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2004/10/25(月)
やっとですが【夏風馨】
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『運命は地平線の彼方に −本当に大切な日−』をアップしました。 はぁ……久々の小説のアップは疲れた。 と言う訳で、感想待ってます。
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。 世中にある、人と栖と、又かくのごとし。 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、いやしき人の住ひは、世々を経て、尽きせぬ物なれど、是をまことかと尋れば、昔しありし家は稀なり。 或は去年焼けて今年つくれり。 或は大家ほろびて小家となる。住む人も是に同じ。 所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。 朝に死に、夕に生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似りける。 不知、生れ死ぬる人、何方より来たりて、何方へか去る。 又不知、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。 その、主と栖と、無常を争ふさま、いはゞあさがほの露に異ならず。或は露落ちて花残れり。 残るといへども、朝日に枯れぬ。 或は花しぼみて露なほ消えず。 消えずといへども、夕を待つ事なし。
突然ですが『方丈記』です。鴨長明です。 今日、ずっとこの言葉が頭を過ぎっていました。 何故ですかねぇ。 取り敢えず、疲れたよ……。
なのに、なのにっ!! 癒しの時間が奪われました! くっそぉ〜、日本シリーズめっ! 小田さんの『月曜組曲』を返せーー!!!!! 被災情報のせいなら仕方ないけれど、野球で潰れるなんて……うわわわぁぁああぁあぁぁぁあぁぁんっ!!
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