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2010/11/14(日)
「現代における健全な子育て」大嶋博道
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大人・子ども合同礼拝 (聖書)申命記6:4〜15 (健全な子育ての前提) 皆さんはどのように子育てをされたでしょうか。また、皆さん自身はどのように育てられたでしょうか。 聖書的な健全な子育ての前提は次の3つです。 @神様の存在を明らかにすると言う事 A子どもの命は親のものではなくて神様から与ったもので、神様の祝福の中に生かされていると言う事 B子どもの命は常に変化すると言う事、です。 ではなぜ子育ては難しいのか、それは私たちを取り巻く現代社会が「少子高齢化」「科学万能主義」「価値観の多様化」「情報過多」「秩序や伝統などの崩壊」などの特徴を持っており、子育てに厳しい状況を呈しているからです。
(何を育てるのか) では子育てとは一体子どもの何を育てるのでしょうか。それは @体をバランス良く育てる A知恵・心・精神を豊かに育てる B子どもの社会性(人間関係)を育てる C子どもの魂(神との深い関わり)を育てる事にあります。
本 論: (健全な子育てのために必要なこと) 健全な子育てのためには「神様の存在を明らかにする事」が第1に大切です。そのためには皆様が神の存在を信じている事です(創1章1節)神様は見て居られると言う事を信じる事です。神様はあなたに関心を持っておられると言う事、あなたの人生のハンドルは神様が持っておられると言う事を信じる事です。
第2に大切な事は「命は神様から与ったものであると言う事を信じる事」です(創2章7節)神様が最終責任を持ってくださるのです。だから最善を尽くさなければなりません。
そして第3の事は「命は常に変化すると言う事」です。そして変化しながら死の間際まで成長しつづけるのが人の命なのです。(詩90編)子どもの変化に寄りそわねばならない点が子育ての難しさです。
(まとめ) 子育てのポイントは「心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くしてあなたの神を愛し、隣人を愛する事」を心に留め、そしてそれを繰り返して子どもに伝え、語り聞かせる事、そしてそれを書き表す事です。何よりも大切なことは、子どものいのちを神に委ね、最善が成ることを信じて子育てに励むことです。祝福をお祈り致します。
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