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2006/10/23(月)
●No.679「流星を探せ〜☆!」
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更新 2006年10月23日(月) 撮影 2006年10月21日(土) 機材 Canon PowerShot A60
前回、星空を撮るのに使っていたPowerShot A60、 ついにシャッターボタンが効かなくなっちゃいました<(^^;)>。 (まあ、元々ちょっと調子が悪かったんですけどね) 買値よりも修理費の方が高くつきそうなので、 普通ならこれで”THE END”ってとこなんですが、 一工夫してもう少し働いてもらうことにします。頑張れ > A60
まず、USBケーブルでPCとカメラを繋いでっと、 そんでもって付属のソフトを起動させれば、 はい、「簡易USBカメラ(静止画のみ)」の出来上がりィィィ〜。 これでPCからシャッターが切れます(OK!)。
有線カメラなので少々使い勝手が悪いんですが(笑)、 追加の機能で「長時間インターバル撮影」などが使用可能となります。 今回はこれを使って、2階のベランダから流星の撮影に挑戦してみることにします。 ちょうど10月21日が※オリオン座流星群の極大日でしたから、 明るい流星がタイミングよく流れれば写るでしょう・・・多分。
設定は、ISO200、広角端(35mm)、F2.8、SS15秒、 45秒間のインターバル撮影、総枚数400枚、PCにのみ画像を転送、 ・・・とまあ結構適当ですけど、こんなところかな? これで1時間当たり80枚、5時間の間、自動で撮影を繰り返すことになります。 インターバル45秒間の内訳は、 撮影15秒→ノイズリダレクション15秒→PCへの画像転送・書き込み15秒です。 転送・書き込みはもっと速いんですけど、余裕を持って15秒間空けました。 計30秒は完全なブランクになりますが、まあこのくらいは仕方が無いでしょう。 セッティング後はカメラを夜空に向けて寝ちゃいます。グースカピ〜♪
・・・で、結果ですけど、かろうじて写っていたのはこの2枚だけでした、ショボ。 こんなのノイズかゴミじゃねーのぉ〜、とか言われそうですけど、 ※放射点(輻射点)の方向を考えると、 この2つの光跡はオリオン座流星群に含まれる流星と思われます。
※「オリオン座流星群」 10月中旬〜下旬頃に見られる流星群。 母天体はハレー彗星で、彗星が残した塵が流星となって降り注ぎます。
※「放射点(輻射点)」 流星群に含まれる流星は、ある決まった位置から放出されるように見えます。 これが放射点(輻射点)と呼ばれるもので、 オリオン座流星群の場合、写真ではオリオン座の左側上方、 オリオンの振り上げた右手の肘の横の辺りが、放射点になります。
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