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2014/07/01(火)
解釈改憲の責任は、左派にある
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さて、集団的自衛権が云々いっておりますが、護憲派はなぜワールドカップでコスタリカの躍進をもっと褒めないのかが不思議です。コスタリカは、オセアニアの島国みたいな、百田さんがいうに貧乏長屋と違って、中米というまじやばいとこなのに軍隊がない国なのだから、ぜひコスタリカに優勝してもらって、軍隊がなければサッカーが強くなると主張してほしいものです。
集団的自衛権に関しては、あえてどうこう申しません。と、いうより今回の件で、集団的自衛権を反対するというのは戦術として違うのです。「解釈改憲するな」の一点です。いや、本当に解釈改憲はまずい。憲法にまったく意味がない。どうしても、よくわからないというならこう考えて下さい。もし私が本当の内閣の長になったら、本当に好き勝手しますよ。それでいいんですかです。
ですから、余計な事は言わず「正々堂々改憲発議だせ」でいいのです。しかし、あえて書きますね。責任は左派にあります。「発議を出す」のを拒み続けたからです。いや、正々堂々3分の1以上議席とって拒むのはいいんやけど、中選挙区制という制度だったとはいえ、3分の1確保のために逆に過半数を狙わなかった旧社会党が姑息なのです。正直わしは現状でも国民投票で拒んでやる気まんまんですよ。
私は平和が第一で、正直いいましてね、ホモサピエンスとしてのプライドとして他人を殺すくらいなら殺されてもいいやとも思ってまして、憲法9条1項の理念に賛成していますが、これはひとえに旧社会党が悪いです。自衛隊をつくった時点で、1項を残し2項は改憲すべきでありました。しかし、それを怠り、何十年となし崩し的に解釈改憲で乗り切ったつけです。
まさに憲法9条と、「風営法でダンス規制」は一緒である。それまでの自民党には良識が会ったから、まあ解釈改憲でもいいやてなし崩しにほっておいた。「どうせ風営法では摘発しないから」て、ダンス=売春じゃなくなってもほっておいた。しかし、自民党がキチガイになったり、警察がキチガイになったりに備えてなかったツケですわ。
なにより、さっさと憲法9条が改正され、旧社会党にとっての最優先事項が「護憲」ではなく、良識的な左派政党として「社会保障」「労働問題」であれば政権を担えたはずで、健全に自民党と2大政党制として政権交代が出来ていたと思うのですよ。「護憲」を第一にされたせいで、社会保障や長時間労働がおなざりにされてんじゃねえかと思うのですね。それこそ、わしら貧乏人からしたら極論言えば「自分や自分の大事な人がが戦争巻き込まれないなら、他の同胞がどんどん死んでもいいから豊かにしてくれ」なわけです(実際は、巻き込まれない分けないし、いくらなんでも良心痛むから戦争反対やけど)
それに答えなかったから、弱者休載はかわって公明党が担ったわけですね。これが今の体たらくです。まさに旧社会党の責任です。なにより、「田中角栄」「野中広務」「亀井静香」「鈴木宗男」といった私の尊敬する政治家は、憲法9条さえなければ、社会党から出馬していたと思います。特に、角栄がちゃんと本来の政治思想からは正しい場所である社会党から出ていれば、本当に良かったと思います。彼がライバルの福田赳夫と、自民総裁選ではなく、「自民党総裁福田赳夫」と「社会党委員長田中角栄」として戦ってくれていれば、日本は健全な政権交代が出来る良い国だったと思います。
とにかく、今は集団的自衛権の是非言わない方がいいです。「解釈改憲の是非」だけです。全国民が正しいと思う解釈改憲でも許してはならんことです。「劇団規約がなく」すべてその時の代表である私の気分で物事が決まる「笑の内閣」が政権とった安心して暮らせますか?
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