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2005/07/31(日)
「初めに」信徒礼拝 西脇衛士勧士
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(聖書) 創世記1章1節〜3節
何か事を始めようとする時、計画があり夢や希望や喜びがあります。そしてそのことに最善を尽くします。創世記には創造と破壊の初めがあり、神様のご計画、夢があります。
T天地創造の初め(1章)(無から創造へ)
神様は天と地と全ての被造物を、完全なものとして造られた。その世界に神の形としての人間を住まわせ、全被造物を治めさせた。神の造られた世界は @神の愛 A 隣人(夫婦)への愛 B自然への愛 C働くことの喜びに満ち、永遠なるものであった。初めの人アダムとエバは、神と共に歩む清浄無垢な喜びの人であった。
U罪の初め(3:1〜12)(創造〜破壊)
ところが、この世界にアダムを通して罪が入った。その結果@神と人への愛を失い(霊的・肉的死を招く)A自然界に致命傷を与えた(ロ−マ8:22) しかし、愛なる神はこの時すでに「人類救済」の予表を示しておられる。 初めの福音(3:15)・セツの誕生(4:25)・ノアの洪水(9:1〜17)
V救いの初め(予表から実現へ)ヨハネ1:1〜14
キリスト降誕以前、神様は預言者を通して救いに導こうとされた(ヘブライ1:1〜2) しかし、時が満ち人類救済のため神様は御子を「初めて」この世に遣わされた。そしてイエス様は十字架という形でサタンにかかとを砕かれたが、三日目に死よりの復活という形で、サタンの頭を砕いて罪と死に勝利され創造の初めへの架け橋となって下さった。神様は救いに関する全ての業をなし終えられた。
W救いの成就の初め(ヨハネ1:12)(使徒16:3)(実現から成就へ)
主イエスを信じ受け入れた時、私の内に救いが成就するのです。その時、創造の初めに神様から頂いた神への愛、隣人への愛、被造物への愛が回復され永遠の命が与えられるのです。
「初めの愛を行え」(黙2:4)とは救いを受けた時に与えられた喜びをもって「神を愛し、人を愛し、仕える業を行い続けなさい」とことなのです。これが、神の創造の初めのご計画であり、夢であり、喜びなのです。主イエス様の十字架と復活により、そこから流れ出る恵みにより、日々その業を成し続けていきましょう。
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