|
2007/12/02(日)
「もっと大きな賜物を受けるために」畑中康雄勧士
|
|
|
アドベント信徒礼拝 (聖書)コリントの信徒への手紙一12:27〜31 はじめに: 今日からアドベントが始まります。救い主のご降誕を心から待ち望みましょう。さて、コリントの信徒への第1の手紙12章は「教会の一致」を説いた箇所です。このみ言から次の事を学びたいと思います。
@私たちはお互いを必要としていると言う事(14節〜20節)教会が一個の健康体であるためには互いに無視し合ったり、批判したりするのではなくて、全てがその与えられた賜物に応じて奉仕する事の必要性
Aお互いに尊重しあわなければならないと言う事(21〜25節)体のある部分は他の部分よりも大切であると言えないように神様の目から見れば全てが神様の体の一部分の働きをしているので、お互いがその働きを尊敬し合い、しかも弱いところを補い合 いながら一つの体の働きをしなければならないと言う事を学ぶ事の必要性
B共に苦しみ、共に喜ぶ存在とならなければならないと言う事(26〜27節)互いに配慮しあいながら体の一部分が痛みを感じると全体が痛むように、教会も苦しむ者とともに苦しみ、喜ぶ者と共に喜ぶ存在にならなければならないと言う事を学ぶ事の 必要性
12章ではまた、「賜物の多様性」「奉仕の多様性」「働きの多様性」が述べられています。即ち神からそれぞれ異なった賜物を与えられているが、それらの賜物は全て同じ神から出ており、その多様性の中に霊的な一致があり、それぞれが与えられた異なる賜物を使い切る時に一つの体となって働くと今日のみ言葉は教えています。
そして28節からは教会の中に神様は「使徒」「預言者」「教師」「奇跡を行う者」「病気をいやす賜物を持つ物」「援助する者」「管理する者」「異言を語る者」などをお立てになったがみんなが同じ賜物を持っているのではなくて、それぞりが与えられた賜物を生かして奉仕をする事によって教会の働きを完成させるのであると語られた後に、31節で「もっと大きな賜物を受けるように熱心に努めなさい」と締めくくっています。 これは最も必要とされる賜物である「愛の道」について教えようと約束しておられるのです。私たちの小さな一つ一つの働きが神様の大切な体の部分の働きであり、そのような働きを通してより大きな神様の働きが、み心が〜愛の業が〜成る事を信じて私たちに与えられている賜物を生かす働きをしたい思います。
|
|
|