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最新の絵日記ダイジェスト
2009/11/15 「明日の教会、明日の私たち」大嶋博道牧師
2009/11/08 「神の国の祝福に与る人」大嶋博道牧師
2009/11/01 「再び、死を背負って生きる』大嶋博道牧師
2009/10/25 「危機の真っ直中に生きる私」大嶋博道牧師
2009/10/18 「静まりの中で」馬場一朗牧師

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2009/11/15(日) 「明日の教会、明日の私たち」大嶋博道牧師
宣教150周年記念礼拝 (聖書)ルカ5:1〜6

 プロテスタント日本宣教開始150周年を、私たちの教会で記念することが出来て心から感謝致します。
「ありがとう150年、つなごう200年へ」をモットーにして、今日からさらに深みに漕ぎ出したいと思います。
序 論:
 今日の結論は5:4の主がペトロに語られた「沖に漕ぎ出して、網を降ろし、漁をしなさい。」にあります。ここにスポットを当てます。
 150年前という時代は、日本は鎖国をしていた。1859年に、主としてアメリカからリギンズやヘボンやブラウンなどの宣教師たちが日本に福音を伝える為に来日し、言葉や習慣、さらに「キリシタン禁令」の中、迫害を乗り越えて福音を語り伝えたのである。また、彼らは教育や医療などにも貢献した。
 今、日本には、約8千の教会、約55万人の信徒、そして、2万人の牧師や伝道者が与えられている。150年前は何もなく、150年後の今、これだけの教会や働き人や信徒が起こされたのは、神の憐れみであり、大きな祝福であろう。しかし、主のみ前に悔い改めなければならないことも多くあろうかと思う。ここに留まらず、次の時代への飛躍のために、先を見つめ、先に進みたいものである。

本 論: 
 主はペトロに、「沖に漕ぎ出して」と言われた。この「沖」とは、ギリシア語で「バソス」と言い、元々は「深み」という意味である。ラテン語では、「深いところに」と訳されている。沖、深みとは、単なる距離や水の深さを意味しているのではなく、「物事の深みや核心」への奥深さを暗示し、人が未踏、未知
の世界、つまり神秘の世界が醸し出す奥深さに向かって歩み行くというニュアンスも込められている。
主イエスはペトロに単に場所の移動を命じたのではなく「人間の既に得た体験と憶測をはるかに超えた神の支配する領域、神秘の世界、救いの出来事の世界へと向かって歩み出すこと」を命じたのである。

 ペトロは主イエスに二つの応答が出来た。一つは、漁師のプロとして長年の経験から、沖へ漕ぎ出して漁をするのは非常識で、従えないという応答。もう一つは、にもかかわらず、主に信頼して従うという応答。ペトロは「私たちは、夜通し苦労しましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから網を降
ろして見ましょう。」と答えた。「しかし」とは、主に対する期待と信頼が込められている。結果どうなったかは言うまでもない。大漁を味わったのである。

 まとめ:
 150年という節目において、今日から祈りの深みに、み言葉への傾聴の深みに、礼拝者として喜びの礼拝と奉仕と献身の深みに漕ぎ出したい思います。沖に漕ぎ出さねば、主の祝福はない。しかし、信仰によって沖へ漕ぎ出すならば、理性を超える、人知を超える、主の大いなる祝福が私たちを待っているのである。明日の教会を築くために、明日に向かって漕ぎ出そうではないか。

2009/11/08(日) 「神の国の祝福に与る人」大嶋博道牧師
子ども祝福礼拝 <聖書)マルコ10:13〜16

聖書はクリスチャンが日々、神の国に目を向け、神の国を求め生きることを願っている。聖書は神の国のことを多く言及している。マタイ6:33や、その平行記事では、神の国を一途に求めよと語る。衣食住など、私たちの目先にあることに目を留めるなと言う。それは、神の国を第一に求めるならば、それらは神によって与えられるからである。イエス・キリストは、最初に「神の国は近づいた」と宣言された。また、その宣教において、至る所で「神の国の譬」をされた。

神の国とは何だろうか。
1.神の国(ο βασιλεια το θεου)とは神の支配、神の領域を意味する。すなわち、神の臨在が神の国である。
2.神の国は、場所や空間を意味しているのではなく、ルカ12:27にあるように、神が共におられると信仰によって私たちが確信するところが神の国である。
3.主の祈りの中に、「御心が天になるごとく地にも…」とあるように、神の御心が行われるところに神の国がある。
4.J.ウェスレーは「あなたがたの心を神が支配している時に、神の国がなる」と言った。
5.101歳になる今も現役牧師である父は、クリスチャンが聖霊と聖書によって完全に支配されており、喜びと感謝をもって生かされているところに神の国はあると言った。具体的には、礼拝時、霊と真実をもって礼拝している人の内に神の国はある。また、その心を持って生活をしているところに神の国はある。
 神の国とは、天の国のことだけを意味するのではなく、神の支配を感じるところに神の国は存在しているのである。

 では、神の国に入るにはどうしたらいいのだろうか。
1.信じ、委ねて生きること
イエス・キリストの十字架、これが鍵である。マタイ27:50、51では、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けたことが記されている。神殿の中には、聖所があり、その中には、祭司のみが入り、人々の罪の贖いのために動物を捧げていた。さらにその奥には、至聖所があり、祭司の長である大祭司のみが1年に一度入り、人々のために贖いの犠牲を捧げていたのである。この聖所の入り口の垂れ幕が裂けたのである。つまり、主の十字架は救いの完成であり、私たちは主イエスという犠牲、贖いの血によって、罪赦され、至聖所に入り神と直接向き合う特権を与えられたのである。神の国に入る為に、主の十字架の贖いをもう一度しっかりと心に受け止めて日々歩んで行く必要がある。

2.マルコ10:15「幼子のように」
幼子とは、乳飲み子の意味である。すなわち、親の支えがなければ何もできない子のようになることである。それは、100%の信頼によって、親に全てを委ねている状態である。このように、全てを主に信頼し、委ねている存在が、幼子のようになることである。
私たち一人一人が、神の国の幸いに与りたいと願う。

2009/11/01(日) 「再び、死を背負って生きる』大嶋博道牧師
召天者合同記念礼拝 〈聖書)コリント第二4:7〜15

序 論:
ある修道院の壁に、“メメント・モリ”という言葉がラテン語で記されている。これは「死を覚えよ」という意味である。また、ある詩人は、「人は死に向かって生きている」と詠んだ。
 詩編90:9、10に、「わたしたちの…人生はため息のように消えうせます。…瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。」と書かれ、イザヤ40:68に、「…肉なる者は皆、草に等しい。…草は枯れ、花はしぼむ。…」さらに、詩編103:15、16に、「人の生涯は草のよう、…風がその上に吹けば、消えうせ…」と記されており、聖書は人間は脆く、傷つき
やすく、はかない存在(有限な存在)であることをこのように例えている。
 私たちは生の延長線上に死があると感じがちである。しかし、柏木先生は死にゆく人を看取る経験を通して、「人は死を背負って生きている」と言った。生と死は紙の表裏のようである。

本 論: 
では、死を背負っている私たちはどう生きるべきだろうか
1.死を背負っている人間として互いに支えあう。
 フィリピ2:15をとおして、イエス・キリストの謙遜さを手本とし、へりくだって相手に仕えることの大切さが語られている。この生き方こそ死を背負って生きる者のあるべき姿である。

2.神に生かされている存在であることを知る。
 ローマ11:18に、私たちは私たちが生きているのではなく、神によって生かされていること、ヤコブ4:1315にあるように、私たちは、主の御心ならば、生きながらえて計画を立て、行うことができるのである。神によって生かされていることを知るならば、先のことに思い悩む必要はなくなる。

3.感謝と楽観主義のうちに生きる。
 Tテサロニケ5:1618にあるように、いつも喜び、絶えず祈り、なにごとにも感謝する。これは幸せの源である。楽観主義とは、「大丈夫だ」と思うこと。この大丈夫という言葉は、人を慰め、安心させる。大丈夫と思う根拠は信仰にある。

まとめ:
イザヤ46:4をとおして、主は私たちを背負っておられる、私たちの全生涯を根底から担っておられる、死を背負って生きる私たちを支えておられることを知りたいものである。
 土の器は傷つきやすく、とてももろい。この器の中に、宝、すなわち、主イエス・キリストが住まわれており、共に生きてくださっているのである。だから、私たちは死を背負って生きながら、復活の主の命をいただいで永遠の中で生きる
ことが出来るのである。


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