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2008/06/12(木)
「わたしについてきなさい」畑中康雄勧士
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信徒礼拝 (聖書)マタイ4:18〜22 ●ペテロの人生を変えたイエスの言葉 イエスがガリラヤ湖のほとりを歩いておられた時、2人の兄弟が漁をしているのをご覧になられました。 この2人に対してイエスは「わたしについて来なさい。あなたがたを人間をとる漁師にしてあげよう」と言われました。ペテロとンデレは魂を救うと言う大切な仕事をするためにイエスに招かれた最初の弟子でした。「わたしについて来なさい」と言うイエスの言葉は「神様からの召し」の言葉であり「人間を取る漁師にする」と言う言葉は「神の任務の命令」の言葉でした。
●イエスに従ったペテロとは 聖書によるとペテロは概ね次のような弟子でした。 @イエスが12弟子を選ばれた時にはペテロはその筆頭弟子に選ばれています。常に弟子の中でペトロが先頭におり、代表で語り、代表で答えています。 Aペンテコステの日に最初に群衆に向かって説教をしたのはペテロでした。と、同時に、「私たちの中で誰が一番偉いのか」と仲間争いをしてイエスから注意を受けるような、私たちと同じ1人の人間でもありました。 Bイエスが逮捕された時にイエスを捨てて逃げ去りイエスを三度までも知らないと否定してしまう罪深き姿をも見る事が出来ます。 Cペテロはイエスを一度は捨てましたがイエスはペテロを捨てられませんでした。「復活されたイエスは先ずペテロの前に現れ」そしてまたガリラヤ湖岸で弟子達に現れた時に、イエスはペテロを顧みて「あなたはこの人ちが愛する以上にわたしを愛するか」と三度問い「わたしの羊を養いなさい」と命じれています。 Dこのような偉大なペテロの生涯は何によって始まったのでしょうか。それは「わたしについてきなさい」と言うイエスの言葉に「網〜生活の糧となる総ての源」を捨てて直に従った事からペテロの人生は大きく転換をするのです。人にはそれぞれ転機となる出来事、言葉があります。
●私をキリスト者として生かし続けた一言 私も父が天に召される間際に、私に「葬式はキリスト教で」と言った父の最期の言葉が、今日までのクリスチャン生活の支えとなっています。この明確な遺言がなくて、キリスト教での葬儀を営んでなかったならば、私たちの家族はキリスト教信仰を持ち続けることが出来たかはわかりません。クリスチャンとしての 生涯を全うすることが出来たかはわかりません。 私たちは、心から主に従うことが出来ました。 人生の転換となる言葉に出会ったときにはその言葉に従い、主のご計画に沿った生活が出来るようになりたいものと願います。
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