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2006/10/01(日)
「神の相続人」高橋虎夫牧師先生
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献堂10周年特別伝道礼拝 (聖書)ローマ8:12〜17
はじめに: 献堂10周年の記念礼拝にお招きをいただき、心から感謝致します。 開拓から20周年、新会堂が完成して10周年を迎えられたとのこと、本当に神様のすばらしいみ業を賛美致します。牧師と信徒の協同の働きゆえと信じます。
☆神様は相続人を求めておられます。 さて、今朝はローマ8:12〜17をとおして、「神の相続人」について学びたいと思います。 誰でも大切なものを持っていたら、それを愛する者に相続させたいと思います。 神様は世継ぎを探し求めておられるのです。 昔、ローマ帝国においては、父親は子どもに対して所有権と支配権を持っていました。 同時にそれは、やがて子どもにすべてのものを相続するというしるしでした。 しかし、子どもが一旦、父親の所有権と支配権から解放されて他の父親に変わると、その瞬間に元の父親から新しい父親に所有権と支配権が移され、同時に子どもに相続権与えられるという法律がありました。 ☆信仰によって新しく生まれ変わると・・・ このことを今朝のテキストに当てはめますと、この世の支配の中にいた者が、神の霊に導かれて信仰によって神の子とされますと、その瞬間に父なる神の所有権と支配権の中に置かれ、同時に、神の国に相続権が与えられるのです。 イエス・キリストがニコデモに語られたように、だれでも水と霊とによって生まれなければ神の国に入ることができないのであります。(ヨハネ3:5)信仰によって新しく生まれた者だけが神の子とされ、すべての祝福を受け継ぐことが出来るのです。
☆この世(肉の世界)に勝る神の国(霊の世界) 今まで、どのような罪の人生を歩んでいたとしても、イエス・キリストの十字架の贖いを信じる信仰によって罪が赦され、霊において新しくされて生まれ変わるのです。 この世(肉の世界)は一見すばらしく思えますが、神の国(霊の世界)は比較にならないほどすばらしく、栄光に満ちたものです。
☆「アッバ、父よ」と、神を呼びつつ 私たちは信仰によって新しく生まれ変わり、神を「アッバ、父よ」と呼ぶことが出来る者にされました。私たちが神の子とされたのなら、その瞬間から神の所有と支配の中に置かれたことになります。それは同時に、神の「相続人」とされたことになるのです。
まとめ: 神様は私たち一人一人を何とかして「相続人」にしたいと切に願っています。 今朝、信仰によって新しく生まれ変わって神の子とされている確信を持ちましょう。そして、神の相続人であることを確信したいものです。祝福をお祈り致します。
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