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2011/12/20(火)
親父の夢、僕の憧れ
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今年の盆に親父と二人きりで飲みに行った。
晩飯の時にいつも通り家で晩酌していた親父が勢いづいたようで、"おい洋紀、スナックにボトルが入ってるから今から二人で飲みいくぞ"と誘ってくれたのだ。
息子も(僕のこと)承諾して、いざ出陣ということで、町まで母ちゃんに車で送ってもらった。
まぁ親父にしてみても息子と飲みに行くのは夢だったかも知れない、息子からしても親父と飲みにいくのはずっと憧れだった。
そんな初めての緊張の中で親父の行き付けだというスナックに入った。
ところが店に入ったとたん僕は愕然とした。
まずママが70歳は軽く越えているような大御所であるということ。 それから若手のホステスさんという方がなんと僕の同級生のお母さんだったということ。 それからもう一人ホステスさんがいたけど、軽く60歳は過ぎていたと思う。
そんな恐ろしい雰囲気のスナックだった。
さらにキープボトルを出してくれと頼むと「大石さん、この前全部飲んでしまったわよ」なんて言われてしまった。
それじゃあカッコつかないということで"レミーマルタンVSOP"なんてボトルを勢いで入れて二人して気持ちよく飲んだ。
何はともあれ昔からの"憧れ"を叶えられたということはとても嬉しかった。
正月は間違いなくボトルが残ってるはずだから、俺から誘って飲みに行こうと思う。
お店のママが言っていた。
"大石さんはハリウッドスターのダスティンホフマンにそっくりよね〜"
僕もそう思っていたからその会話が嬉しかった。
僕がダスティンホフマンを好きになったのは、きっと親父に似てるからなんだろうなって思った。
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