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2006/07/02(日)
詩人
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学生の頃から詩を読むのが好きだった。今も本棚にはいくつもの詩集が並んでいる。 そしてぼく自身も詩を書くのが好きだった。
高校の頃付き合っていた1コ上の彼女が銀色夏生が好きだったので、少しでも彼女に近づきたいぼくは、銀色夏生をこっそり買ってきて熱心に読んでいた。銀色夏生が男か女かも分からずに… 彼女が卒業するとき、手紙と一緒に「この場所から」という詩をくれた。 たぶん『わかりやすい恋』という本の中の詩だったと思う。(本の中に少女の頃の森高千里の写真が使われていて、一瞬で恋に落ちました) それは旅立ちの詩。 手紙の内容も「遠くへいくからあなたとはもうさようなら」ということだった(;_;)
そんな余談は置いといて、詩を読んですっと入ってくる時っていうのは、うまく言えないけど、「魂の危機」の時だと思う。 迷える自分が誰かの言葉に助けを求めているというか…ぼくがそうだから。 でも言葉で表現できるのはほんの一握り。 ぼくも言葉を使って、言葉のない世界を発見できる、心を揺さ振るような詩を書けるようになりたい。
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