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2010/12/12(日) 「マリアの賛歌に学ぶ」大嶋博道牧師
アドベント礼拝(V)(聖書)ルカ1:46〜56 

序 論:(マリア賛歌とは)
 アドベント(待降節)の第三聖日、今朝は「マリアの賛歌(マグニフィカト)」の学びをとおして、私たちの信仰生活を見つめ直したいと思います。メッセ−ジの中心は「わたしの魂は主を崇め・・・この主のはしためにも目を留めてくださったからです。」(1:47〜48)にあります。

 マリアが賛歌を歌ったのは、天使から受胎告知を受けた後、叔母に当たるエリサベトを山里に訪ね、そこで叔母から「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方はなんと幸いでしょう。」と祝福された直後のことでした。
「マグニフィカト」とは「崇める」と訳されていますが、元々、「主である私の神を最大限に大きくします」と言う意味です。自分を小さくして、神を計り知れないほど大きくすること、これこそ「マグニフィカト」の原意なのです。それはマリアの証でもありました。

本 論:(マリアの賛歌から学ぶ事)
 このテキストから次の2つの事にスポットをあてて学びましょう。
@信仰生活において神を大きくし、自分を小さくすると言うこと。
 私たちの社会は持っているものや身に着けている肩書きなどで自分を大きく見せようとします。しかし、「信仰」とは謙虚になって自分を小さな存在とし、神を最大限大きくすることです。礼拝も、祈りも賛美も証しもすべては神を大きくすることに繋がります。

A神はいつも私たちに目を留めていてくださると言うこと。
 生まれたばかりの新生児に母親は常に目を留めます。そのように神は私たちを「エピブレポー」すなわち、受け入れ、心にかけ、顧みてくださるのです。創世記16章にサラの女奴隷ハガルの物語があります。荒野に逃げて彷徨っているハガルに神自らが現れ、最大の配慮をして下さいました。ハガルは「エル・ロイ(目を留めてくださる)」と告白したのです。この「エル・ロイ」とマリアが歌った「私に目を留めてくださる」と同じ意味なのです。神は思い煩いの生活をしている私たちに目を留めてくださり、最善に導いてくださるのです。

(まとめ)
 自らを小さくし、神を最大限大きくしましょう。神様は弱く、迷いやすい私たちに常に目を留めておられることを確信しましょう。「わたしの魂は主を崇め(マグニフィカト)」―これこそ、私たちの健全な信仰生活の姿なのです。


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