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2007/08/12(日)
「金銭の正しい使い方」大嶋博道牧師
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聖日礼拝 (聖書)テモテ一6:6〜10 ジョン・ウエスレー説教 「金銭の使い方」(1760年)から「金銭の使い方」でその人の人生は分かると言われています。金銭の使い方は人生観にも繋がっています。そこで、ジョン・ウエスレーの説教「金銭の使い方」から私たちの生活に必要な学びをしたいと思います。 ●今日のメッセージの中心となるみ言葉は7〜8節です。今日はジョン・ウエスレーの説教からこの事を学びます。 ウエスレーは「出来るだけ稼ぎなさい」「出来るだけ蓄えなさい」「出来るだけ与えなさい」と教えています。
●「出来る限り稼ぐ」と言う事について ウエスレーは金銭を邪悪なものとは考えていませんでした。問題はそれを用いる人間の問題です。「出来るだけ稼ぐ」と言う内容で次の5つの事を教えています。 即ち @生命、健康を犠牲にしてまで稼いではならない A自分の体、心を損なう事なしに出来るだけ稼ぐ B隣人の魂を損なう事なしに出来るだけ稼ぐ C正直な勤労によって出来る限り稼ぐ D召された職業において勤勉を尽くして稼ぐ、と言う事です。
●「出来る限り蓄える」と言う事について ウエスレーは稼いだ金銭を肉の欲や目の欲、生活の奢りのために費やしてはならないと勧めています。即ち次の5つの事を教えています。 即ち @一部たりとも肉の欲を満足させるために浪費してはならない。 A目の欲を満足させるために豪華な品々に浪費してはならない。 B暮らし向きの自慢を満足させるために費やしてはならない。 C自分や子どものために美味しいもの、贅沢な品々に浪費してはならない D自分の子どものためにみすみす財産をの残してはならない、と言う事です。
●「出来る限り与える」と言う事について 出来る限り稼ぎ、蓄えたら「出来る限り与えなさい」とウエスレーは教えています。私たちは神様の財産の管理人ですから神様のみ言葉に服従しながら、神への犠牲として捧げる事が大切です。
●現代における「金銭」に対する考え方 @「金銭」は神様の賜物として価値があり、大切なものです。 A神の賜物ですから「使う前に10分の1」を聖別してお返しする事が大切です。 B人の危機的な状況に役立つように備えておく事が大切です。 C惜しみなく与え、惜しみなく献げる、ようになりたいものです。 即ち、神様に喜ばれるような使い方をしたいものと思います。
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