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2006/03/02(木)
新宿キャロルハウス(2)
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何か導かれるように、さっそくその店に電話をかけ、その日に履歴書を書いて面接に行き、次の日に店長の森さんという方から採用の電話をもらった。 嬉しかった。音楽と、音楽を志す人たちの中にもう一度戻りたいっていう情熱が一瞬で目を覚ましたのだと思う。 「No music,No life…」 それからぼくは自分らしさを少しづつ取り戻しはじめた。それまで音楽遍歴に乏しかったぼくは毎日プロの音楽を肌で感じることができた。 それからぼくも何かを始めたくなり、ある日曜日、28万もするギターを借金をして買った。 そして毎週土曜日には渋谷駅周辺でストリートライブを始めた。 店長の森さんをはじめ、とにかくいい人たちに囲まれて、素敵なミュージシャンの人との出会いもあり、上京して初の大石ひろのりワンマンライブもそのライブハウスでやることができた。 ぼくの向かうべき道をしっかり教えてくれた新宿キャロルハウス。 そこで出会った森店長が、先月一杯で退店された。 (翌日に続く)
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