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2010/10/10(日)
「心安かれ、我なり、懼るな」大嶋博道牧師
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聖日礼拝 (聖書)マルコ6:45〜52 (今朝の物語) 「うみ(海・湖)」はサタ−ンが支配している世界だと言われていました。→試練や苦難を受ける場所だと思われていました。その「湖」を舞台にした物語です。 イエスは弟子たちを強いて舟に乗せて向こう岸に行かせようとされます。漁師出身の多かった弟子は今日は多分、湖は荒れて危険な日だと分かっていたのでは無いでしょうか。イエスの言われたように弟子は舟に乗ります。そしてイエスは祈るために山に行かれます。夕方になると舟は湖の真ん中に出て行ったが逆風のために漕ぎ悩んでいました。舟は前に進まなかったのです。これを見られたイエスは湖の上を歩いてそばを通りすぎようとされました。このイエスを見た弟子たちはイエスを幽霊だと思い怯えます。この時イエスは「安心しなさい。わたしだ。恐れる事はない」と言われイエスが舟に乗り込まれると風が静まりました。
(み言葉から学ぶ事) 今日のみ言葉からは次の3つの事を学びます。 @人生には逆風、漕ぎ悩む事がしばしばあります。―あなたの人生にもそのような事が無かったでしょうか?家族関係で、職場で、様々な人間関係で「何故?」と思い悩んだ事が無かったですか。それが人生の苦難・試練です。そんな時に人は不安になります。時には孤独になります。全ての人の人生には孤独があります。その時にイエスがいて下さるのです。「安心しなさい」と言ってくださいます。
A主は私たちの危機の真っ只中にいてくださいます。―神様が私たちの中にいて下さると言うのが私たちの信仰です。「主が私たちと共にいてくださる」と言うのが旧約聖書を貫く一貫した信仰でした。「恐れるな。私はあなたと共にいる」(イザヤ43章1〜5節)
B51節に「イエスが舟に乗り込まれると、風は静まった」とあります。イエスが舟に乗れ込まれるとはどんな意味があるのでしょうか。それはイエスを信じて受け入れた時に風が静まったと言 う意味です。イエスを信じて、受け入れた時に私たちの心は平静になるのです。喜びや感謝、平安や希望が与えられるのです。
(結論) 今日のメッセ−ジの結論は「…あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。私は既に世に勝っている」です。 (ヨハネ16:33)このみことばを確信して人生の逆風を乗り越えて行きましょう。
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