輩かつ立命OBなので、先生以外に北海道の高校から京都に進学した先生が他にいなかったため、京都に行くための進路相談もしてもらったので、正真正銘先生なくして笑の内閣はなかったといえる。いや、まあこれは東京で劇団旗揚げしてた方が売れてたかもしれんけど(とか、書くから支えてくれる仲間に怒られるのである)

 ツレウヨも見てほしくて正月に電話をかけた時「俺大病患って元気内から札幌には行けんわ」と「どこが元気ないんですか」とつっこんだくらい元気そうな声を聞いて1カ月後に亡くなられたので最後に話せて良かったなと思う。同じクラスだった女子もツレウヨ見て「これは先生の影響を凄く受けてる。見せてやりたかった」と言ったように、本当に見てほしかったなあと思う。

2014/07/19(土) 福島合宿のお知らせ
「超天晴!福島旅行」の参加者が決まったので、8月に実際に福島で合宿を行なうことにした。合宿といっても練習はしない。行程はこんな感じである

8月19日(火)
23時20分 京都発池袋駅行きの深夜バスで東京に
8月20日(水)
6時30分 池袋駅着→ 山手線で東京駅へ移動
7時30分 東京駅発いわき行きバスでいわきへ
10時45分 ガイドさんを手配してバスチャーターでの富岡町(居住困難地域)を訪問
14時半 いったん湯本温泉の旅館にチェックイン
15時 すぐに小名浜へ 19時半くらいまで小名浜を見学
20時すぎ 湯本に戻り旅館

8月21日(木)
朝からスパリゾートハワイアンズで遊ぶ
夕方から 平地区に移動し地元の演劇関係者との懇親会
夜 湯本に戻って旅館に

8月22日(金)
朝 湯本駅前の石炭資料館を見学
昼に解散 各自東京に戻り、深夜バスなり新幹線なりで京都へ

 追加オプション(定員4名)
いわきで解散後→郡山→仙台とバス移動。
 仙台駅でレンタカーを借りて岩手県西和賀町へ。銀河演劇祭で唐仁原演出の芝居を見る。宿泊
8月23日(土) レンタカーで西和賀→北上→遠野→釜石→大船渡→陸前高田→気仙沼→南三陸→石巻→松島→仙台と行って、海岸線の被災状況を観る
 夜 仙台について短距離男道ミサイル(澤野さん、小濱さんはいないけど)の人と飲む → 深夜バスで京都へ
 

 て行程です。

 旅館は大部屋で、蒲団無しなら1泊1000円という格安旅館です。飲み会出来るし楽しそうですね

 東京深夜バスが1万2千円くらい。東京→いわき往復が6400円。ガイド料(バス代込み)がひとり4500円。その他、ハワイアンズとか、飲食とかふくめたら3万くらいで行けます。(追加オプションは+15000円くらいか)。一見高いけど、実際福島まで行ってこれだけ盛りだくさんで2泊3日でそれなら安いと思います。

 被災地に、まるではしゃいでいるかのように、楽しそうな旅行に行くというのは、不謹慎だと思う方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、現地の方の気持ちを逆なでするようなはしゃぎ方で行くわけにはいきませんし、我々がそういうテンションで行けば不愉快になる人もいるかもしれません。しかし、5月に行って、会って来た演劇関係の人とかは「ぜひ楽しみに来て、それが復興につながる」とおっしゃって頂いた人もいます。実際あの光景をあの辺りにして、考えさせられる物がたくさんありました。ですから、ぜひ多くの人と一緒に行きたいと思ってるのです。

 で、実はですね。せっかくバスの定員上25人まで行けるんで、公演参加者じゃない人も連れて行ければと思ってるわけです。すでに、今公演に関係はないけども興味があるといって行く人もいます。私が「福島、観光」をテーマに芝居を書くと宣言してから、私が思っていた以上に「行って見たい」という人が多かったです。じゃあなぜ今まで行かなかったのか聞いたら「その発想がなかった」「きっかけがなかった」という人が多かったのですね。

 となると、ここで音頭をとる人がいるかどうかがポイントなんですね。こんなダメな私ですが、「潜在的に福島に行って見たいと思っていた人を連れて行く」ということが出来たら、それは幸せな事だと思っております。

 もちろんそのコンセプトで言えば、大々的に募集するのがいいのかもしれません。しかし、私にはそこまでは自信がないです。別にディズニーランドでもUSJでも親しくない人を引率するのは無理なのに、まして福島です。知らん人がトラブル起きてケツ拭くのは無理なので、私が「まあこいつならケツ拭いてもいいか」て言えるくらい仲が良い人限定でかつ、いちおう行きたいて意向をもらった段階で話して「こいつはまずい、明らかにただの物見遊山だ」て思ったら拒否る事もあります。そのうえで、一緒に行きたいて人がいたらぜひ声をかけて下さい。一緒に福島に行って見ましょう。でも、ツアーコンダクターする能力はないから、面倒見きれる人だけですよ

2014/07/14(月) おまんこ芸術論
ろくでなし子さん逮捕の件は本当に怒っているのである。

 私は「実在しない青少年への性表現」だの「客を踊らせた疑い」だの、被害者のいない犯罪をアホかいなて作品を書いて来た。今回の「希望者に自分の女性器を3Dプリンターで作成するための図面を送った」ことのどこに被害者がいるのかさっぱりわからない(ちなみに、あまりニュースになってないが、自分のオナニー動画を送った男子高校生が児童ポルノ法作成罪で逮捕されたのもあった。自分で自分に加害したのかアホか)。

 おまんこが猥褻物というのがまた怒っている。みんなどこ通って産まれて来たというのか、みんな帝王切開か、マクベス殺せるんか

 まして、逮捕拘束するのが間違っている。芸術家が、たかが作品が罪に問われる恐れがあるかもしれないからって、逃亡したり作品を怖いて証拠隠滅したりすると思ってるのか。わしは例え殺されても作品はひっこめない。なめとんのか

 自称芸術家てのも、どうやって芸術家と認定するのか。自称とかマスコミ発表させ胡散臭い人間と思わせている。
 
 しかし、ろくでなし子氏の仲間である、北原みのり氏が散々漫画アニメを児童ポルノ扱いする表現規制派であることから、規制反対派の足並みが揃わないことが懸念されたが、けっこうみんなニーメラー牧師の「ナチスが最初に共産主義者を攻撃したとき、私は何もしなかった」の詩の教訓をしみて、「ここは話は別」と味方してるのは心強い。

 北原氏は、表現規制では意見があわないけど、嫌韓のことでは一緒だし(パククニさんから共著である「奥様は愛国」もらったし)、逆に超右な人でも規制問題では共闘して仲良くしてる人も入るし、うちのお客さんは原発再稼働反対派が多いけど、私は限定的賛成やがうまくやってるし、そういう共闘は必要である。

 とりあえず、坂手会長によると劇作家協会言論対策委員会の関西支部長らしいので(非公式)、これは表現の自由を脅かすこおですし協会としても抗議しといた方がいいんじゃないですかね?会長
http://wotopi.jp/archives/7238

2014/07/12(土) WWEみてきた
昨日は、虎本さん、谷屋さん、日呂さんと(ミツルギさんもおった)WWEを観に行って来た。

 最近はきっちりチェックしていないので、ほとんど知らない選手だったが、さすがWWE、知らなくても面白い。

 知らない方に説明すると、本場アメリカで世界一のプロレス団体であるWWEは、もちろんプロレスも凄いのだけど、私は社長であるビンスマクマホンを中心にしょーもない茶番劇(わかりやすく言うと、娘とレスラーがつき合って、怒って別にレスラーじゃないはずの社長がリングにあがるとかを永遠としてる)が好きで、うちの芝居にもずっとそういう、現実と虚実を織り交ぜた茶番をやってきたわけです。

 ただ、今回の日本公演(プロレスなのに、しっかり「公演」と言い切ってるところが素晴らしい)、はストーリーと関係ない純粋なプロレスなので、私の好みと違うなあと思ってたけど杞憂。なにせ、潔く「マイクパフォーマンスに字幕無し」なのに全然問題なかった。言葉無しでも心に響く試合だった。あえて日本人に媚びず、英語で押し通す姿勢が良かったといえる。うちも海外公演はそれでやりきるかな。

 なによりメインは、ハルク・ホーガンの来日である。試合はしなかったが生でホーガンを見たのは感激である。また、KENTAの入団調印式もあった。が、応援ビデオレターがよりによって、「親の教育で発達障害が治る」だの「未だに小保方さんを信じて検証実験に参加させろと指示」するような、頭のおかしい下村博文文部化学大臣でしらけたのが残念だった。どうしても政治家なら馳だろ馳、馳じゃ平議員だから格がっていうなら、森&野田のガチプロレス好き総理経験者だろう、下村がプロレス好きなんで聞いた事ないぞ


http://www.wwe.co.jp/wwelive/index

2014/07/10(木) ハムプロ宣伝
演劇人はたいてい「演劇界に友達がいない」と言うが、確かに本当に友達がいない奴もいるが、たいていはそんなことはない。と、いうわけで、私にも友達はいる。特に札幌にいるハムプロジェクトは、彼ら無しには札幌で公演が出来ない。宣伝してもらうわ、港に迎えに来てもらうわ、受付来てもらうわである。

 ハムプロは私が北海道にいた頃の友人ではなく、ワゴン車一台で全国ツアーをしているのである。それで、5年前に京都に来た時に、知り合ってお互いの都市で公演する時に協力し合っているのである。これがまた、いかれたエキセントリックな芝居をしているのである。昨年は、京都でないのでわざわざ津まで行ったのだが、今年は2年ぶりに来てくれる。なんと、大阪はスルーしてるのに京都ではやってくれるというのがたまらん。大阪、京都の皆さんはぜひともぜひとも見に来て下さい

 札幌ハムプロジェクト
日本縦断興行2014
「サンタめん」
作・演出 すがの公

*会場*
KAIKA(京都市下京区岩戸山町 440 番地 江村ビル2F)

*日時*
8/19(火)19:30
※開場は30分前

*料金*
1500円

*出演*
天野ジロ
彦素由幸
傍島史紀
木山正太

*問合せ*
090-9434-1105
info_hampro@yahoo.co.jp

*チケット予約フォーム*
http://goo.gl/ywuDMk

2014/07/09(水) 西成報告
 東京の山谷と並び、西日本最大のドヤ街として有名な西成区の釜ヶ崎(あいりん地区)は、我々のような不謹慎演劇人にとってはその名を聞くだけでワクワクするところだ。笑の内閣は、かつてプロレス芝居をした時に、インリン様のパロディで「あいりん様」というレスラーを出してひんしゅくを買ったのであった(なるべくひんしゅくを買いたいということで、スタン・ハンセン氏病ってアイディアも出たがさすがにボツにされた)。

 とはいえ、実際の西成についてはよく知らない。スパワールドにいったついでに近くを歩くとかはしたことはあるがである。そんな中、次回公演でダークツーリズムをテーマにするにあたり、制作の前田が西成の街歩きツアーガイドをしている陸奥賢さんに西成をガイドをしてもらい、参加者の勉強の場に使用というアイディアを出して来たので、みんなで行くことになった。

 詳しくどんな案内を受けたとか、なにがあったかは書かない。それはネットに書くのはヤバそうだというのもあるけども、興味を持った方は実際に陸奥さんにガイドをお願いして体験してもらう方がよいと思うからだ。

 ただ、日雇い労働者のおっさんが昼間から酒飲んで路上で寝ているとか、よく暴動が起きるとかあって怖いというイメージを持っている方がいたら、実際意外な程その通りなんだけども、それが「怖い」ではなく「なんか楽しそう」て感じることが出来るんだな。それは陸奥さんのガイドの巧みさもあるし、実際に楽しそうなんだ。

 警察とヤクザと日雇い労働のおっさんの3すくみは、まさに「西成三国志」であり舞台にしたいなあて話の宝庫だった。、実際にその場にいたおっさんにも話しかけられて楽しい会話が出来たし、色々なセーフティーネット施設がたくさんあって「一文無しになっても死ぬ事はねえや、ここなら楽しく暮らせるわ」て希望にもなる。なにより、現存する遊郭、飛田新地の女の子のレベルの高さは歩いているだけでワクワクする。普通の風俗と違って、本当に目の前に座っているのだからパネル修正もクソもない。

 で、楽しかったで終わるのではオバカちゃんなのであるが、明らかに冷やかしで歩いている我々に寛容である事は考えさせられた。遊郭に女子と歩いているというのは→「入る気なし」なわけだし、なんだかんだ演劇人はお育ちが良さそうな見た目なわけで、明らかに好奇心でおっちゃんやヤクザの事務所を見ているわけである。しかし、怒られるわけでもなしという点で、「観光として来られ慣れ」しているのではないかと思った。それでいて、少なくとも私には来る前にあった偏見的な物が、見事に「演劇失敗したら釜ヶ崎やな」て気分になっているのだから、こりゃ大成功なのではないかと思うわけです。立派に観光地ではないかと

 ここから、じゃあ西成と福島はどう違って、どう応用出来るかとかを考えていかないとならないのかもしれんのだけど、まあそれは頑張って脚本かきます。すいません

2014/07/08(火) 在特敗訴
http://mainichi.jp/select/news/20140708k0000e040206000c.html

 と、いうことでめでたく、控訴棄却と相成った。私は傍聴に行ったわけだが、またしても抽選が外れ見れなかった。

 今日は、あの桜井こと高田誠在特会会長が来るということで、これは顔を見といてやりたいし、朝鮮学校支援者は200人くらいにいたのに対し、在特側は20人くらいなので明らかに、こっちに並んだ方が倍率が低いしと、シレっと在特側の抽選スペースで待機していたのであった。ネトウヨと言うと若者のイメージがあるが、くたびれておっさんと派手なねーちゃんがいた。桜井とも1mくらいの距離で会釈。結局、誰一人「こいつ、ツレウヨの作者の高間じゃねえか、なんでこっちに並んでんだ」て言われなかったので、私はまだレイシストどもに顔バレがしていないということである。まだまだ知名度が足りなくて残念である。

 判決は控訴棄却でめでたしめでたし、支援集会→ヨドバシカメラ前の在特の差別街宣に「帰れコール」という市民の義務を果たして帰宅。まあ、正義を愛する一人間としてはこれでヘイトスピーチが沈静化することを、自分さえ売れれば良い演劇人としては、「ツレウヨ韓国公演」が実現するまでは在特会には頑張ってほしいものである。

2014/07/05(土) 貧乏性な東京
4日、5日と東京に行ってきました。

ひとつは、チケットぴあがをバックにつくられた一般社団法人チームスマイルさんが、いわきに劇場を作るという事で、どういった形で被災地との演劇的交流が出来るかの意見交換を

もうひとつは、ツレウヨ韓国公演の実現のため、韓国大使館や韓国公演の経験がある方かに質問に

また、今年の東京公演はアゴラですが、来年度以降使用する劇場の打ち合わせ

 などをしてきました。

 また、宮台さんと松野井雅さんという豪華な昼食をしたり

 新宿の安倍ちゃん辞めろデモに行ったり
 
 ゲンロンカフェに行ったり

 友人とも根こそぎ会って来たりと

 貧乏性なので1回の上京で5個以上なにかこなさないと勿体ないと思うのであった
いいね!

2014/07/02(水) 表現としての自殺
 新宿の焼身自殺未遂の件は、ネトウヨはチベットの高僧の自殺とどう整合性をつけるのかなあと思ったが、まああまり触れないですますのかなと思ったが、なんの理由も示さずに「言うまでもなく同一視するなんて馬鹿げてる」とだけ書いてるのが多かった。言ってくれよ、わかんないよ

 まあ、主張がどうこうというより、「表現としての自殺」というものに考えさせられた。自殺を大まかに2種類あって「もう生きて行く気力がない」のと「表現」だろうと思って、しかしまあ前者はまだ理解出来ないことはない、ほんまに絶望的になったこともあるし、なのだが表現はなあと思う。

 武士の切腹もそうだし、無実の訴えとか、そういう表現としての自殺ってのは、表現者として興味深いことである。「本当は死ぬ気のないリストカット」は、評価を得られるという点では表現だけど、本当に死んじゃったら評価がわからない。私は、とにかく評価が気になって気になって仕方ないので評価を気にしない表現者は不思議である。

 さらに、労力対効果にあわない。1回死んじゃうと、次の表現が出来ないのはもちろんだが、自殺するのは痛い。私は痛い事が嫌いだから、辛い。私がプロレスをしないのも痛いのが嫌いだからだ。積極的に痛い技を出してしかしそれ以上の喜びを得るシモンさんやちっくはすごい感性をしていると思う。

 その点でやっぱり三島の切腹はすごい表現だと思う。思想に共感はしないが、あんなに面白い死に方はない。「自衛隊に決起を促して切腹」は面白すぎる。で、「面白い」て書くと、「馬鹿にしてんのか」て怒る人が多そうだが、とんでもない最大級の褒め言葉である。私にとってなにより重要なのが面白いかどうかである、本当に面白いのためならなにを犠牲にしても良いとは思うからだ。

 その点で、三島切腹以上に面白い自殺の仕方は思いつかなくて悔しいからそれまでは自殺することはないのでご安心を

2014/07/01(火) 解釈改憲の責任は、左派にある
 さて、集団的自衛権が云々いっておりますが、護憲派はなぜワールドカップでコスタリカの躍進をもっと褒めないのかが不思議です。コスタリカは、オセアニアの島国みたいな、百田さんがいうに貧乏長屋と違って、中米というまじやばいとこなのに軍隊がない国なのだから、ぜひコスタリカに優勝してもらって、軍隊がなければサッカーが強くなると主張してほしいものです。

 集団的自衛権に関しては、あえてどうこう申しません。と、いうより今回の件で、集団的自衛権を反対するというのは戦術として違うのです。「解釈改憲するな」の一点です。いや、本当に解釈改憲はまずい。憲法にまったく意味がない。どうしても、よくわからないというならこう考えて下さい。もし私が本当の内閣の長になったら、本当に好き勝手しますよ。それでいいんですかです。

 ですから、余計な事は言わず「正々堂々改憲発議だせ」でいいのです。しかし、あえて書きますね。責任は左派にあります。「発議を出す」のを拒み続けたからです。いや、正々堂々3分の1以上議席とって拒むのはいいんやけど、中選挙区制という制度だったとはいえ、3分の1確保のために逆に過半数を狙わなかった旧社会党が姑息なのです。正直わしは現状でも国民投票で拒んでやる気まんまんですよ。

 私は平和が第一で、正直いいましてね、ホモサピエンスとしてのプライドとして他人を殺すくらいなら殺されてもいいやとも思ってまして、憲法9条1項の理念に賛成していますが、これはひとえに旧社会党が悪いです。自衛隊をつくった時点で、1項を残し2項は改憲すべきでありました。しかし、それを怠り、何十年となし崩し的に解釈改憲で乗り切ったつけです。

 まさに憲法9条と、「風営法でダンス規制」は一緒である。それまでの自民党には良識が会ったから、まあ解釈改憲でもいいやてなし崩しにほっておいた。「どうせ風営法では摘発しないから」て、ダンス=売春じゃなくなってもほっておいた。しかし、自民党がキチガイになったり、警察がキチガイになったりに備えてなかったツケですわ。

 なにより、さっさと憲法9条が改正され、旧社会党にとっての最優先事項が「護憲」ではなく、良識的な左派政党として「社会保障」「労働問題」であれば政権を担えたはずで、健全に自民党と2大政党制として政権交代が出来ていたと思うのですよ。「護憲」を第一にされたせいで、社会保障や長時間労働がおなざりにされてんじゃねえかと思うのですね。それこそ、わしら貧乏人からしたら極論言えば「自分や自分の大事な人がが戦争巻き込まれないなら、他の同胞がどんどん死んでもいいから豊かにしてくれ」なわけです(実際は、巻き込まれない分けないし、いくらなんでも良心痛むから戦争反対やけど)

 それに答えなかったから、弱者休載はかわって公明党が担ったわけですね。これが今の体たらくです。まさに旧社会党の責任です。なにより、「田中角栄」「野中広務」「亀井静香」「鈴木宗男」といった私の尊敬する政治家は、憲法9条さえなければ、社会党から出馬していたと思います。特に、角栄がちゃんと本来の政治思想からは正しい場所である社会党から出ていれば、本当に良かったと思います。彼がライバルの福田赳夫と、自民総裁選ではなく、「自民党総裁福田赳夫」と「社会党委員長田中角栄」として戦ってくれていれば、日本は健全な政権交代が出来る良い国だったと思います。

とにかく、今は集団的自衛権の是非言わない方がいいです。「解釈改憲の是非」だけです。全国民が正しいと思う解釈改憲でも許してはならんことです。「劇団規約がなく」すべてその時の代表である私の気分で物事が決まる「笑の内閣」が政権とった安心して暮らせますか?


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