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2010/11/28(日)
「神は我々と共におられる」畑中康雄勧士
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アドベント(1)信徒礼拝 マタイ1:18〜25 (ヨセフと処女降誕ものがたり) 今日の聖書によるとヨセフはマリヤと婚約していたが、2人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっている事が明らかになった事の顛末が書かれています。 @夫ヨセフは正しい人であったので、マリヤのことを A表ざたにすることを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。 その時に夢の中に天使が現れて「恐れず妻マリヤを迎え入れなさい。」と告げられ、この事が起こったのは B主が預言者を通して言われたことが実現するためであり、その子が Cインマヌエル〜神は我々と共におられる〜と言う意味の名前で呼ばれるイエスだと知らされます。そしてヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じた通り、マリヤを妻として迎え入れたと あります。事もあろうに、結婚する前にマリヤは身重となったのです。婚約者ヨセフにとっては深刻な問題だったのです。
(ヨセフと神のお告げ) このヨセフに「主の天使」が夢に現れて「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリヤを迎え入れなさい。マリヤの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリヤは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」と言われます。姦淫の疑いをもたれ、婚約解消をされても仕方がないこの事態にマリヤの受胎が聖霊によるものであるから、 マリヤを妻とする事を恐れる必要がない事を告げられたヨセフはこの「受胎告知」を受け入れたのです。これはヨセフに対する神様の受胎告知でした。
(インマヌエル信仰) 婚約者マリヤの事を思いやる優しく、あわれみ深い、義なる正しい人であるヨセフ、更には天使のお告げを素直に受け入れてマリヤを妻として迎え、天使の告げられた通り生まれた男の子をイエスと名付けたと言うこのヨセフの信仰に学びたいと思います。 聖書には書かれていませんが、ヨセフには「インマヌエル信仰」があったのではないでしょうか。 神様が共にいて下さると言う信仰があったから天使のお告げを素直に聞き入れる事が出来たのではないでしょうか。 「神は我らと共におられる」と言うこの信仰を私たちも持ちたいと思います。その時にヨセフのように天使の声〜神の声を聞く事が出来てその声に素直に従う事が出来るのではないでしょう か。
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