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2004/05/04(火)
始まりと終わりと【夏風馨】
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今日、友人のお父さんのお通夜に行って来た。 逢ったのは2回だけ。殆ど会話を交わした事は無かった人なのに、それでも押し寄せる喪失感。 人が一人いなくなってしまう感覚。
お通夜の会場に入ると、思い出してしまった。亡くなった祖父の事。 同じ雰囲気。同じ空気。 いつか私のみにも降り掛かるであろうその空気。 凛とした友人を見た時、安心して不安になった。
人の死は、避けられない。 どんなに医療が発達しても、それは事実。 医師は神にはなれないから。 でも、生きる助けは限りなく出来るだろう…。 私は人の生きる助けになりたい。 これって理想論かな。
奇しくも、高校時代の旧友に逢った。 彼女は言った。 「なっさんは、変わってないなって思うよ」 「変わってない? 」 「性格、そのまんまって感じ」 これを聞いて何処か複雑な思いがした。
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