独り言の宴会場2004
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2004/01/09(金) やる事いっぱいいっぱいです…【緋川諒一】
大学が始まって二日目にして実質上お休みと言うこの非合理さ。
そう、僕の場合、単位認定なる物をしまして金曜日はお休みなのです。
でも、やる事は沢山あります。
何せ僕のような理科が苦手な理系は大変です…。
結構偏食家です。化学と物理は好きじゃないくせに、数学と生物は好きとか言う辺り。
そして、プレゼンテーションの準備もあるし、心理学のプリントetc.

しかし!
今日が何の日か知っていますか?
今日は…今日は…

「Dr.コトー診療所特別編」の放映日ですよ、皆さん!

明日と二夜は、もう絶対チェックですね。
本当に好きです。このドラマ。
僕的には、コトー先生こと五島健助医師が魅力的です。
しかも、色々共感出来る…。
運転免許持ってなかったり、船に酔ったり、二浪してたり…
僕と一緒ですからねぇ。
免許はですね。僕の家に車が無い辺りから、必要性を感じないのですよ。
我が家の大黒柱である父が、免許を取っていないので。
更に、我が家の立地条件が
駅から徒歩8分。時々走って5分(夏風が測量したらしい)なので、車使わなきゃ困ると思った事が無いのです。
更に言うと、僕は乗り物酔いをします。時折、体調が悪いと電車でも酔ってしまいます。
…将来を考えれば、免許は必要かもしれないんですが、どうも、これらの点から取る気がしないのです。
あ、脱線してしまいましたね。
えっと、Dr.コトー診療所はとても良いです。
原作も良いのですが、ドラマは内容と言い、その景色と言い素晴らしい限りです。僕は第一回の時点で観る気が無かったのですが、冷やかし半分で第一回くらい見てやろう、と思って観始めて
看護士の星野彩佳さんの海辺を歩くシーンに魅了されてしまったのです。
このシーン、彼女を黄金色に輝く海が縁取って、シルエットだけの彩佳さんが…

『目の前には夕陽を浴びて黄金色に輝く海が開けていた。その海と融け合うように戯れる一人の女性の後ろ姿が僕の視界に飛び込んできた。金色の海と燃える夕陽に照らされた白いワンピース。潮風に遊ばせている漆黒の長い髪。黄金と朱に包まれたその姿。僕は自然の美しさと調和しているその人をただ見つめていた…』

僕がその少し前に書いた小説の一部ですなのですが。
これと完全に重なってしまい、もう心が騒いで騒いで大変でした。
こうして、最後まで観た後、次も観ようと意気込んでしまった訳です。
勿論、その時にはコトー先生の世界に魅せられていました。

僕はマンガの原作をドラマにするのがあまり好きではないのです。
原作のイメージが役者によって壊されるのが許せないので…。
反対にアニメ化は許容範囲です。
それは、視覚的なイメージは壊れないからです。…まぁ、聴覚的なイメージは壊れる事が多々ありますけれど。
とりわけ、Dr.コトー診療所のような作品は、内容が内容だけに不自然になり過ぎるのでは。とか、思う訳です。
でも、今回は良かったです。
スタッフさんが良かったのでしょう。役者さんが良かったのでしょう。
とても良い出来でした。矢張り原作とは違う感は拭えないのですが、それでも完成度が高いと言えます。
余談ですが、賛否両論あった動物のお医者さんについても、あれはあれでドラマ独自の面白さを醸していた気がします。

医療ドラマと言うと「白い巨頭」や「ブラックジャックによろしく」などと騒がれています。でも、だからこそ「Dr.コトー診療所」のような作品は重いと思います。
「ブラックジャックによろしく」も、患者を考えようとしているのかもしれませんが、私から見ると中途半端に見えてならないのです。
こんな中途半端な人にブラックジャックによろしくとか言う資格があるのですか…?
と、僕は思ってしまった訳です。
因みにドラマの完成度があまり良くなかった気がします。キャスティングにミスがあったのでは。

因みに、コトー先生の科白に
「病気を見ずに、人を見ろ!人が人を治すんだ」。
が、あります。この科白にズシッと重さを感じてしまったのは私だけではない筈。

これって慈恵会医科大学の創始者であられる高木医師の言葉
「病気を診ずして病人を診よ」
と同じです…本当に、これは重い言葉だと思います。

と言う訳で、今晩が楽しみです!


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