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2015/03/23(月)
NOONのピンチ
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健全なクラブであったにも関わらず、風営法で摘発されながら裁判で無罪、風営法改正の中心になっていて、また「65歳からの風営法」の取材や上演でもお世話になった、梅田の老舗クラブNOONだが、今回レイシストの西村幸祐のトークライブを開催することになって炎上したようである。 抗議した方も、差別デモへのカウンター側(旧レイシストしばき隊界隈の方々)で、そちらも「ツレウヨ」の時にお世話になった人なので、もうわしはまさに板挟みである。 一番良いのは触らぬ神に祟り無しなのだが、そりゃあ「風営法には絶対に改正してほしい」「差別は絶対許さない」身としちゃあ、日和見してても仕方ない。 わしも表現の自由は最大限に尊重し、罪を憎んで人を憎まずは原則だが、民間の会場で桜井や西村レベルになるなら、タイトルが「桜井誠の料理教室」とか「西村幸祐の裁縫教室」とかで、本当に当日ヘイト発言0だったとしても、桜井や西村が親しみをもたれるようなイベントを開催すりゃあそれだけで批難されて仕方ないくらいの反社会的な人間なのである。 金光さん自身元在日だし、クラブカルチャーとレイシズムが相性がよいわけないのだから、詳しく説明すりゃわからないわけないと思うのだが、そりゃあここ数年ずっとダンス規制解除に向けて全力を注いで来たのだから、ここ数年の嫌韓情勢についてわからなくても仕方ないと思う。 ただこれを、ここ3年のletsdanceの活動の中でも、最大の危機と言ってもいいくらいだとは思うんだな。レイシストのトークをするってのは、クラブ内で大騒音とか、薬で大量摘発とか、暴力沙汰よりヤバい。そこはどう伝えれば良いのか。これ誤るとまじで今までクラブを支援していた層がゴソっといなくなると思う。 まあ、カウンター界隈の人たちはおっかないのでもうダメかもわからんけど、わしはさこうなったら逆にNOONでツレウヨイベントで凡どど呼んでとかやって雨ふって地固まるにしたいんだけど、それは甘いのかなあ http://noon-cafe.com/event/『salon-de-velvet』/
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