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2008/11/16(日) 「豊かに実る教会」 本田右一牧師(加古川キリスト教会)
特別礼拝  (聖書)フィリピ4:10〜20

はじめに:
 本日、特別礼拝にお招きを頂き感謝いたします。その折、大嶋牧師より「教会のあるべき姿を語って下さい」とのリクエストを受け、今日のメッセージを用意させて頂きました。

序 論:
パウロが生み出した教会は数多くありますが、一番愛した教会はフィリピの教会だと思います。
私もフィリピの教会の姿を目指して35年間牧会に励んできました。フィリピ4章は結びの箇所です。普通、手紙は祈りで終わるものです。同じパウロがローマ、ガラテヤ等の教会に書いた手紙もしかりです。しかし、フィリピの手紙では祈りと共に感謝が書かれています。この手紙はパウロがエパフロディトをフィリピの教会に送り出した時に託した手紙です。フィリピの教会は祈りと共に多くの献げものをしてパウロの欠けを助けていたのです。

本 論:
 ここでパウロの手紙の真意(メッセージ)は何なのかを考えました。
余談になりますが、「徒然草」に贈り物をしてくれる人や良き医者を友に持つこと進めた段があります。
フィリピ4章を読むとき、パウロは贈り物に対する感謝の表し方に苦労しています。牧師もまた贈り物をするとき、頂く時に人をつまずかせないようにと心を配ります。
パウロはフィリピ教会からの献げものを「主の時、恵みの時」の献げものと受け止め感謝をしています。
 
しかし10節以降にパウロは「富んでいる時も、貧しい時も、空腹の時も、物が余っている時にも、いかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。私を強くして下さる方によって全てが可能です」といって献げものがあるからとか、無いからとかの思いを言っているのではなく、また、献げものに異議を言っているのではないのです。人は○○があれば満足するという考えがあります。がここでは献げものの背後にあるものを言っています。 

パウロは献げものを香ばしい神様への献げもの、と言っています。一リトラ(約三百万円)のナルドの香油を献げた女性の記事がヨハネ12章にあります。その女性はそれだけの犠牲を主に献げたのです。
それと同じように、パウロへの献げものにはフィリピの人々の多くの犠牲があったのです。パウロの喜びはこの犠牲的な献げものに対する感謝であると思い、また神様に対する香ばしいいけにえだと言っています。

まとめ:
 本当の献身のすがたとは、無学、無能、無力のままの自分を主に献げる事なのです。パウロはその献げものの姿にフィリピ教会の献身の姿を見たのです。神戸ひよどり台教会がフィリピの教会に倣って豊かな実りある教会となりますようにとお祈り致します。  



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