ヒビサマ今日の一言
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2015/03/31(火) 鈴木マサホをよろしくです
 昨日は、お世話になっている鈴木マサホ市議の事務所開きに行って(こようと思ったのに時間を間違えていた)きました。
 そこで、お願いです。左京区にお住まいの演劇関係者(じゃなくてもいいけど)はぜひとも、鈴木マサホさんをよろしくお願いしたいのです
 マサホさんとの出会いは2008年、「朝まで生ゴヅラ」と「三国志プロレス」の2本立てをした「笑の万博」の際、ゴヅラは政治の話だからと、ふと思いつきで公演をした西部講堂のある左京区選出の市議会議員に招待状を送ったら、プロレス好きだからって、プロレスの方に来たという縁です。なんやねんと思いましたが、プロレスの交流が続きその後、新日本プロレスの京都大会の時にはチケットを安く譲ってもらったりとかしていました。
 そして、2009年の青少年活動センター有料化問題の際です。若い子は知らんとは思うが、それまで無料だった稽古場が1時間600円になるというのは、もうほとんどの京都の若手劇団存亡の危機だったわけで、市議の知り合いなんてマサホさんしかおらんということでたくさん相談に乗ってもらい、結果青少年活動センターは有料化したものの、代替施設として、今まで同和地区の住民しか使えなかった、いきいきセンターが一般市民にも開放され、そこは1時間100円なので、多くの若手劇団が救われた訳です。
 つまり「マサホー高間ライン」がなければ、今の京都演劇界はなかったといっても過言ではない(いや、過言やけど、舞台芸術協会と東山の中野市議のラインもかなりやってもらえたし、自民党の寺田さんや共産党の富樫さんや宮田さんもかなり相談に乗って頂いたし)。
 その恩返しにと2011年の選挙では私もボランティアスタッフとして活動しました。その後も、松井孝治、福山哲郎両参議院議員をアフタートークで紹介してもらったり、結婚式にも出て頂いたりと、笑の内閣としてとてもお世話になっております。
 しかしながら、マサホさんはお世辞にも選挙に強くはないです。8年前なんか1回落選したものの、当選者が選挙違反で辞職した為繰り上げ当選したくらいです。民主党が好調だった8年前でそれなんだから、今はどうなんだってえ話だ。そして、左京区は今回から定数が1つ減る。大ピンチでござる。
 しかし、上記のように「マサホー高間ライン」の維持は、今日と演劇界において、非常に重要であります。66歳というお爺ちゃんですが、笑の内閣で笑えるので感性は若いと思います。若い頃はベ平連から、ゲバラに憧れてキューバにわたってサトウキビ畑で働いたとかなかなかアンタッチャブルなおっちゃんだそうな。
 私は山科区民で入れる事が出来ないので、左京区は演劇人が多いし、ぜひともぜひともよろしくお願いいたします。
 今回は、ウグイス嬢集めをしてという依頼をされて、うちに出てる女優さんを何人か紹介もしています。選挙期間中は小沢ガールズより強い高間ガールズが左京区を回りますので、それを聞くのも一興です(どんなルートで回るか知らんけどね、4年前は元山岳部だからか花背とか久多とか山間部を周りたがり、選対幹部の人に「そんな人口の少ない地域より、南部をまわった方が票になるだろう」と怒られていた)
http://www.masaho.com/index.html

2015/03/25(水) ゲンロン公演反省
 と、いうわけで妻の実家で静養中(脚本はかけてない)で、1週間たってもう動画みれなくなるので総括をする。酔って迷惑かけたのも、記憶が曖昧なのも辛いが、元々言おうとしたことがほとんど言えなかったのが二番目、そして元々用意してたネタより酔ってテキトーに行ったネタのが面白いのが一番悔しい
 酔っぱらいの印象しかないが、トークを見ていて駄洒落disりがすごいが、記憶がないながらも大事な事も言っている。
 公演自体はわしは下手すぎるし、一番ベストのを出したとも言えないが、無料時間中にも関わらず、ほとんど罵倒コメントがつかなかったのは良かった。正直、よく100分の芝居を30分にまとめたと思う。惜しむらくは、後から映像をみた丸山が自分も行けばよかったと言ってたところだ。丸山は連れて行きたかった。トークには前田が乱入してセーブしてくててればよかったし、今公演とはなんの関係もないけど、向坂がいればよかったなあ。向坂とあずまんなら聞き応えがあったと思う。
 上田洋子さんの、キャバレー演劇の歴史とが今後のゲンロンカフェ公演の可能性についての言及を見て、色々アイディアも出て来た。うちもまた、例えばツレウヨ韓国公演をするならプレとしてしたいし、意外とゲンロン好きな演劇人も多いので、公募型で何劇団か呼んで上演するのも良い。フクイチ関連の書籍にこれの脚本も載せらんないかなあとか、そして福島公演と夢は広がりまする。そして、フクイチに入れるようになったらまずうちがやりたいです。維新派より先に。
 いったん、「超天晴!福島旅行」はとじて「名誉男性鈴子」に行きますけども、これは再演前提で書いたし、福島で、全国の修学旅行に福島を考えている学校でやりたいと思ってます。商売に話あんまり出来なかったんで、書いとくと、上演、執筆、演出、トーク、作詞作曲、なんでもお仕事欲しいです。ニコ生みてなにか感じた方、お仕事下さい。もちろん、幸薄子や、髭だるマンへの仕事も http://live.nicovideo.jp/watch/lv211086553

2015/03/23(月) NOONのピンチ
 健全なクラブであったにも関わらず、風営法で摘発されながら裁判で無罪、風営法改正の中心になっていて、また「65歳からの風営法」の取材や上演でもお世話になった、梅田の老舗クラブNOONだが、今回レイシストの西村幸祐のトークライブを開催することになって炎上したようである。
 抗議した方も、差別デモへのカウンター側(旧レイシストしばき隊界隈の方々)で、そちらも「ツレウヨ」の時にお世話になった人なので、もうわしはまさに板挟みである。
 一番良いのは触らぬ神に祟り無しなのだが、そりゃあ「風営法には絶対に改正してほしい」「差別は絶対許さない」身としちゃあ、日和見してても仕方ない。
 わしも表現の自由は最大限に尊重し、罪を憎んで人を憎まずは原則だが、民間の会場で桜井や西村レベルになるなら、タイトルが「桜井誠の料理教室」とか「西村幸祐の裁縫教室」とかで、本当に当日ヘイト発言0だったとしても、桜井や西村が親しみをもたれるようなイベントを開催すりゃあそれだけで批難されて仕方ないくらいの反社会的な人間なのである。
 金光さん自身元在日だし、クラブカルチャーとレイシズムが相性がよいわけないのだから、詳しく説明すりゃわからないわけないと思うのだが、そりゃあここ数年ずっとダンス規制解除に向けて全力を注いで来たのだから、ここ数年の嫌韓情勢についてわからなくても仕方ないと思う。
 ただこれを、ここ3年のletsdanceの活動の中でも、最大の危機と言ってもいいくらいだとは思うんだな。レイシストのトークをするってのは、クラブ内で大騒音とか、薬で大量摘発とか、暴力沙汰よりヤバい。そこはどう伝えれば良いのか。これ誤るとまじで今までクラブを支援していた層がゴソっといなくなると思う。
 まあ、カウンター界隈の人たちはおっかないのでもうダメかもわからんけど、わしはさこうなったら逆にNOONでツレウヨイベントで凡どど呼んでとかやって雨ふって地固まるにしたいんだけど、それは甘いのかなあ
http://noon-cafe.com/event/『salon-de-velvet』/

2015/03/20(金) 酒で記憶が飛ぶ
と、いうことで帰宅しました。本当に反省しています。別に元から酒が強いて自信があったわけではなく、「倒れるまで飲む前に、飲む気がなくなる」という自制心がずっと働いていたから、ベロベロは何回あっても記憶喪失はなかった。つまり、既に限界超えてたサイゼリヤでは普段なら頼まないんだよな。それが出来た自分が怖い。酒に酔った事、迷惑かけたことではもちろんだが、放送終了後の延長トークも含めてあんな最高に楽しくて楽しくて仕方ない時間の記憶がまばらなことがとても悔しいのです。十分楽しかった、けど記憶さえあればもっと楽しめた晩だった。
 公演中に関しては、音量のミス(ゲネでうまくいった内閣のマイクが、ゲンロンのマイクと混線する事でてんでダメだったし、会場で十分な声だからって放送対応する声量を役者にださせなかった)など、ゲネで出来たkとはいっぱいあったし。
 
 トーク中に関しては、下記のURLでの放送の通りです(すいません、先日芝居部分は無料だといいましたが、生じゃないとそこが無料ではないみたいです)。トークとしては非常に面白いと思います。いや、しかし酷い酷い。駄洒落ばっかり、下ネタ全開、オリザさんや中屋敷さんや藤田さんへのdisり、途中でおしっこにいくわ、代理で出場した髭だるマンにキスするわ、全部酒のせいだとは言いません。盛り上げるためにバンバンいいました。母も乱入してくるし、なにせ自分のトークショーなのに笑える(言った記憶がないシーンがたくさんあるから)のだし、たまに良い事もいってるし、25日23時59分まではみれるし、ぜひ823円かけて、ご視聴ください。
 ちょっと酒の事で本気で本気で落ち込んでいるので、今日はここまでしかかけません。もろくんみんなごめんなさい、東さん上田さんお客様ありがとうございます。また、ゲンロンカフェ公演は絶対にしたいです
http://live.nicovideo.jp/gate/lv211086553

2015/03/17(火) 明日、ゲンロン公演
 ご案内しておりました、ゲンロンカフェ公演、明日18日19時からとなりました。

 もしご都合つきましたらぜひお越し下さい。 


 いよいよ、明日18日19時からゲンロンカフェ公演です。
 
 30分上演する以上に、あの東浩紀氏と対等に話すというのはとても恐ろしいです。昨年、「福島第一原発観光地化計画」を基に作品を作ろうと決意した時には、こんな日が来るとは•••はっきり言います。狙ってはいました。多くの思想家、言論人が登壇しているゲンロンカフェは、意外と東京の演劇関係者は知っているようです。オリザさん、高山明さん、相馬千秋さん、宮沢章夫さん、多くの言論人が登壇してまして、それに勝つ、これはゲンロンカフェという枠組みではなく、多くの若手劇団がある中で、私の知名度は低くて、どうやって戦うか、動員、テレビ、ワークショップ、賞、色んな戦い方がある中で、『上演拒否で炎上事件』「永田町公演」などを得意分野としてきた私には「ゲンロンカフェではじめて演劇」は絶対に手に入れたい称号でした。なので、してやったりです。

 こう書くと本当「福島を利用して自分の利益にしようとしてる」ような、「復興利権やくざ」と変わらんのではないかという自責の念もあります。だからこそ、そんなのどうでもいい、良い作品だからと言ってもらえる作品を作ったと思います。

 そして、その後のトーク含めて十分楽しんでもらえる作品になっていると思います。

 まだまだ席に余裕あります。ぜひ見に来てください

 http://peatix.com/event/74392

 遠方の方は823円でニコ生見てください。

 http://live.nicovideo.jp/watch/lv211086553

 お願いします

2015/03/10(火) 幕が上がる(映画版)感想
 高校演劇OBとして高校演劇が舞台の映画は必見だし、アゴラで公演する時は見に来てくれる青年団の志賀廣太郎さんや、芸能界デビューしても律儀に毎回見に来てくれる吉岡里帆ちゃんも出演してることもあり、ももクロ主演の「幕が上がる」を見てきた。一番良かったのは、黄色の子の父親が天龍だったことです。開始5分で、天龍から、ももクロが生まれるという設定を見せれば、他にどんな「あり得ねえ」という展開があっても、まあ創作物やしなと思えるのという効果的な演出だった(どうせなら「滑舌が悪い」という設定の子の親である方が、説得力が会って笑えたとは思うが)。吉岡さんは、2年生の役だったが、明らかにももクロの5人より可愛いので、ほぼジャージだったり、ださい眼鏡をかけたりしてなんとか、可愛くみせないように演出されていた。
 さて、「幕が上がる」は原作も読んで、 http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/hibisama/
 良かったので妻と見に行って来た。他の演劇仲間もすでにけっこう見に行ってて良かった良かった感動したと言ってるけども、わしは演劇部の子らが、東京合宿中に1個上の先輩が出てる公演をアゴラに見に行って、終演後に面会してる場面で、先輩が自分が在籍していた1年前より目に見えてよくなっている演劇部を見た時の表情にぐっときてしまった。
 わしも3年連続地区落ちして、その翌年に後輩たちが上の大会に行ったので、そのことはすごく良かったなあと思ってはいるけども、同時に私は小さい人間なのでとても嫉妬もしている。その先輩役の女優さんも「後輩たちに活躍を嬉しいと思いつつ嫉妬」が感じられてそこがよかった。冷静に見れば、その先輩は大学1回生の8月でアゴラの舞台に立っているのだから役者としてはかなり有望である。それでも高校3年間で勝てなかったというのは悔しい事なのだ。私も、おかげさんで3年連続アゴラに選出させてもらって(注1)、1年が52週しかない以上、アゴラで出来る劇団は年に最大52劇団。地区予選を突破する演劇部の総数は知らんが、北海道で18くらい、京都で5校なんだから、52以下ってことはないだろう。となりゃあ、アゴラに行く方が上だって言っていいのかもしれんけど、それでも高校時代に勝ち上がれなかったといいのは、絶対の取り戻せないてのをあの数秒で表しているのがぐっときた。プロ野球で十分大活躍した選手がそれでも「甲子園に行けなかったのが心残り」と言ってた記事を読んだ時と一緒の感覚になった。岡山県大会に出て、それで満足して高校で演劇から足洗った妻はのほほんと見てたが。
 もうひとつは、黒木華さんの演技(造形大で森麻子らと同期なのだから、噂は聞いていたかもしれんのだが、ちゃんと認識したのはリーガルハイから)で、原作読んだ時は高校演劇OBとしての認識で読んでいたのだけど、映画版では黒木さんの演じる吉岡先生が教師を辞めて役者に戻ることへの描き方がまたぐっときた。ここ数年、年下の才能があるのに大学卒業でなくなく演劇をやめていった子らを見て来て、彼女らにはたまたま親が金があってリベラルというだけで演劇を続けられているわしにはわからん葛藤があったのだろうなというのと、わしが劇中に出て来る演出家くらい実力があれば彼女らを辞めささずに済んだのになあと思った。まあ、だからって今からカタギの仕事やめて戻ってこいとは言えんが
 まあ、基本的には原作をはしょらんとならんのだから、小説版でここは残してほしかったなあてのがいっぱい削がれてたのは勿体ないが、まあ尺の問題があるからそれはしゃあない。原作からかわっててよかったのは、同地区の強豪校からの転校生の中西さんが「プロ意識が高すぎて、顧問と対立して転校」から「自信をなくして、都落ち」になっていたところだ。こりゃ「ももクロの中に、群を抜いてうまい子がいないから誰をその役につけても説得力がねえ」からの変更かもしれないが、そのことで「結局は、すごい先生と転校生が来たから勝ち上がれた」という「運要素」を少なくしたことにより、「成長主体」の青春映画であり、多くの弱小演劇部に「うちの高校でも見習えば勝てるかもしれん」と思わせる効果があると思う。また、中西さんの転校前の顧問との確執をなくしたことで、完全に悪役がいない映画(演じてる青森中央高校の畑澤先生は、ものすごく悪人面だけど)になり、完全に自分たちとの戦いになってたのもよかった。わしも1年の時に最初に「他校の失敗を望むな」てのは叩き込まれたからね
 もちろん、演劇関係者がにんまりするような小劇場関係者の出演とか、「ウィンタータイムマシンブルース」のようなくだらないネタもたくさんあった。上記のようにライバル校が畑澤先生なので、「修学旅行」や「もしイタ」の映像も入ってるし。静岡の学校でなんでイタコやねんということになっとるけど(妻にじゃあ、静岡ならどんなネタがいのかと聞かれて、最初に浮かんだのが「ISISの踊り子」というろくでもないネタだった。こんなのばっかりやってるからうちは売れんのだ)
 と、いうことで高校演劇OBはもちろん、芝居仲間はどんどん見に行ったらよいと思う。この話はこれで完結してしまっているので、興行成績がよくても「無理矢理2を作ってどっちらけ」、ではなく「連ドラ化して、長い尺でより掘り下げる」方に行ってくれるだろうから安心して見にいってよい。地上波で連ドラ化すれば、演劇部志願者は増え、演劇界発展につながるので、演劇関係者はみんなでフジテレビに働きかけるべきである。5月の舞台版も見に行きたいなあ。チケットとれんやろけど。http://www.makuga-agaru.jp

2015/03/09(月) ヒビサマとジェンダー3 内閣に出て来るキャラは男に都合のよい女ばかり
 「笑の内閣とジェンダー〜内閣の出る女性キャラは男(高間響)に都合の良い女だらけなんじゃないかという自己批判」
 アメトークで、しずかちゃん大好き芸人をしてたが、しずかちゃんはクソビッチだろう。出来杉に色目使いつつ、スネ夫の誘いはのって平気でのび太は切り捨てるのに、秘密道具が出たらそっちに行くうえ、あの年で女友達がいないんだから。
 まあ、これもようはしずかちゃんて、物語の設定上「一人の自立した人間」ではなく「主人公(のび太)の好きな相手であるがゆえにストーリを面白くする装置」なわけだから、仕方ないのだ。そもそも女性をしっかり描く作品ではないからだ(漫画家という明確な目標があるジャイ子は、「一人の人間」として描かれてるけど)
 さて、「名誉男性鈴子」を書く為に、様々なジェンダーの本を読んでいるが、齋藤美奈子さんの「紅一点論」は一番面白い。
 特撮、アニメでジェンダーを論じている本だが、「男のヒーロー」が「科学を元に正義という名のナショナリズムで戦う戦闘馬鹿青年」なのに対し、「女のヒーロー」が主に魔法少女で「魔法などをもとに、恋愛などをモチベーションで戦う色ボケハイティーン少女」であるという比較(98年の本なので、平成ライダーシリーズやプリキュアやまどマギの考察もみたいが)
 正義の組織の女性隊員が、ほとんど役に立ってない、下手すりゃセクハラ要員のお飾りなのに対し(アンヌ隊員や森雪などね)、悪の組織はちゃんと女性幹部が作戦指揮をとってるなど、ドキンちゃんのがいばってるように悪の組織の方がよほど男女平等である(数少ない女性優位組織なエヴァのネルフあのどうしよもない状態だからな、空想軍事組織じゃないとうまくいかないのか)といった指摘など、強引すぎたり基礎設定の誤認もあるが、読み物としてとても面白い。
 しかし、笑の内閣の芝居だって、笑い事ではない。私は男である、内閣に出て来る女性キャラは「男に都合の良い女」ではないのか?ジェンダー的に問題があるのではないかと自己批判してみる。
 なんといっても内閣のヒロインといえばツレウヨのヒロイン「日向あおい」であるが、まあこの女はどうしようもない。彼氏がネトウヨになっても、見捨てずに許してしまうのだから、21なのにすでに「対等な恋人」どころか「聖母」である。聖母といえば聞こえはいいが、別に彼女の力で恋人をネトウヨ思想から脱却させたわけではないので、ただの甘いダメ男好きである。こんな都合の良い女は居ない。「ツレウヨ」は「彼氏がネトウヨになったらどうなるか?という事象を笑う話で、恋愛の葛藤を書いている話ではないから、あおいはまさに装置である」。あおいの親友の真実も合コン三昧で「女なんかしょせん、美容と恋愛にしか興味のない馬鹿」という差別が滲み出てるし、赤田教授は優秀な学者であるが「人を不快にさせる左翼教授」に描いている事により、「女性性を否定して出世した女は嫌な女」という差別が滲みでていると言える。
 福島旅行の江田珠実は演歌を歌う前提で作ったキャラである。演歌ほどアンチジェンダーな世界観はない。珠実も、自分の権力闘争と本命の女の出世のための福島旅行案のために利用される尽くす女である。ラストに自分の策謀も出す等、まだ「あおい」よりは血の通った人間であるが、そもそも彼女は「東京に利用されエネルギーを供給した福島のメタファー」なのだ。仕事への非常さと奔放な男性関係など、わりと自由な思考を持つ牧村の方が、ジェンダー的には良い人物のような気がする。無能=はやめと、放射脳=城之内さんは、そろって「理事長一族」という血縁のみの無能扱いである。
 風営法の、「あぐり」もダンスへの思いという長台詞があるから、まだ自立した人間感はあるが、兄が警察官としての使命より妹を優先させる為の装置感も否めない(蒲生弁護士と、森店長は自立した女性だが)。プロレス芝居シリーズにいたっては、女性レスラーはパンチラ要員だの、悪役レスラーだの、差別のラベリングかてキャラばかりである。
 で、最後にのるてちゃんだが、実はこれが一番良いかもしれん。規制派の阿久根と古谷は馬鹿扱いだが、あそこはあくまでキーではない。主役ののるてちゃんは、いくたのスタンダード魔法少女と違って、「愛の為に戦う色ボケ」ではなく、「表現の自由の為に戦う」社会的な魔法少女である。教え子への理想の教育のため条例と戦う武田先生や、都議として条例と戦う榊原らも、いっぺん仕事一辺倒に見えながらちゃんと自分の趣味も両立しているところが良い。唯一、恋愛要素がある弥生も恋愛はあくまで一部で恋愛至上主義じゃないし。
 と、いうわけで私も男なので、やはり女性は描けてるとは言えんのである。それで、名誉男性鈴子書けるのか?大丈夫か

2015/03/08(日) ヒビサマとジェンダー2 名誉男性列伝
 「名誉男性列伝」
 さて「名誉男性鈴子」。いよいよチケット発売しました。いや、いよいよじゃねえな。情報出したばかりだし。しかし、早割は4月13日(月)まで、お早めに。今回は、大阪での公演なので本拠地である京都と京都の植民地である滋賀県にお住まいの方は、京都滋賀割を実施します。早割なら、2000円、京都滋賀割なら1500円という破格の値段です。ぜひお早めの予約を
 さて、前も解説したけど、改めて「名誉男性」とは、アパルトヘイト時代の南アフリカの(有色人種でありながら差別に加担し白人待遇を得て喜んでる恥知らずな人たちという意味の)「名誉白人」からとった、女性でありながら女性差別に加担する女性から作った造語であるが、どんな人たちか書いていきましょう
 ゆうてしまえば、安倍ちゃんの抜擢する女性大臣である。とはいえ、小渕優子りんや松島みどりんなどはそんなおかしなことは言ってない。つまりまともな方がやめてしまったのだ(新規の上川陽子も普通)、残った3バカが強烈だ
 山谷えり子
 発達障害の原因を親の愛情不足とか母乳の強制とかぬかす、科学的根拠0の親学の信仰。結婚しない女性は欠陥なども問題だが、「ジェンダー教育攻撃」が一番ヤバい。「結婚するまでセックスの知識等教えるな」という主張で、教育現場を攻撃しているが、アメリカの事例を観れば「キリスト教系カルトが強い共和党地盤=性教育をまともに行わない地域の方が、若年層の妊娠率が高いのは明らか」ようは、しようがしまいが勝手にセックスの事は覚えるのだから、「そのかわり絶対避妊はして、望まない妊娠や性感染症は防ごう」て教育が必要なのをまるでわかってない系の馬鹿である
 有村治子
 女性活躍担当大臣でありながら、片親への差別など酷い事ばかり。特に実行中絶への憎悪は酷い。「子供が出来たという言い方がよくない、授かったといわないから家庭内暴力が増えるのだ」とかいうのは意味不明だ。言霊信仰か?
 
  高市早苗
 婚外子相続差別撤廃に際して激怒するとか漫画を児童ポルノと言ったりとか
ころみるとアホに見えるが、高市は実際は「ある程度裕福な家に生まれて苦労せず政治家になった山谷、有村」と違って、実力で成り上がった能力の高い女性である。
 しかし、だからこそ厄介である。「男社会でセクハラをされながらのし上がった」なら、普通なら「後輩の女性たちはもっと楽に成り上がれるようにしよう」というのがまともな人間だが、器が小さいため「後輩の女性も同じく郎をしないと許せない」のであろう。指導的立場に女性の割合を増やそうて案にも「数値を決めた優遇は逆差別だ」とか言うのである
 稲田朋美
 そして安倍ちゃんが一番好きな極右のホープ稲田先生は、「なんでもかんでもDVで断罪すると家庭が壊れる」というようなトンデモないことを言っている。
 
 ここで一息推察 なぜ小池百合子は安倍ちゃんから冷遇されるか
 小池百合子は小泉時代はまさに女性議員のトップとして厚遇され総裁候補にまでなったのに、なぜ安倍ちゃんには冷遇されているのか。ここに「名誉男性」と嫌な女の違いを考える。小池は、ババアのくせにミニスカとか女を武器にしたり、小泉への媚び方などはまさに名誉男性ぽかったが、安倍には媚びてない→故に冷遇さて居る。ところをみると「能力の高いものに媚びる性質の女」だったようだ。小池もそれなりに有能である、なんだかんだいって傑物であった小泉には媚びれても、明らかに馬鹿な安倍ちゃんには媚びれないのだろう。しかし、高市は「有能だろうがなかろうが男社会に媚びれる」から、安倍のような馬鹿にも媚びれる。「能力が高い」と「男社会」が一緒であれば小池も浮上するが、そこが名誉男性との違いである
 
 杉田水脈
 
 名誉男性は自民党だけではない。次世代の党の彼女は「男女平等は絶対に実現しない悪の思想、女性差別撤廃条約を破棄しろ」とか言っている。
 長谷川美千子
 安倍ちゃんがNHKに送り込んだのは籾井と百田が酷すぎて目立たないが、こいつもやばい。「女性は家庭で育児をするのが合理的」とぬかしたが、じゃあなんであんたは家庭にいないで大学教授してんの?
 曾野綾子
 そしてクイーンオブ名誉男性。アパルトヘイト擁護発言をはじめ、女性差別にとどまらず暴言の枚挙にいとまはないが(もちろん、産休否定退職推奨などたくさんしている)、この人はどうも他人が甘え(実際は曽野基準の甘えなので一般基準では甘えではない)るのが許せないようで、災害で批難している人に出さえ「なぜ甘やかすのか。弁当や寝具など配るな」とかぬかすのである。自分は裕福な家で苦労せず育ったのに、なぜ災害被災者への支援ですら許せないのか。もう想像もつかない
 まあ、こういう連中はもうそれだけでコメディじゃん。てことで、今回はこういう言動をネタにします。
 予約はこちら 
 https://www.quartet-online.net/ticket/suzuko

2015/03/07(土) ヒビサマとジェンダー1 鈴子とのるて
 「名誉男性鈴子」と「非実在少女のるてちゃん」とジェンダー
 「名誉男性鈴子」というタイトルは、先に「名誉男性○○」という名前にしたくて、主役の名前を考えたわけだが、それはどこからとったかというと、わしが好きだった「ベトナムからの笑い声」のコント、「魔法少女チヅコ」からとったのである。
 
 そのコントじたい凄く面白かったのだが、「魔法少女チヅコ」という響きがすごく面白かったので、のるてのタイトル名付ける際に「非実在少女○○ちゃん」てとこを先に決めた時に、似た感じで「非実在少女ズスコちゃん」にしたかったのである。
 しかし、魔法少女にしてはスズコというのはあまりに可愛くないとう理由でメンバーから却下され、シアターZOOの隣のホテルノルテからとることになったのである。
 逆説的に言えば、「魔法少女スズコ」が面白かった理由は、「魔法少女」と「スズコ」の相性の悪さからである。ようは濁点が似合わないのだ
 資料として色んなジェンだー論の本を読みあさっているが、その中でも出色の面白さである齋藤美奈子さんの「紅一点論(特撮アニメのジェンダーを論じている本)では、女の子向けアニメは 「魔法使いサリー」「秘密のアッコちゃん」「エスパー魔美」などほとんど濁点がないのに対し、「マジンガーZ」「機動戦士ガンダム」など濁点が多く、小さい頃から「つよそうな名前」と「優しそうな名前」な誘導があるといったことを論じているが、まさに「のるて」はしっくりきて「スズコ」がしっくり来ないというのはこういう事であったのだ。
 なので、今回は「鈴子」という濁点で、男女差別を粉砕しジェンダーを論じるのだ!勿論後付けだがな!

2015/03/06(金) ゲンロンカフェ公演の案内
 
 今日は練習後に、いわき出身社会学者の開沼博さんのトークショーに行って来た。やっぱり年下にみえなかった。主な講演の内容は、福島のスティグマ化(スティグマの意味は自分で調べてくれ)についてだった。確かに今、「福島について語る」ことだけで政治的意味を持ってしまう。「劇団でどっかに泊まり遊びに行く」のが唖まで通り白浜や丹後であれば、「福島」だと「政治的意味(いや、うちの場合は実際に芝居で取り上げるからという政治的意味があったわけだけど)」を持ってしまうのね。下手すりゃ、福島に遊びにいくだけで「東電擁護だ」とか「避難者を傷つける」とか言われかねん。うちはむしろ悪く言えば「福島の特別性をダシにうまいことやった山師」みたいなことをしたわけだが、著作も買って来たのでよく読んで勉強したい。開沼さんは、うちの存在も知ってて、映像みたいと言われたのでお渡しして来た。

 てことで、ゲンロンカフェ公演の練習は本格化。改めて、ゲンロンカフェとは思想家の東浩紀さんが経営する「言論人が登壇してトークショーをするカフェ」です。「言論人が登壇してトークショーをするカフェ」なるものの経営が成立するというが東京の恐ろしいところだと思います。そりゃ、俺は見たい。実際面白い演劇なんて1割だが、面白い人の講演はほぼ100%面白いから打率は桁違いだし、そもそも言論人の話のが好きだし言論人の感想のが聞きたいから演劇関係者より言論人をアフタートークに読んでるんだし(客サービスではない)、ゲンロン友の会の会員になってるくらいだから見たい。しかし、身の回りに定期的に言論人の講演を見に行く人等ほとんど聞いた事がないので、それが成立するってのが凄いなあと思う
 はっきり申しまして昨年、東さんの「福島第一原発観光地化計画」を基に芝居を作ったのは、もちろん第一理由はさんざん書いた通り、前々からいわきに通っていてなにかしら創作したかったところに、その本が面白て創作意欲がわいたからであるが、「あずまんに関わりたい、あわよくばゲンロンカフェに登壇したいという下心がなかったかといえば0になる」それがあれよあれよで見に来て頂いて、登壇どころか、「上演」まで出来るんだから、これほど光栄な事はない。
 今日から開始した稽古は105分の芝居を25分にするというかなりたいへんな作業であったが、見事話が通じるように短く出来たので、わしは天才だという以前に、そもそももっと短く出来たじゃねえかという反省が先に来る出来だったと思う(105分版をOMSに、25分版せんだい短編戯曲賞に出したらさすがに怒られるかなあ?)。ぜひアゴラを見逃した方は特に見てほしい
 そして、東さんとのトークも楽しみである。てっきり「福島について濃密に語る」のかと思いきや、かなり「笑の内閣のプレゼン」的な話として、ツレウヨやプロレスの話もさせてくれるらしいので、ここからなんとか言論人として生きていけないかなあと思うのだけどなあ。正直、作品作るより講演する方が「稼ぐ」という面で観れば、労力対効果が良いからそうやって生きていきたいんだがなあ

 てことで、関東の人は生でみにきて 関東の方は生で見に来て  http://peatix.com/event/74392 

 また、遠方の方むけにはニコ生でも販売が開始しました。当日に課金するのは慌てる事になるので、今のうちにこちらのページからネットチケットを購入して市長予約をしておくのが良いです。生じゃなくても、一週間つまり25日まではみれます。まあ、コメントするなら生だけどね。ニコ生はネトウヨの巣窟だから、反日だなんだとか書かれたら嫌だなあ
http://live.nicovideo.jp/watch/lv211086553
 有料な上、ustreamと違ってまずはニコ生に会員登録しないとならないのでハードルが高いが、落ち着いてやれば決して難しい登録ではない。会員登録はかなり楽である。
 ニコ生ポイントの購入はちょっとややこしくて、クレジットカード決済に慣れてる人なら楽だけども、そもそも演劇人は貧乏でクレジットカードを持ってない人が多いので、そういう人は携帯のポイントを使うか、いったんコンビニで電子マネーを買って来て、その番号を入力するという、ネット番組を購入するのにいったん家の外に行くという面倒くさいことをせなあかんのではあるが、どれもこれも母程度のネットスキルが低い者でも理解出来た(実家で母が観れるように、帰省中にやり方を講習して来た)ので、落ち着いてやれば出来ると思う。パソコンにも旅館のテレビみたいに横に小銭をいれるところがあればいいんだがなあ

面倒な作業量+823円でうちの30分の短編(しかも映像)高いと思われるかもしれませんが、現代の知識人の第一人者である東浩紀氏と、わしの対談ならとても安いと思いますので、遠方の方はぜひニコ生で見てください。

2015/03/04(水) 卒塾公演終わって
 想流私塾卒塾公演が終わりました。無事卒塾しました。誰も留年しなくて良かった。
 
 色んな方から「別に今更、行かんでええやろ」と言われまして、やるからには良い意味で「1年かよってそれかい」という、くだらない作品に出来たと思います。長年やってきた浪崎が「ひびきの作品は、うまい演出でうまい役者がやっててもくだらなかった」「俺たちが下手なせいで不当に低く評価されて申し訳ないとも思っていたが、うまい人が出てても下らなかったので安心した」と言ってくれたので、とても嬉しいです。とにかく、他の塾生がベッドがデーマでたぶん重い作品になるだろうなと思って、わしのくらいあっという間におわったという軽い作品にしようと他の案をけって一番しょうもない作品にしよう(そこは気をつかうところではないのだが企画者目線になってしまうのだな)。「1年いってこんなしょうもないテーマかという壮大なギャグにしたかった」というのもあったし、他の塾生はが多分書きたいことを書くだろうから、負けない為には「あえて別にすごく書きたいものを書かない」で勝負しようと思ったのもある。
 内閣の役者は本当に下手で、私の演出は本当に陳腐なのでよく芝居を見た人に「脚本は良いが、演出がクソで役者が下手」て言われるが、実際は戯曲系の賞は惜しいところですら行った事がないが、演出系の賞は少しはとったことがある。つまり「作品を見ると脚本の方が優れてるように見えるが、戯曲を読むと作品として立体化(正確に言うと「企画」ですな。こりっちの賞は「作品だけの評価なら7位だけど、右翼呼んだりとか前座のばかばかしさとか含めての受賞だとはっきり言われたし」)した方がマシと思われているのである。
 まあ、わしは基本的に自分で演出するので、脚本はほとんど出ハケと台詞しか書いてなくて、ト書きがほとんどないし、橋田ドラマじゃないのだから内心をすべて台詞にしてるわけないので、脚本に書いてない部分は全部口で言って補っているのである。だから「脚本」であっても「戯曲」として読んでもわからんのではないかと思って、「舞台化設計図から、戯曲にし直すにはどうすればよいのか」と「今の本のままで、どれだけ自分の脳内舞台化と違った作品に出来上がるのか」が勉強したいと思って通ったのがあった。
 なので、横山師範に演出してもらって、正一さんと桃子さんに演じていただいて、稽古場ではあえてほとんど書いていた時のイメージを出さないように貝のようにいた。例えば「押し倒す」というト書き一つでも「どれくらいの力で押し倒すのか」というのが、自分の口で演出しないとどれくらい伝わらないのかと実感した(枚数制限があったから、そこのト書きに文字数は稼げなかったのだけど、、今後戯曲として書く時に、どれくらいの修飾語をつければ良いか勉強になった)。生意気言えば、当然私が演出つけた方が笑い取れたと思う台詞だってある。しかし、これは引き出せないやという演出や演技をいっぱい出して頂いて、笑える作品にしていただいたと思う。これは逆に「戯曲上でここまでガチガチにすると、誰が演出してもかわらんくなってしまうから、ここにとどめておくと自分で演出する以上に面白くしておけるというバランス」の勉強にもなったと思う。
 まあ、実際はうちの敏腕制作のルカさんに行ってこいと命令されたからが一番だし、両師範からもはっきり「戯曲賞という作風ではない」と言われてではありますが(いや、これからも出すけどね。56000円もかけたし、これから一生戯曲賞に出す郵送料が56000円もしないし)、塾長の話を聞けて、塾生仲間や出演者のみなさまと楽しく交流出来て、ここ数年では一番動員もあったくらいのお客様に見て頂いてよい経験になったのではと思います。他の作品も面白かったし、よいライバルですなあ。とてもよい公演で、OBとしてまた色んな形で関わってみたいですなあ。来年は札幌遠征中でみれないけど
 最後に塾長から「課長バカ一代」も貰えたし。あの北村想は「課長バカ一代」みたいなバカ漫画も読んでいるのであった

2015/03/03(火) ゲンロンカフェで公演するよ
 3月18日(水)19時から、思想家•東浩紀さんの経営するゲンロンカフェで「超天晴!福島旅行ダイジェスト版&東さんとのトーク」を開催します。
 
 相馬千秋さん、高山明さん、オリザさんとトークをされた演劇関係者
はたくさんいますが、上演が出来るのはうちがはじめてだと思います。東さんの「福島第一原発観光地化計画」をもとにつくった作品という事で、アゴラ公演見に来て頂いて、ぜひゲンロンカフェで公演をとおっしゃっていただけました。

特に、アゴラ公演を見逃した関東の皆様、ぜひ見に来てくんなまし、その他の地域の方はニコ生で購入してくれい。いや、東さんと並んでると出世したみたいですな。たくさん来場したらまたゲンロンカフェに呼んでくれるかもしれんからたくさん来てほしい
 http://peatix.com/event/74392


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