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2008/09/21(日)
「12の証の石碑を立てて」(北米:滝谷良一牧師)
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献堂12周年記念礼拝 (聖書)出エジプト24:3〜8,マタイ19:23〜30 はじめに: 献堂12周年記念礼拝にお招きをいただき、心から感謝致しております。御教会が益々、主の御導きの元に成長することを祈っております。
序 論: 聖書の中には特徴のある数字が出てきます。例えば「3=イエスの三日目の甦り」、「7=天地創造」「40=荒野の旅、断食など」、そして今朝のメッセージに登場する「12=イスラエルの部族、イエスの弟子など」であります。御教会の12周年は誠に聖書的です。 出エジプト24:4によると、モーセは神と民との契約の締結にあたり、「12の石の柱」をイスラエルの12部族のために建てました。これは神との契約を守るというイスラエルの民の誓いのしるしでした。創世記の31章で、ヤコブは舅のラバンとの間に契約を結んだとき、石塚を築いてそれを記念碑としました。これも契約を守る誓いのしるしだったのです。 かつて旧約の人々は動物の生け贄を献げて神との和解のしるしとしましたが、新約においてはイエス・キリストご自身が十字架上にいのちを犠牲にされることによって、神と人間との間の契約の仲保者になられました。ですから、私たちは動物の生け贄ではなく、イエス・キリストをとおして信仰によって神と和解することが出来るのです。(ヘブル8:6,9:11〜12,9:15参照)
本 論: さて、教会は新しい霊的なイスラエルです。 実は教会こそ「12の石碑の柱」なのです。それは、神がイエス・キリストにおいて私たちとかわされた「契約」のしるしであります。 ペトロの手紙一2:4〜5によりますと、@イエス・キリストは「ただ一度(ハパックス)」人類の罪を贖うために十字架に架かられました。このお方こそ「生きた尊い石」なのです。(2:4) A私たちもこのお方のところに来て留まることによって生きた石として用いられたいものです。そして B聖なる祭司として神に喜ばれる者とされましょう。 私たちは近隣の人、病気の人、苦しんでいる人のために神に執り成す「祭司」であることを心に刻みたいと思います。また、家族や隣人や職場の人々の祝福の存在になりたいものです。
まとめ: 私たちは選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民として信仰生活を送りたいと思います。献堂12周年を迎えた神戸ひよどり台教会は「12の証の石碑」です。そこに連なる主にある信徒たちも「証のための存在」です。 日々、「証の石碑」を立て続けましょう。祝福を心からお祈り致します。
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