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2005/06/04(土)
背中合わせの危機
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ぼくが前に進もうとすれば、ぼくから逃げてゆくものがある。 失うものなどないはずなのに、それでも何かを守ろうと心が叫ぶ。
多くの人は何かしらの心配事を持っている。心配事はどうしようもないと思った瞬間にスタートする。 それでも人はここではないどこかへ、もっと自分が輝ける場所を探し求めて何かを始めようとする。 望みと恐れを知らないうちに秤にかけながら…。 いくら楽になりたいと思っても、その楽になりたいという自己解放のエネルギーの裏側に、とんでもない危機が潜んでいることを忘れてはいけない。
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