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2004/08/15(日)
信徒礼拝 「ザアカイ物語に学ぶ」聖書ルカ19:1〜9 畑中 康雄勧士
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●この聖書の箇所は私が教会で、牧師から初めて聞いた聖書の箇所です。 それは40年前の夏の特別伝道集会でした。そして話してくださった先生の人柄とみ言葉に惹かれて続いて教会に行くようになり翌年のイ−スタ−に私は洗礼を受けました。謂わば私の信仰生活のスタ−トとなった御言葉です。 ●「ロ−マ帝国の税金」は@地租A相続税B売上税C人頭税D関税E奴隷解放税F通行税等々がありました。昔も随分と多くの税金があったのですね。その税の徴収人は徴税請負人とも言われる人で、彼らは契約以上に多くの税を取って私腹を肥やしたので、市民には不人気でした。ザアカイもその徴税人でした。 ●さて、ザアカイはイエスがどんな人か見たかったので先回りしていちじく桑の木に登りました。ザアカイは何とかイエス様に出会いたいと願い、その努力をしました。「求め」ました。イエスは上を見上げて「ザアカイ、急いでおりて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」と言われます。何と!イエスはザアカイの名前を知っておられたのす。これが第1の驚きです。そして 第2の驚きは「ぜひあなたの家に泊まりたい」と言われた事です。ザアカイは神様に受け入れられたのです。そして、神様に受け入れられる事によって罪の悔い改めがザアカイの心の中に起こります。 ●「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかからだまし取っていたら、それを4倍にして返します」と。ザアカイが喜びに満たされて自分で出来る事を精一杯為し、罪を償う事を申し出たのでしょう。イエスは言われます。「今日、救いがこの家を訪れた。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである」と。 ●罪ある者を救う為に私たちがイエスを知る前から、既に私を覚え、救いの計画に入れていて名前を呼んでくださる神様に感謝すると共に、この物語から「神様との出会い〜神様を受け入れる事→イエスに従う事→み旨に叶う行動を取る事」から私たちの救いが約束されていると言う事を学びたいと思います。
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