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2006/04/09(日) 「そこはあなたのゲッセマネ」大嶋博道牧師
受難週礼拝 (聖書)マルコ14:32〜42

●今日から受難週が始まります。
マルコ11章にあるように、日曜日にイエスはロバに乗って入城されました。その時民衆はイエスを「ホサナ、ホサナ」と言って歓迎しました。しかし、数日後、同じ民衆が「十字架につけよ」と叫んでイエスを排斥したのです。ゲッセマネの出来事はその週の木曜日のことです。エルサレムの二階座敷で最後の晩餐をされたイエスは、オリブ山に11名の弟子を伴って出かけられました。そしてゲッセマネに入られる時には「ペテロ」「ヤコブ」「ヨハネ」の3人だけを伴われました。
●33節によるとイエスは非常に恐れられ、もだえ始められて地面にひれ伏して「…しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」と祈られました。しかしその時に弟子たちは眠っていたのです。しかも三度も〜何回も同じ事を繰り返したのです。

●私たちも人生のゲッセマネに直面するときがあります。その時には次のようなことを覚えたいと思います。
@「ゲッセマネ」とは人間の本質が弱さであると言う事を確認するところである、と言う事が先ずその第一の事です。イエスはもだえ苦しみ死ぬばかりに悲しまれました。人間の本質は弱さであり、罪深い存在であり、滅ぶべき存在であると言う事がその第一の事です。人生のゲッセマネに出会った時は「弱さは人間の条件である」ことを心に刻み、謙虚になりたいものです。

A「ゲッセマネ」とは、天命を求め、祈りによって神と向き合い、組み討ちするところであると言うのが第二の事です。神の思いは決定的です。私たちの一般的な思いと神の決定的な思いの食い違いに悩み、神様と向かい合って組み討ちするところがゲッセマネなのです。ヤコブはヤボクの渡しで、夜を徹して神と向き合い真剣に組み打ちし、最後は勝利を得ました。大事なことは人生の「節目」においては、神のみ心を求めて神と正面から向き合うことです。

B第三の事は、この「ゲッセマネ」では主は激しく祈っておられます。そして最後に「アッバ(お父ちゃん)、わたしが願う事ではなく、御心に適うことが行われますように。」と祈っておられます。このようにゲッセマネとは、「信頼と平安」を得るところです。イエスはこの祈りを何度も何度も繰り返して祈っておられます。このように祈りが繰り返されるところに平安があります。
 私たちの悩みや思い煩いは常に明日に向けられています。しかし、「明日」は私たちの領域ではないのです。
私の領域でない明日を悩むがゆえに、私たちは不安になるのです。明日何が起こるかわからないからです。
平安を得るためには、私たちは明日を神様におゆだねして生きるしか方法がないのです。

●イエスは祈りの結果、「時が来た。立て、行こう」と確信をもってゲッセマネから立ち上がり、神のみ心を行う道を歩み始めることが出来ました。信仰の勝利を得たからです。私たちも人生のゲッセマネに神と向き合い、み心を求めることをとおして神への信頼と平安を得て、勝利をもって立ち上がりたいと思います。


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