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2008/04/20(日)
「世に打ち勝つ信仰」 西脇衛士勧士
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信徒礼拝(聖書)ダニエル書1章
緒論 「世」とはギリシャ語でコスモス・・神が造られた秩序と調和がとれている美しい世界(宇宙)を意味します。最初の人間に委ねられたこの「世)の支配権をサタンに譲り渡してしまった。そのサタンの働きは、人間に神を疑わせ、神から引き離すことである。その結果、この世は秩序(神・愛)ある世界から無秩(神・愛のない)の世界に変わってしまった。その結果人間は自己中心となり、見えない世界から見えるものの世界に心を奪われ、自己中心となった。(第2テモテ3:1−5)(第1ヨハネ2:16)
今朝、ダニエル書を通して、この世の権化とも思われるバビロンに、捕囚されたダニエルとその仲間たちとの信仰から学びたい。
本論 捕囚となったダニエルたちの受けた試練と誘惑とは・・ @文化と習慣 A偶像 B妬み(人間関係)との誘惑と戦いである。 国にはそれぞれの大切にしたい固有の文化があり習慣がある。しかし、その成り立ちが宗教から出ていることが多い。そして、日本の文化習慣だからと言って安易に取り入れる危険性は無いだろうか。そこに又、偶像との関わりが出てくるのです。 そこから生まれる人間関係の難しさもある。そこに神の愛と知恵が必要となってくる。 ダニエルたちは70年に及ぶ捕囚生活の中で異教の文化習慣・偶像に染まらなかった秘訣は何だったのでしょう。(第1ヨハネ5:1−5)
@真の神を神とする信仰・・人と偶像を拝まなかった。それは、死に直面したときも「神は私を助けて下さる。もし、そうでなくても・・」という神に対する絶対的信頼であり、神の最善を信じる信仰である。
A神を愛しその戒めを喜んで守る信仰 何が神に喜ばれることかを知る
B祈りの生活を続ける信仰 ダニエルも日に3度窓を開けて祈った。
しかし、今もこの世の支配者であるサタンはライオンのように食いつぶすべきわたし達を求めて、日夜活動しているのです。しかし、イエス様がこの世に来られたのは悪魔の業を滅ぼすためである。(第1ヨハネ3:8) 結論 サタンに勝利されたイエス様を、神の子として信じる信仰に固く立ち続ける事が、世に打ち勝つ信仰の秘訣である。
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