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2015/03/04(水) 卒塾公演終わって
 想流私塾卒塾公演が終わりました。無事卒塾しました。誰も留年しなくて良かった。
 
 色んな方から「別に今更、行かんでええやろ」と言われまして、やるからには良い意味で「1年かよってそれかい」という、くだらない作品に出来たと思います。長年やってきた浪崎が「ひびきの作品は、うまい演出でうまい役者がやっててもくだらなかった」「俺たちが下手なせいで不当に低く評価されて申し訳ないとも思っていたが、うまい人が出てても下らなかったので安心した」と言ってくれたので、とても嬉しいです。とにかく、他の塾生がベッドがデーマでたぶん重い作品になるだろうなと思って、わしのくらいあっという間におわったという軽い作品にしようと他の案をけって一番しょうもない作品にしよう(そこは気をつかうところではないのだが企画者目線になってしまうのだな)。「1年いってこんなしょうもないテーマかという壮大なギャグにしたかった」というのもあったし、他の塾生はが多分書きたいことを書くだろうから、負けない為には「あえて別にすごく書きたいものを書かない」で勝負しようと思ったのもある。
 内閣の役者は本当に下手で、私の演出は本当に陳腐なのでよく芝居を見た人に「脚本は良いが、演出がクソで役者が下手」て言われるが、実際は戯曲系の賞は惜しいところですら行った事がないが、演出系の賞は少しはとったことがある。つまり「作品を見ると脚本の方が優れてるように見えるが、戯曲を読むと作品として立体化(正確に言うと「企画」ですな。こりっちの賞は「作品だけの評価なら7位だけど、右翼呼んだりとか前座のばかばかしさとか含めての受賞だとはっきり言われたし」)した方がマシと思われているのである。
 まあ、わしは基本的に自分で演出するので、脚本はほとんど出ハケと台詞しか書いてなくて、ト書きがほとんどないし、橋田ドラマじゃないのだから内心をすべて台詞にしてるわけないので、脚本に書いてない部分は全部口で言って補っているのである。だから「脚本」であっても「戯曲」として読んでもわからんのではないかと思って、「舞台化設計図から、戯曲にし直すにはどうすればよいのか」と「今の本のままで、どれだけ自分の脳内舞台化と違った作品に出来上がるのか」が勉強したいと思って通ったのがあった。
 なので、横山師範に演出してもらって、正一さんと桃子さんに演じていただいて、稽古場ではあえてほとんど書いていた時のイメージを出さないように貝のようにいた。例えば「押し倒す」というト書き一つでも「どれくらいの力で押し倒すのか」というのが、自分の口で演出しないとどれくらい伝わらないのかと実感した(枚数制限があったから、そこのト書きに文字数は稼げなかったのだけど、、今後戯曲として書く時に、どれくらいの修飾語をつければ良いか勉強になった)。生意気言えば、当然私が演出つけた方が笑い取れたと思う台詞だってある。しかし、これは引き出せないやという演出や演技をいっぱい出して頂いて、笑える作品にしていただいたと思う。これは逆に「戯曲上でここまでガチガチにすると、誰が演出してもかわらんくなってしまうから、ここにとどめておくと自分で演出する以上に面白くしておけるというバランス」の勉強にもなったと思う。
 まあ、実際はうちの敏腕制作のルカさんに行ってこいと命令されたからが一番だし、両師範からもはっきり「戯曲賞という作風ではない」と言われてではありますが(いや、これからも出すけどね。56000円もかけたし、これから一生戯曲賞に出す郵送料が56000円もしないし)、塾長の話を聞けて、塾生仲間や出演者のみなさまと楽しく交流出来て、ここ数年では一番動員もあったくらいのお客様に見て頂いてよい経験になったのではと思います。他の作品も面白かったし、よいライバルですなあ。とてもよい公演で、OBとしてまた色んな形で関わってみたいですなあ。来年は札幌遠征中でみれないけど
 最後に塾長から「課長バカ一代」も貰えたし。あの北村想は「課長バカ一代」みたいなバカ漫画も読んでいるのであった


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