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2015/04/01(水)
養子をもらうことになりました
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突然ですが、このたび父親になりました。ただし、実の子ではありません。
2週間ほど前、妻と不妊治療について書きましたが、あれは実は1年前の話です。 結婚して2年子供が出来ずに、1年前産婦人科に行きまして、残念ながらうちの夫婦はなかなか子供が出来にくいとわかりました。
そこで、無理に不妊治療はせず養子をもらうことにしました。
養子は養子だとわからないくらい小さい時に貰うことが多いようですが、私たちはあまり裕福ではなく保育園に預ける余裕などもないので、ある程度大きな子をもらうことにしました。
いくつかの児童養護施設をまわりまして、その中で4月から小学3年生になる女の子と出会いました。
彼女は、家庭の事情で親と暮らせなくなりその施設に暮らしていましたが、将来は女優になりたいという夢をもっているそうで、私が演劇をしているということで施設の人が紹介してくれました。
もちろん、うちの劇団の作風は「小さな子に英才教育をする」ようなものではないですし、芸大に行ってきっちり英才教育をするようなことをかんがえれば、むしろもっと裕福な家の養子になった方がよいのでは思い、気が引けましたが、昨秋に妻と二人で彼女の学校の学芸会を見に行きまして、そこで彼女はかぐや姫をを演じていました。そこでの彼女は群をぬいていました。小学2年生ですから、他の子は演技もくそもないのですが、彼女だけは違います。わずか6歳の小娘でありながら、求婚に来る男どもを手玉にとる姿はまさに女優でした。恐ろしい子です。
一気にこの子を育てたいと思いまして、何度か我が家でお試しお止まりも体験し、彼女は我が家を、妻も彼女の事を気に入ってくれました。
奇しくも彼女は、2007年の2月生まれ。そこは私と妻がつき合った月です。彼女はたまたまちょっと違う母親から生まれただけで、我が家の娘になる運命だったのではと思います。
彼女は頭がよくマセているので、笑の内閣のDVDも中身見てそこそこ理解しているようで、出演したいと行っています。5月のはないとしても、秋に内閣の整地である西部講堂か吉田寮で初舞台を踏ませてあげたいと思っています。
つきましては、ぜひとも役者、スタッフ、観客、なんらかの形で娘の初舞台に華を添えてあげてほしいなと思っております。近くなりましたら、またお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします
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