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2006/10/15(日) 「人生と苦難」江見太郎牧師先生
特別礼拝 (聖書)ヘブライ人への手紙12:5〜13

はじめに:
御教会へ温かく迎えられて心から感謝いたします。私は大嶋牧師のお父様の大嶋常治先生から導かれて洗礼を受けました。今、こうして皆様と共に礼拝を守ることが出来て嬉しく感じています。
本 論:
さて、人は何故苦しまなければならないのか、愛の神がいるのにどうして苦しみがあるのか?これは永遠の課題です。
イエス・キリストは「あなたがたはこの世では苦難がある」(ヨハネ16:33) と言われ、また、パウロも私たちの人生には試練があることを教えています。(1コリント10:13)と、同時に、試練と共にそれに耐えられるように「逃れの道(克服の道)」も備えられていることが語られています。
私たちが受ける苦しみ(病気・事故・災害・その他の苦痛を伴う出来事)にはどのような意味があるのでしょうか。幾つか紹介しましょう。

(1)人のまちがいを正すため
人が歩むべき道を誤っているときにその事を教えるために与えられる事があります。暴飲・暴食などをすれば健康を損ねて病気になることがあります。病気は暴飲暴食の間違いを教えてくれます。
人が苦しみ、痛みを感じない事は逆に言えば病んでいる事になります。苦しみ・痛みを感じる事は「正常」な証拠なのです。正常に立ち返る事が出来る証拠なのです。

(2)人間の無力さ、弱さを気づかせて、主に近づく事が出来るようになるため私たちはしばしば病気をしたり失敗や過ちを犯します。その都度、弱さを痛感し、人間の限界を自覚させられます。
ペトロは主イエスが十字架を前にした大事な時に、主を3度も否認しました。ペトロは自分の弱さを深く味わい、主の前に悔い改めました。このような失敗をとおして、神様は私たちに人間の弱さを教えておられるのです。

(3)他人を思いやることを可能にさせるため
病気や失敗の経験をとおして人は自分の限界を知り、他人の苦しみに気づくことが出来るのです。
悲しんだ者だけが人の悲しみを共感し、苦しんだ者だけが人の苦しみを理解できるのです。 
Tコリント10章12節には「立っているものは倒れないように気をつけるがよい」とあります。人は自分1人では立っている事ができません。そして、苦しみを知って初めて他の人の苦しみを知る知る事が出来るようになるのです。

ヘブライ12:5〜13にはキリスト者が受ける苦難の意味が記されています。子どもが健全に成長するために父から鍛錬を受けるように、主なる神は子として受け入れる者(キリスト者)を鞭打たれることがあります。私たちは鍛錬としてそれを忍耐しなければなりません。
また、苦しみは、「キリストが顕れる時に栄光を受ける事が出来る」ようになるために私たちの不純物を取り除くと言う作用があります。
ですから、私たちが今受けている苦しみを考えてみる必要があります。今の試練と苦しみがキリストの苦しみに近づける努力をする事が大切です。

私たちに対する父なる神の鍛錬は「義」と言う平和の実を結ばせるのです。「神は愛する者に万事を益とするようにと働いてくださる」と言うロマ8章28節の御言葉は真実です。   


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