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2006/12/24(日) )「これがあなたがたへのしるし」大嶋博道牧師
クリスマス礼拝 (聖書)ルカ2:8〜14

序 論:
 クリスマスはイエス・キリストがお生まれになった日でありますが、もう少し神学的な言い方をすれば、「神の受肉、すなわち神が人となられた日」であります。
ルカは具体的にこの事実を伝えています。
  @すべての人の「喜び」を告げる
A今日、ダビデの町(ベツレヘム)に救い主(メシア)が生まれた。
B家畜小屋の飼い葉桶の中に、布にくるまって寝かされている乳飲み子 これが「救い主メシアのしるし」である。
「しるし」とは、目印(a mark)とか証拠(evidence)という意味で、飼い葉桶に寝ている幼な子が大きな喜びであり、真の救い主であるしるしだ、というのです。

本 論:
さて、ある神学者が「飼い葉桶にすべての人にとっての永遠の宝が存在する」と言いましたが、今朝、クリスマスに際して二つの大事なことをお伝えしたいと願っています。
(1)「発見する」ことの大切さであります。
 発見というのは、わたしたちがまだきづいていないもの、隠されているものに気づくということです。それは、新しい出会いであり、驚きであり、また喜びであります。
「クリスマス物語」の中には、その「発見」が描かれています。

@イエスの母マリアは自分の胎内に一つのいのち、救い主が宿っていることを発見します。マリアは自分の胎内に一つのいのちを発見し、「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます」と告白しました。(ルカ1:47)

A羊飼いたちは天使の告知を聞いて、その言葉に導かれて、自分たちの救い主として生まれたイエスを家畜小屋の中の飼い葉桶の中に発見しました。羊飼いたちは救い主を発見し、それを人々に伝え、神をあがめ、賛美しながら帰って行きました。

B東の国の博士たちは、不思議な星に導かれてエルサレムにやってきました。彼らはイエスの誕生の場所を示す星に導かれてついに、家畜小屋に救い主イエスを発見したのです。彼らはその星を見て「喜びにあふれた」と記されています。

これらの人たちに共通しているのは、何も発見するものがないと思われるところ、価値がないと思われるところで最も大切なものを発見したということです。それは「永遠に消えない、
終わりのない喜び」の発見でした。

 クリスマスは「この宝」を見出す日です。皆さんも神様が備えておられる永遠の救いの喜び、希望の喜び、平安の喜びを発見して下さい。

(2)「献げること」の大切さ
 クリスマスは神がイエス・キリストにおいて人間世界(コスモス)に「献身された日」であります。(ヨハネは3:16参照)
私たちに対する神の献身に応えて、私たちも「互いに愛に生きよう」と決意する日であります。
「献身する」というと何か自分を犠牲にして相手に尽くすという重いイメージがあり、とてもそんなことは出来ないと躊躇したくなりますが、実は「人のしあわせのために、自分に出来る一番いいこと」を見つけてやってみることです。

まとめ:
 クリスマスは発見する日です。本当の喜びがどこにあるのかを、そして、それを手にした時にこんどはそれを必要としている家族や近隣の人たちに贈り物として献げる日です。
愛を分かち合う、喜びを分かち合う幸せを分かち合う―これが本当のクリスマスなのです。
 皆さんの上に神様のあふれるばかりの祝福と平安をお祈り致します」


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