独り言の宴会場2004
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2004/05/02(日) 真相は如何に【夏風馨】
夜、友人からこんなメールが来た。

辛い情報ですが知り合いの娘の友人のお母さんが横浜Sでイラン人に切符の買い方を教えてあげたら
「あなたは親切な人なので良いことを教えてあげます。ゴールデンウィーク中は六本木とランドマークには近づかないようにテロが起きます。」
と言われたそうです。恐くなって警察に行ったところ、テロ組織のリストを見せられて、なんとその人がリストに乗っていたそうです。皆さん十分気をつけましょう。
貴方のまわりの大切な方達へ。無い事を願って。


この真偽は定かではないが。所謂チェーンメールって可能性もあるしね。
しかし、私は敢えてこのメール内容を日記に載せる事にした。

このメールが友人のお母さんから友人経由で私に来た時。正直に言って、何故か落ち着いて
「嗚呼、とうとう来たか…」
と思った。別に期待していた訳でも待っていた訳でもなく。
ただ危惧していた事が起こるような絶望感。
そう、私達は戦争をしているんだ。
たとえ、自衛隊が人を殺めなくても、戦地にいる事は戦争に加担していると同義。。
国が戦争しているのだから、国民はそれを受け入れ、警戒するのが義務。つまり、戦争をしていて直接手を下さない者──傍観者も同罪と言う事だ。それは虐めと同じ。
私は虐めは小さな戦争だと思っている事も付記しておこう。

イラクでの人質事件で思った事は、自己責任と言う言葉を一体何人の人が理解して使っていたかと言う疑問。
私はこんな言葉を安易には使えない。
何処までが自己責任?
そして、はっきり言って、確かにあの3人の危機管理は甘かったと言わざるを得なくても、彼らは遊びに行っていた人たちではない。彼らはイラクのために真の意味で向かった人達だ。
安易な気持ちではなかった筈だ。はっきり言って日本国民についての評価が彼らのお蔭で少し見直された。彼らは体制派じゃないからここまでバッシングされたのではないか?

だからこそ言う。
私は国に何も考えずに従う事が正しいとは思わない。
私は駒じゃない。
この状態はきっと昔の大日本帝国の状態に似ているのだろう。私達は、結局精神構造が何処か昔のままなのかもしれない。

そう思うと、哀しくなる。
結局、過去の戦争と言う傷を忘れてしまうと過ちは繰り返してしまうのだな、と…。
私は、自分の過去の傷を背負って生きている。十字架を背負っているのだ。
しかし、だからこそ他人の痛みを理解したいと願える。他人の心を大切に出来る。異質な物を受け入れられる。

そう…異なるモノを理解する心の欠如がこの戦いを引き起こしている──……。


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