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2005/05/15(日)
「霊の導きに従って歩む」大嶋博道牧師
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(聖書)ガラテヤ5:16〜26 序 論: 今日はペンテコステ礼拝を守ります。 「人生は戦いである」と言われます。イエス様は「あなたがたには世で苦難がある」と言われました。(ヨハネ16:33)そして信仰生活においても戦いはしばしばあります。 それは「肉の戦い」であると共に「霊の戦い」でもあります。しかしながらそれらの戦いの中にあっても、私たちは勝利を得ることが出来るのです。なぜなら、「わたしはすでに世に勝っている」と言われるイエス様が共におられるからです。聖霊なるイエス様の導きによって私たちは勇気が与えられ、この世に勝つ力が備えられるのです。
使徒言行録2章1〜4節には「ペンテコステ(聖霊降臨日)」の出来事が書かれています。その頃、弟子たちは一つになり、心を合わせてひたすら熱心に祈っていました。 その待ち望む群れに聖霊は降ったのです。そして聖霊を受けた弟子達は、
@イエス・キリストを「主である」と告白する明確な信仰を持つようになったのです。 「イエスは主である」とは、私たちの命を支え、日々の生活を支配しておられるお方が主イエスであるということです。
Aさらに、甦られた主イエス・キリストを力強く証しする群れに変えられたのです。(2:24,2:32,2:40,4:12)
Bそして弟子たち一人一人が新しく造り変えられ、神を賛美する姿が周囲の人々に好意を持たれるまでになったのです。(2:43〜47)
本 論: ガラテヤ5:16〜25で、パウロは「霊の導きに従って歩みなさい(生活しなさい)と繰り返し勧めています。「霊の導きに従って生活する」とはどういうことでしょうか? それは、「聖霊」を指導原理とする生き方です。言い換えれば聖霊を生活の根拠、生きる原動力とすることです。聖霊は私たちを教え、強め、導き、支え、内側を潔めて下さいます。「霊」に導かれて生きるキリスト者は、決して肉の欲を満たすようなことは しません。むしろ豊かな実を結ぶことが出来るのです。それは「愛、喜び、平和(神との関係)、寛容、親切、善意(他人との関係)、誠実、柔和、節制(自分自身のこと)」の9つの実であります。
日々、聖霊に導かれて歩みたいものです。そのためにも、み言葉に聴くことと、祈りをささげることに励みましょう。私たちは「内住のキリスト」なる聖霊によって強くされるのです。
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