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2004/07/27(火)
いくつもの日々を越えて【夏風馨】
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誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった 決して平らな道ではなかった けれど確かに歩んで来た道だ あの時想い描いた夢の途中に今も 何度も何度もあきらめかけた夢の途中
ゆずの『栄光の架橋』です。 凄くジンと来た。自分の人生を振り返っちゃった。浪人時代に聴いたら100%元気が出たであろう。 今があるのはあの日の涙を超えてこれたからだ、と今なら言える。でも、あの頃は本当に辛かった。 どうして受験勉強するのか、とか考えて泣いたり。 悩んでいる自分が情けなくて、弱い自分が口惜しくて泣いたりもした。
悔しくて眠れなかった夜があった 恐くて震えていた夜があった もう駄目だと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も 想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いて来た
あの電車に飛び込んだらどうなるかな、とか考えたりした。 このままエレベーターに乗って上まで行ってしまおうか(最上階は14階)。そこから飛び降りたらどうなるかな、とか考えたりした。 結構マイナー思考だった時期もあるんだよ。 2浪時代、予備校で誰とも話さず家でだけ言葉を発するような日もあった。 自分に腹が立って、周りに八つ当たりしたりもした。 でも、私には… 良い両親がいた。 良い友達がいた。 良い先生がいた。 だから越えてこられた。幸運だった。彼らがいなければ今はない。この幸福感は味わえなかった──……。
私の宝物は何だろう? 前に私は『東医研部員に50の質問』を回答していて、悩んだ。 何だろう? 友達とか、仲間とか、両親とか──そんな狭いものでは表せない。 今までの人生全てが宝物だよ。 この答えが私の答え。自分を自分たらしめたもの。私を作り上げた全てのもの。 自分が嫌いだ嫌いだ、と自己嫌悪しながらも、それでもまだ嫌いになれない自分。 そんな自分が好きなんだと思う。 私は私。今までもこれからも、変わらない。変わっていくけれど変わらない根幹を持ったちっぽけな人間。 その人生が宝物。
いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある だからもう迷わずに進めばいい 栄光の架橋へと 終わらないその旅へと 君の心へ続く架橋へと…
と言うか、ゆず…磯子区ですか。 またまた大学とご近所。 しかも、岩沢さん…かの県立富岡高校とは! 県立富岡って言ったら、今はもう県立金沢総合高校ではないですか。 私の母校とやたら名前が似ている高校(笑)。 前に小田さんの『クリスマスの約束』に出ていた彼に小田さんが 「二人は区が近いんだよね」 と言っていたけれど、駅でも近いじゃん! 同じ京急一本!快特とか特急なら一駅よ? 近過ぎですから(因みに彼らの高校はもっと小田さんの生地に近い)。
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