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2007/05/13(日)
「愛の家庭を築くために」大嶋博道牧師
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母の日記念礼拝 (聖書)コロサイ3:12〜18 〔“母の日”を記念して〕 ●現在の日本の家庭は本来の姿を形成していると言えるでしょうか。本来の家庭とは一体どのようなものをいうのでしょうか。ある人の定義によるとそれは次のように言われています。「家庭とは働きや学びを支え、充実をさせるための給油の場である、働く喜びを保ち、喜びや悲しみを分かち合う人間生活の根」であり、人間生活の小さな学校である。」と。
では「健全な家庭を築く」ためにはどのような事を心がければ良いのでしょうか。3つの事が言えると思います。
@その第1の事は、家庭の基本方針をどのように考えるか〜どこに目線を置くのか、と言うことです。その答えはヨシュア記24章14〜15節にあるように「主を畏れ、真心を込めて真実をもって仕える」と言うことです。神様の前に謙遜になり、神に〜ただ神にのみ仕えると言う基本をその家庭の基本方針とすると言う事がその第1の事です。
Aその第2の事は、子どもを中心とする家庭である、と言うことです。サムエル記上2章18〜19節にはハンナは主の御前に仕えるサムエルのために上着を縫い、年に1度それを届けたとあります。サムエルはこの愛に触れて豊かに成長しました。
Bその第3の事は神の言葉と祈りによって家庭の絆を作ると言う事です。Uテモテ1章3〜5節にあるよに神の言葉と祈りのある家庭には信仰の継承があります。神の言葉と祈りによって家庭は一つになり、絆が生まれます。
●アウグスチヌスは10才台から17年間も悪の道に入っていました。しかしこの間も母モニカはずっと祈っていました。この母モニカの祈りによってアウグスチヌスは立ち直ります。涙の祈りによって支えられる者は決して滅びに至る事はないのです。
今朝のテキストにおいて、パウロが勧めているように、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身につけ、互いに忍耐して赦し合い、愛を身につけ、いつも感謝し、キリストの言葉(聖書)が家庭に宿るようにしたいものです。
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