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2010/11/07(日) 「永遠のみ国を望みて」大嶋博道牧師
 召天者合同記念礼拝 (聖書)ヘブライ11:13〜16

(キリスト教的人生観とは)
キリスト教的人生観とは次の3つに要約出来ます。即ち、
@人生は1回限りであると言う事(肉体の命は一つ)
A人生には終わりがあると言う事(死でもってしか人生の幕は閉じられない)
Bしかし、死は終わりではない事(天国への望みがある事。私たちの本当の住まいは天国にある)です。

(天国とは)
 では天国とはどんな所なのでしょうか。ヨハネの黙示録21章4節では新しい天と地(天国)は「もはや死もなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない」所と述べています。そこは神がおられ、神の完全な愛と義が支配する所です。そこは神のみ心が行われる所なのです。イエスは譬え話でしばしば「天国」がどんな所であるかを教えておられます。マタイ13:44〜50,20:1〜17,25:1〜40参照)
(天国に入るために)
 では、どのようにしたら天国に入る事が出来るのでしょうか。それは
@地上の生活にしがみつかない〜固守しない事です。この地上の生活は「仮の住まい」なのです。この事を知らなければ天国に帰る事は出来ません。死に対して弁解も出来なければ、死ぬ時を延期してもらうことも出来ないのです。そして死ぬ時は全てを手放さなければなりません。
A天国にはイエス・キリストを信じる信仰によってのみ入る事ができます。それはヨハネ14章6節に「…わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことはできない。」とある通りです。
Bヘブライ12章2節にあるように「信仰の完成者であるイエスを見つめながら」忍耐強く走り抜く事です。具体的には聖書のみ言葉に聴き続ける生活、神と向かい合った生活を守る事です。

(結論)
 皆さんはあと何年生き続ける事が出来ますか?生かされている間は意味を見つけて人生を全うする事です。死が終わりではなく、天国が約束されている事を信じて生き続ける事です。
そのためには
@仕事に精一杯時間を費やして欲しい
A家族をこよなく愛して、大切に守って欲しい
B信仰生活を全力を注いで守って欲しいと思います。
「わたしたちはこの地上に永続する都を持ってらず…イエスを通して賛美のいけにえを…絶えず神に献げ…善い行いと施しとを忘れない…」(ヘブライ13章14〜16節)ようにしましょう。


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