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2005/10/02(日)
「福音のパートナー」 大嶋博道牧師
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総員礼拝(聖書)フィリピ1:27〜30 序 論: フィリピの手紙は獄中のパウロによって書かれたもので、パウロの宣教活動のために祈りと具体的な支援をしていたフィリピの教会の信徒に「感謝」と「幾つかの信仰的な勧め」が記されています。また、フィリピの手紙は「喜びの手紙」とも言われています。どんな境遇にあっても感謝し、「喜ぶ」ことが奨励されています。 パウロは、フィリピ1:27でフィリピの信徒たちに大事なことを勧めています。「ひたすらキリストの福音にふさわしい生活を送りなさい」―そうすればもたらされるものが3つあるというのです。 @一つの霊によってしっかり立つことが出来る(1:27) A心を合わせて福音の信仰のために共に戦うことが出来る。(1:27) Bどんなことがあってもたじろぐことがない。(1:28) 今朝は特にAの「心を合わせて福音のために共に戦う」ということを学びましょう。
本 論: メッセージの中心は、私たちが「福音のパートナー」になるということです。神の聖なる働きに欠かすことのできないものの一つに、パートナーシップがあります。このパートナーシップとは、「一つの目的に向かって共に力を合わせて戦うこと」を意味します。「協力」という言葉が一番適当だと思います。 旧約のモーセとアロン、新約のパウロとバルナバの例に見るように、良きパートナーシップは、福音の前進のために必要なことなのです。 一つの仕事を成し遂げるためには心が通じ合ったパートナーが必要です。家庭を築き上げるためにもパートナーが求められます。 さて、「福音のパートナー」になるために必要なことを四つお伝えしましょう。 (1)同じ目的を持つ―同じ方向を目指す (2)心を合わせる― 一つの霊によって堅く立つ (3)共に支え合う―互いの欠けを補い合う(犠牲を引き受ける) (4)望みを失わない―最後まで希望を抱き続ける。 見える形はどんなに小さくても、神さまはそこから大いなるみ業をなして下さいます。ですから、望みを失わないようにしたいものです。 聖書の神様は「無から有」を呼び起こす全能の主です。福音の前進のために牧師と信徒が互いに良きパートナーとなって戦いましょう。信徒と信徒も互いに尊重しあい、良きパートナーとして歩みましょう。
まとめ: 私たちも神様の宣教のみ業にパートナーとして参与したいと思います。「献堂10年」を迎えた私たちの教会がさらに祝されるために、この群れに連なるお互いは「福音のパートナー」を目指しましょう。
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