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2006/04/16(日) 「希望の旅路の同伴者」大嶋博道牧師
イースター記念礼拝(聖書)ルカ23:28〜35 

序 論:
 私たちは科学的、医学的、教育的に、そして物質的、経済的に大変恵まれた生活をしています。また、大人も子どもも「生活に隙間がないほど」忙しく過ごしています。みんな幸せで豊かそうに見えます。しかし、これだけ恵まれた生活をしていても、現実に私たちの心を支配しているものは閉塞感であり、空虚感、不安感、そして孤独感でありましょう。心に喜びがなく、感動がなく、愛がなく、夢がないと言えるのではないでしょうか。つまり私たちのうちにある「いのち」が輝いてない、燃えてないということです。
 
 今朝の聖書のテキストは、これだけ豊かに恵まれているのに「何かが足りない」と感じている私たちに、その「何か」をはっきり示し、それを手に入れる方法を教えています。
  著者ルカは復活の出来事を記したあと、他の福音書記者とは違う角度からある物語を伝えています。それは「失意の中でエマオへの旅路に向かう二人の弟子」のことであります。ルカはこの出来事に触れることで「復活の意義」を伝えたかったのでしょう。
 出来事を一言で述べると、イエスの十字架の死の直後、失意と悲しみの中でエマオへの旅をしている二人の弟子が復活のイエスに出会って、心が燃える思いでエルサレムにUターンしたということです。

本 論:
 この物語から、復活されたイエス・キリストと共に歩む人生にはかけがえのないすばらしいものが与えらることを学びましょう。

(1)本当の喜びが与えられます。(本当の喜びとは状況や条件に左右されないもの、溢れるばかりの喜びです。)
(2)明日への希望が与えられます。(明日を期待して待つ−これが本当の希望です) 「人は希望と共に成長する」(ボンフェッファー)
(3)生きる使命が与えられます。(使命」とは誰かのために、何かのために命を使うこと。) 
生きる目的とは、あなたを必要としている誰かに「応答すること(To response)」
です。

 今日も目には見えませんが、復活して生きておられるイエス・キリストに信仰の応答をしましょう。共に生きる家族に愛をもって応答しましょう。あなたが遣わされている職場や学校や家庭に喜びをもって応答しましょう。

まとめ:
今朝のメッセージをまとめますと、「復活されたイエス・キリストを同伴者として生きる人生は最も幸い」ということです。
 日野原重明先生は、震災10周年の記念講演の終わりの言葉で会衆に向かって「それでは皆さんまた10年後に元気で会いましょう」と言われました。そのとき、94才だったと思います。この先生を根底から生かしているのは、「信仰によって神から与えられる勇気と希望」です。
 
復活されたイエス・キリストと共に歩く時に真の勇気と希望が与えられます。その人は心が燃えて、新しい使命に生きることができます。 


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